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Vol. 8 投資家2部門セレクション 4月13日

前のメルマガでNZへの移住について悩むより先にビザ申請は終わらせておいたほうが良いお話をしました。

何故、そう思うのか? 

下記は前号のメルマガ記事「まずはビザ申請をしてみる1」の続きとなります。
1をお読みいただいて無い方はまずは前号のメルマガをご覧くださいませ。
https://eastwind.co.nz/mailmagazine/index.php?vol=194

ケースその2:投資家2カテゴリEOI申請のポリシー1部変更

移民局が発表した日:2014年11月19日
変更開始日:11月27日より(発表の8日後)

起業家ビザ条件が厳しくなった事もあり、資金に余裕のある方の多くが投資家2カテゴリへの申請に流れました。
移民局はこれまでは「EOIセレクション」といいつつも実際は投資家2カテゴリの最低条件を満たしたEOI申請者全員を本申請へ招待していたそうです。

起業家ビザが厳しくなってからも引き続き同じ調子でEOI申請者全員を招待し続けていたため、気がついたら年間受入限度300件を大幅に上回る400件を本申請へ招待している事が判明したので、すぐさま今後は申請ポイントの高いEOI申請者から順に15名程度のみ本申請へ招待していく予定だと発表をしました。

(EOIセレクションについてご不明な方は過去のメルマガ
「投資家2部門ルール変更」の記事をお読みください)
https://eastwind.co.nz/mailmagazine/index.php?vol=188

弁護士に確認したところ、1週間後の26日が改定前最後のEOIセレクションで、その日に間に合うようEOI申請書を出せば最低基準を満たしているだけで通るという話だったので、既に申請準備段階であったお客様全員に連絡をし、26日までに間に合うように書類を移民局へ提出しました。

ですが結局は2日後の21日にセレクションが行われたことを弁護士から知らされたのです。

日本では絶対ありえない事ですね。

余談ですが、NZで生活していると、「絶対日本ではありえない」事が普通に行われています。

最初のうちは驚くことばかりですがそのうち「だってNZだもんね」と思えるほど心が寛容になっている自分がいます。

それ以上にNZの素晴らしいところが沢山あるからだと思います。

話を戻しますが、現在投資家2カテゴリは最低条件をクリアしているだけでは本申請への招待は来ないと断言します。

申請ポイントの高い順から選ばれるようになってから4ヶ月が過ぎようとしていますが、先々週に行われたEOIセレクションでは本申請へ選ばれた方の最低ポイントは69点でした。

この69ポイントですが、前のメルマガで簡単にお知らせした通り、主申請者の[年齢][英語力][事業経験年数][NZへの投資額]の4項目から「ポイントスケール」を基に計算します。

ポイントスケールについてご不明な方はまでお問い合わせくださいませ。

例えば、事業経験が10年以上、英語力もIELTSで5ポイント以上お持ちの60歳以上の方は、年齢でポイントは稼げず(0ポイント)、事業経験も10年以上が最大で30ポイント、英語力もIELTS5以上で最大10ポイントで申告が可能ですが69ポイント稼ぐためには、4億2500万円を投資しないとなりません。

つい4ヶ月前までは1億5千万の投資で申請できたのですから、悔やんでいる方も多いと思います。

ということで、ご紹介しました2つの実例から移民局は容赦なくそして突然にポリシーの変更をすることがお分かりいただけたでしょうか。

実際あの時申請しておけばよかった・・・と思っている方は数多くいらっしゃいますので、このメルマガをお読みいただいている方で、NZにいずれは移住したいと少しでも考えている方は、是非ビザ査定をしてみて、現在のビザ申請条件にカバーしているならば、まずは申請を済ませておくことを強くお勧めします。

ビザの申請費用ですが、日本から申請すれば無料ですし(1部例外あり)、審査期間も1年位は軽くかかりますから直ぐビザが降りるわけではありません。

それにビザの審査自体も厳しくなってきています。

その後移住について検討してみて「やはり日本の生活がいいな」と思ったらビザを取り下げればいいのです。

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