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Vol. 15 NZ の学校は10段階にランク分け

VOL.15 2007年12月03日 ───────────────────────
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                発行:イーストウィンド <隔週月曜配信>
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ニュージーランドも段々夏らしくなってきましたが、日本ではそろそろ冬支
度ですね。街もクリスマスのイルミネーションに彩られる季節ではないでし
ょうか。

夏といっても、ニュージーランドも12月がクリスマスであることに変わりは
ありません。街にはサンタクロースやリースの飾りがあちこちで見え始めま
した。でも、夜に人が街に出歩くことがないニュージーランドでは(クライ
ストチャーチではと言ったほうが正しいかもしれませんが)、電飾というも
のがほとんどありません。ライトアップされたクリスマスツリーが懐かしく
なります。

オークランドもクライストチャーチも、街をあげてのサンタパレードが行わ
れる季節となりましたが、12月25日は真夏ですので、この時期ぐらいの涼し
さが一番クリスマス気分を味わえるのかもしれませんね。


(よ)


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今日のメルマガラインナップ

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1.ニュージーランドの教育事情(Vol.02) 〜 小学校編 〜
2.ニュージーランド移住奮闘記(Vol.02)
3.連載コラム! 周さんのNZ生活(VOL.09)
   〜 メタボ考 〜


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  1.ニュージーランドの教育事情(Vol.02) 〜 小学校編 〜

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さて、前回は、ニュージーランドの幼児教育についてご紹介させていただき
ました。そこで、5歳の誕生日になると小学校へ入学するとお話しましたが
、実際、ニュージーランドの初等教育は6歳から始まります。ただし、5歳の
誕生日を迎えると、小学校入学準備のようなかたちで入学許可が与えられる
ので、ほとんどの子供は、5歳の誕生日から小学校に通い始めます。つまり
、入学式などはなく、毎日のように5歳を迎えた新しい生徒が入ってくると
いうわけです。

小学校を選ぶときには、フルプライマリーという8年間の小学校と、コント
リビューティングという6年間の小学校とがあります。コントリビューティ
ングに言った場合は、インターミディエイトスクールというところに2年通
ってからハイスクール進学となりますので、どちらに行っても、高校へは同
じ時に進学することが出来ます。

学校は、私立と公立があります。公立に通う場合、永住権保持者・就労ビザ
保持者は、ニュージーランド人と同じように無料で通学することが出来ます
。私立の場合は、ニュージーランド人でも有料ですので、同じだけの金額を
支払う必要があります。また、それ以外の留学生に関しては、私立はもちろ
んのこと、公立も有料となります。

ニュージーランドの学校は、小学校も高校も、Decileというもので10段階に
ランク分けされています。これは、日本でいう偏差値のようなものではな
く、学業・スポーツ・教育・学校活動・地域など、様々な要素の評価によっ
て決められています。Decileが高ければ高いほど、安心して通える学校と言
えるでしょう。特に、小学校の場合は、その地域の治安が反映されるケース
が多いですので重要です。

小学校の授業は、日本とは異なる部分も多く、特に低学年は、幼稚園の延長
のような授業もあります。とにかく「勉強勉強」という環境ではないことは
間違いなく、のびのびと子供のやりたいことを取り入れ、個性をのばしてい
くという教育方針です。日本から移住してきた小学生の子供たちは、最初は
英語に戸惑いますが、半年も経つころには、ニュージーランドの小学校が楽
しくて、日本の学校にはもう帰りたくないと言います。子供には、とっても
楽しい学習環境のようです。

最近、親子留学で、1年だけニュージーランドの小学校に留学させるという
ケースが非常に増えてきています。英語を身につけさせるという目的だけで
なく、日本以外の文化とふれあい、貴重な時間を日本の小学校だけで終える
ことなく、できるだけ多くのことを子供に経験させてあげたいという目的の
ようです。

小学生の子供をニュージーランドに留学させるとき、親御さんは保護者ビザ
(ガーディアンビザ)が取得できますので、お子さんが学生ビザを保持して
いる期間と同じだけニュージーランドに滞在することができます。親子留学
の場合、お子さんは学生ビザ、お母さんはガーディアンビザというのが主流
です。

また、このガーディアンビザは、お子さんが学校に通っている時間内であれ
ば、週20時間まで学校に通うことができます(ただし、小学校がホリデー
中を除く)。お子さんが学校に慣れてきたら、お母さんも学校に通って英語
を勉強することができるのです。

さらに、仕事をさせてくれる場所が見付かれば、週20時間まで仕事をする
こともできます(同上)。どちらの場合でも、移民局に申請しなければいけ
ませんが、お子さんがニュージーランドの小学校を楽しんでいる間、お母さ
んも仕事や勉強ができますので、是非、いろんなことに挑戦していただきた
いと思います。


