弊社にお問い合わせいただくお客様の中で、今すぐにでもビザ申請が出来る方もいらっしゃるのですが、そのことをお伝えすると結構皆さん「後で検討します」といわれます。
恐らくとりあえずは情報収入と思って弊社へご連絡いただいているのでしょう。海外へ移住・・・となると家族や身の回りの整理等面倒な事も色々ありますし、都合悪い事も出てくる場合があります。
一大決心が必要な事も理解しています。
ただ長年ビザ申請に関わってきた者としてこれだけは声を大にして言いたい!のですが、「とりあえずビザ申請は済ませておこうか・・・」的な方向で思考を少し切り替えてもらえたら絶対いいのに〜と思うのです。
特にここ数年は、起業家ビザと投資家2カテゴリのビザのポリシーが厳しくなってきています。
更に条件変更の発表は突然されますので、発表されてから準備をしても「遅い」のです。
実際に発生した近年のケースを例にみてみましょう。
ケースその1:起業家ビザ(LTBV)申請の締め切り発表
移民局の発表日:2013年12月13日
LTBV申請締切日:7日後の12月20日午後4時
LTBVビザの申請は、単にビザ申請書に記入するだけではなく、ビジネスプランや今後3年間のfinancialforecast(財務予測)も申請書と共に提出しなくてはなりません。
書類の準備でも最低1ヶ月はかかるため、13日の発表の段階で既に申請書類が整っている方しか締め切りに間に合わず、準備中の方は皆申請を諦めざるを負えない状況になりました。
3ヶ月後にLTBVに代わり新起業家ビザ(EVWビザ)の内容が発表されましたが、条件はとても厳しいものでLTBVビザ申請に間に合わなかった方全員が失望したことでしょう。
昨年のEVWビザ申請が約40件だったという話からも条件の厳しさは伺えると思います。
内容詳細はこちら↓
http://www.immigration.govt.nz/migrant/general/generalinformation/news/businessmigrationpolicieschanging.htm
記事が長くなりそうなので、ケースその2以降は次号のメルマガでお知らせしますね。