英語力がない!ポイントが足りない! あきらめるしかないのか?
技能移民部門で永住権取得を考えている人の多くは、英語力が足りない、技能職に該当する職務経歴がない、現地でのジョブオファーが獲得できない・・・などの理由で、永住権取得をあきらめてしまう方がいらっしゃいます。しかし、実はここが永住権取得へのスタート地点なのです。これらの問題を一気に解決できるのが、ニュージーランドの専門学校留学なのです。足りないポイントを取得していくための道が、ニュージーランドでは非常に明確になっています。
ニュージーランドには、実践な技術を学ぶことができる専門学校がたくさんあります。
日本では専門学校というと、高校卒業者の進路の一つとしてとらえられがちですが、ニュージーランドではかなり事情が違います。ニュージーランドでは、すでに経験を積んだ多くの30代、40代の社会人がキャリアチェンジを図るべく、専門学校に通います。
一般的に専門学校への入学には、コースに応じてIELTS5.5〜6.5相当の英語力が必要になります。日本で高校卒業までの英語カリキュラムを修了されている方ですと、ほとんどの方が語学学校で中級レベルには入れる英語の基礎はお持ちだと思います。
英語学校の中級レベルは学校にもよりますがIELTS4.5〜5相当だとされています。
しかしながら、同レベルの基礎英語力がある場合でも、IELTSやTOEFLなどNZ政府が英語力証明として認めている英語試験で同等のスコアを取得するには試験対策の必要があります。
高校卒業以降、英語に触れていません、という方も多いのではないでしょうか。
そういった場合は、専門学校の前に英語コースへの入学をされ、まずは基礎英語力のブラッシュアップ、その後IELTS対策に進む方法もあります。
英語力には自信がある!という方でしたら、まずはIELTS(Academic)の受験をされてみるといいかもしれません。
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尚、専門学校によっては政府から独自の英語力判定試験を認められている学校もありますので、そういった学校の場合IELTSのスコアは不要です。
また同じく学校によっては専門学校への入学を前提として、事前に付属の英語学校のコースを一定期間無料で受講できるキャンペーンを行っているところもございますので、ぜひご利用ください。
これまでのバックグラウンド、将来の希望、またNZでの雇用機会などを踏まえてそれぞれお客様の方向性をご相談させていただきますが、基本のところとしましては、これまでにすでに大学を卒業されている方ですと、コースによっては1年で修了できるコースへの入学が認められることがございます。(注:コース専攻によっては1年で修了後にPost Study Work Visaの申請が出来ないコースもあります)
日本で短期大学が、専門学校を修了されて同分野での5年以上の職歴がある場合や、高校卒業資格のみでも10年以上の同分野での専門職のご経験がある場合は、学校やコースによっては、特別入学として受け入れがある場合もございますので、まずはご相談ください。
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専門学校の卒業後、多くの方はまず前述のPost Study Work Visaを取得の上合法的に滞在をしながら就職活動を行います。
雇用を得ることで永住権につなげる場合に重要になるのが、「職種タイトル」「職務内容」「その職種に対するバックグラウンド」そして「給与金額」です。
NZでの技能部門での永住権を申請する場合、その方はその職種に対しての「技術(職歴)や知識(知識)があること」そして得た雇用がNZでの「技能職」であることが求められます。
この後者が見落とされがちですが、たとえば「職種タイトル」上は技能職として移民局が提示している職種でも、実際にやっている「職務内容」が異なって居たり、技術がある人を雇用しているはずなのに「給与」が最低時給だったり…ということになりますと、移民局は厳しく審査をしていくことになります。
永住権の申請をしますと1次審査のEOI、そして本審査と2回の申請料が発生します。これも決して安い金額ではありませんね。実際にその雇用で永住権を今のタイミングで申請して問題がないのか、しっかりと専門家に相談しながら進めるようにしましょう。