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  2.ニュージーランド移住奮闘記(Vol.02)

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先日、クライストチャーチで仕事を探すことの難しさを意見交換する機会が
ありました。今回は、そこに参加してくださった方をご紹介させていただき
ます。

Tさんは、とても素晴らしい経歴をお持ちで、アメリカで5年間を過ごし、大
学もアメリカで卒業されました。日本に帰国されてからも、インターナショ
ナルスクール(英語で幼児教育を行う機関)に勤務し、常に英語に触れる環
境で仕事をされていらっしゃいました。

そして、お嬢さんが6歳になったとき、海外移住を決意し、今年の4月にご家
族でクライストチャーチへやってきたわけです。まず、ニュージーランドを
選んだ理由は、先進国の中でも情勢が安定しているということと、教育が英
語で行われているということでした。そして、その中でもクライストチャー
チを選んだ理由は、都会すぎないということと、反対に田舎すぎることもな
く、生活に必要なものは簡単に手に入る環境であること。そして、なにより
も、子供のことを考えたとき、自然に囲まれたガーデンシティ クライスト
チャーチは、生活の場として最適と考えてのことでした。

そもそも、英語もできて、経験もあるTさんは、仕事はすぐに見付かるだろ
うと考えていました。ですので、お嬢さんは4月から学生ビザを収得し小学
校へ通い、Tさんは観光ビザで就職活動を始めたのです。ところが1ヶ月たっ
ても、働けるビザを持たないTさんには、なかなか仕事を得るチャンスが巡
って来ませんでした。そこで、まだワーキングホリデービザ取得可能年齢で
あったTさんは、まずは働けるビザを取得して就職活動をすることにしまし
た。

そして、早速雇ってもらえる会社が決まり、そこで就労ビザもサポートをし
てもらえるはずだったのです。ところが、やはり就労ビザとなるといろいろ
難しく、結局その会社での就労ビザサポートは断念。改めて就職活動をする
ことになりました。しかし、その時点で、ワーキングホリデービザはあと2
ヶ月しか残っていませんでした。なぜなら、当初半年あれば仕事も見付かる
だろうと思ったTさんは、半年のワーキングホリデービザしか申請しなかっ
たのです。

残りがあと2ヶ月となってしまったTさんは、最初は自分のやりたい仕事や興
味のある仕事を選んで応募していましたが、なかなか良い返事をもらうこと
ができず、最終的にはインターネットで片っ端から履歴書をだしまくりまし
た。その数は500件にものぼったそうです。自分の足でも履歴書を持って歩
きました。私がTさんにお会いしたのは、そんな時でした。

「まさかこんなに仕事を探すのが難しいとは思ってもみなかった」とTさん
はおっしゃいました。そして、当時アルバイトをしていたカレー屋さんで、
就労ビザをサポートしてくれるということで、職種的には不本意ではありま
すが、まずは就労ビザを取ることが、永住への第一歩ですし、仕事がなけれ
ば滞在もままなりません。カレー屋さんでも、就労ビザをもらえれば、その
後にまたなにか別のチャンスがあるかもしれません。私は、彼ほど英語ので
きる人でも、これほどまでに仕事を得るのが難しいと知り、分かってはいま
したが、改めて就職活動の難しさを思い知ったのです。

そんなTさんが、先日オフィスを訪れ、「就労ビザ取れました」と報告をし
てくれました。私はてっきりカレー屋さんかと思ったのですが、聞いたとこ
ろ、履歴書を出していた別の会社から連絡があり、最終的にそこに決まった
というのです。しかも、カレンシーエクスチェンジ(海外送金専門会社)の
会社で、クライストチャーチで20年以上もの実績がある現地企業です。カレ
ー屋とは全然違う職種ですが、今後の彼の生活やビザの行方を考えたとき、
この会社の方がいいことは明らかです。「おめでとう!」という気持ちの中
、正直驚きの気持ちも大きくありました。

「就職活動は難しいけれど、全然だめなわけではないんだ!」ということで
す。確かにTさんは最初から英語力を持ち合わせていましたし、今回のポジ
ションであるジャパニーズコーポレートディーラーという仕事が、彼の日本
での経歴が生かせる仕事であったことも大きいと思います。そしてなにより
も、最後まであきらめずに就職活動を続けたTさんの熱意と努力の賜物なの
は言うまでもありません。

