スーパーシティオークランド
オークランドシティはニュージーランド国内の総人口約 458万人のうち、3 分の 1 の約 145 万 人が住んでいる国内最大の都市であり、2010年11月より7つの地方自治体が合併し、スーパーシティオークランドとなりました(オークランド市、マヌカウ市、ノースショア市、ワイタケレ市、パパクラ地区、ロドニー地区、フランクリン地区)。
■オークランドエリア
オークランド中心(CBD: Central Business District)はオフィスビル、ショッピング店などが密集しており、オークランドシティの経済の中心となります。年齢別人口の統計では、 15歳〜24 歳、35 歳〜49 歳が一番高い数字を記録しています。「学生と社会人の街」であり、テナントの入れ替わりは早いものの、安定した高い賃貸需要が見 込めます。商業用不動産の平均利回りはおよそ5%〜 8%です。
■ノースショアエリア
オークランドからノースショアブリッジをまたいで北に位置します。オークラン ドシティの中でも比較的静かで、平和な街であり、一軒家がメインとなります。特に評判の良い学校のあるエリアでは1億円級の物件が並ぶ高級住宅街があります。不動産の価格帯は大きく分けると、モーターウェイ を真ん中として、左側(陸側)は比較的安価となり、右側(海側)は高くなります。単純に海に近ければ近いほど、土地の価格が高くなり、その分将来的に土地の大きな値上がりが見込めるも のの、利回りは低くなり、平均で 3〜4%となります。 また、現在ノースショアの中心に位置するアルバニーの北、シルバーデールをメインに更に北へ北へと住宅地が開発されております。
■ワイタケレエリア
オークランド市の西に位置します。市の中心は、ショッピングモール、病院など、生活に必要なものは揃っていますが、少し西に離れると、山、谷、森林が広がっていて、車で10 分も進むと自然国立公園もあります。全体的に見て土地の価格は比較的安価で、市内のエリアによっては現在開発が進められている地域があります。2026年までにオークランド人口は約 45%上昇と予想されている中で、ワイタケレは約60%の上昇が予想されていますので、将来的に地価の上昇がある可能性もあります。ただし、オークランドシティの中では、マヌカウに続き、治安があまり良くないエリアといわれていますので、居住目的で不動産を購入する場合は、注意が必要です。
■マヌカウエリア
マヌカウはオークランドの次に大きいエリアであり、オークランドから南に位置します。エリアによっては、土地の価格が安いものがあり、安価で不動産、特に一戸建てを手に入れることができます。ただし、マヌカウはオークランドシティの中では、あまり治安がよくないエリアといわれていますので、不動産購入の際は入念なエリアチェックが必要です。 yージからはノースショアエリアを中心に、オークランド中心、ワイタケレの売却物件 を参考としてご案内します。