就労ビザを獲得するためには、やはりまずはワーキングホリデービザで仕事
をして、その間に自分を認めてもらって就労ビザに繋げるという方法が最も
一般的です。Tさんも、より就職活動をしやすくするためにワーキングホリ
デービザを取得したわけです。しかし、最終的にTさんはワーキングホリデ
ーを保持しているかどうかは関係ない状態で現在の仕事を得て、すでに3年
間の就労ビザを手に入れました。つまり、働けるビザを持っていなくて、ワ
ーキングホリデービザのように自分をアピールする場を持ち合わせていない
人でも、このように就労ビザを手に入れることができるのです。もちろん誰
でもというわけではありませんが、一つの成功例として、ご紹介させていた
だきました。

Tさんに、これから移住する方へのアドバイスをお聞きしました。
「家族のいる方は特に日本での蓄えは必要です。ご自身でビジネスを始める
のにも、ニュージーランドに来てから就職活動をするのにも、資金がなけれ
ば始まりません。ワーキングホリデービザで就職しても最低賃金に近い賃金
で雇われるので家族で移動されている方にはかなり厳しい財政になります。

私の場合はその算出を誤ったため、途中からは遠隔でできるコンピュータの
仕事を夜中にしなければならないことになりました。あとは、断固たる決意
で着実に前に行動すると必ず何かしらの活路が開けると思います。」確かに
その通りです。ある程度の余裕がなければ思い切った行動も取りにくいもの
です。移住に向けて、貯蓄と英語力は、あるに越したことはないといことで
すね。


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  3.連載コラム! 周さんのNZ生活(VOL.08)
     〜 メタボ考 〜

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オークランドの町を歩いているとびっくりするような肥満体に出くわす。男
性より女性に多い気がする。失礼だからチラと横目で見るだけだが千代大海
や琴三喜もゴメンナサイである。もともと大柄な白人やマオリだから日本人
の肥満とは比較にならないだろうがそれにしてもあれだけ太っては日常生活
にも何かと不自由があるのではないか。

その一方でジョガーがとても多いのもこの国の特徴だ。空気もきれいだし歩
道もジョギング向きに走りやすく広い。見事にスリムな体型で軽やかな足ど
りで私のそばを走り抜けて行く。遠目には体型から若い女性かと思っていた
ら意外とかなりの年配だったりして。これにはジョギングなどまずは三日坊
主のこちらがゴメンナサイだ。あの年齢であの体形を保つには相当の年季が
必要なはずだ。

メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)が日本では話題になって久し
い。「肥満はすべての成人病のもと」と言うわけでこのほど厚生労働省が打
ち出した国民的メタボ基準は男性で腹囲85センチ、女性で90センチだと言う
。なぜ女性のほうが5センチ多くていいのか良くわからないが問題は厚生労
働省のこのあとの指針である。2008年から40歳以上の日本の成人に健康診断
をして、メタボ基準を超えた人には保健指導と受診勧奨を行うと言うのだ。

さらにこのメタボ基準をクリアしないと将来医療費の自己負担率を上げる計
画もあるという。つまり、指導して勧奨すれば血圧降下剤やコレステロール
など成人病関連薬品の企業が儲かり、医療費の国庫負担も少なくなると言う
図式だろう。(この辺の厚生労働省のいい加減さは文芸春秋12月号に詳しい
。安倍内閣に引き続きぐちゃぐちゃの福田内閣でひとりエエカッコしいの大
臣にぜひ話を聞きたいものだ。)

ニュージーランドのお役所がこんな指針を打ち出したらどうなるだろう。KI
WIに聞いて見なければわからないがたぶん大騒ぎになるに違いない。もとも
と小さな政府で役人の数も少なく(そのことで問題もあるのだが)自己責任
の観念が強い国だ。ここまで国民を“指導”したら強い反発が出るに違いな
い。だいたい私はこの指導と言う言葉を日本の役人が国民に使うこと自体が
気に入らない。広辞苑を引くまでもなく指導とは教え導くと言う意味だ。同
じ広辞苑に公僕(公衆に奉仕する者の意、公務員などの称)と言う言葉も乗
っている。日本の役人に言葉の使い方を指導してやりたいものだ。

近所のスーパーマーケットのそばに老人クラブがある。毎週金曜日の午後は
定例のパーティーがあるようで70歳、80歳を越すようなお年寄りが大勢集ま
ってくる。このお年寄りたちの中にお相撲さん風は一人も見当たらない。超
高齢者ほどスリムである。自己責任の結果であろう。私はと言えば厚生労働
省指導基準ギリギリの腹囲85センチのズボンをはいている。少々キツイ。


(周)



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【あなたにもできる! ニュージーランド移住情報 】
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今回もご愛読いただきまして、ありがとうございました。
次回のニュージーランド情報もお楽しみに!

これからもどうぞよろしくお願いいたします。


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