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Vol. 30 NZ 男の子の将来の夢ベスト3

VOL.30 2008年7月14日 ───────────────────────
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                発行:イーストウィンド <隔週月曜配信>
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先週は、出張でオークランドへ行ってきました。オークランドへ
行くたびに、人の多さと車の多さに驚かされます。

東京出身の私ですが、東京に人がたくさんいるのは当たり前なの
で驚きません。しかし、普段はクライストチャーチで生活してい
る私にとって、ニュージーランド=クライストチャーチですので
、「ニュージーランドなのに、こんなに人と車が多いなんて!」
と驚いてしまうのです。

特に驚くのは、高速道路と、その渋滞っぷりです。本当に、この
渋滞にはまるたびに、私は日本を思い出します。クライストチャ
ーチには高速道路もないですから、もちろん出口渋滞や、合流渋
滞もありません。それでも、オークランドのハーバーブリッジか
ら臨む景色は美しく、海は青く、空は高く、混雑しているのは街
の中心部のみです。

ちょっと車を走らせれば広大なニュージーランドの自然が広がり
ます。仕事も、自然も満喫!というのには最適な場所なのかもし
れませんね。


(よ)


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今日のメルマガラインナップ

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1.News !  〜 第32回 NZ 外貨預金、不動産購入、移住説明会 〜
2. ニュージーランドのスポーツ(Vol.01) 〜 ラグビー 〜
3.ニュージーランドの生活情報(Vol.10) 〜 粗大ゴミを捨てる 〜
4.連載コラム! 周さんのNZ生活(Vol.24)
   〜 OBATARIAN in Gold Coast 〜

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  1.News !  〜 第32回 NZ 外貨預金、不動産購入、移住説明会 〜

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いまだ景気回復の見られない日本に見切りをつけて海外に移住したい!
老後はのんびりニュージーランドで過ごしたい!

でも、

本当に住むことが出来るのか?
仕事はあるのか?
物価は?

など、多くの方が同じ不安を抱えています。

ニュージーランド現地スタッフが日本に出向き、永住権取得・不動産購入
・外貨預金・起業・長期滞在希望の方々を対象に、今回で第32回目となる
外貨預金、不動産購入、移住説明会を行います。

説明会では、新移民法やビジネスの起こし方、家の購入、教育制度、政治、
経済についても触れさせて頂く予定です。


●ニュージーランド外貨預金、不動産購入、移住説明会(東京会場)
  ・日時 : 2008年7月20日【日】 13:00 〜 15:00(※12名様限定)
  ・場所 : ウェスティンホテル東京
17階エグゼクティブラウンジルーム(ミーティングルーム)

▼第32回 ニュージーランド外貨預金、不動産購入、移住説明会の
お申し込みはこちらから

http://www.eastwind.co.nz/ew/eij/eij_semi.html


※説明会当日にご参加できないお客様や首都圏以外の地方にお住まいの
お客様向には個別カウンセリングを開催しております。

個別カウンセリングをご希望のお客様はお気軽にお問い合わせ下さい。
  → Email: ijyu@eastwind.co.nz


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  2. ニュージーランドのスポーツ(Vol.01) 〜 ラグビー 〜

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今号から、こちらの欄では、数回にわたり、ニュージーランドの
スポーツについてご紹介していきます。第1回目の今日は、ニュ
ージーランドと言えばこれなしには語れない「ラグビー」につい
てです。

ニュージーランドでは、男の子の将来の夢ベスト3にはいるラグ
ビー選手。大柄で屈強な男達が身体をぶつけ合いながらひとつの
ボールを奪い合いゴールを目指すラグビーは男のロマンです。

国の代表、オールブラックスの一員に選ばれることは、イギリス
からナイトの称号を任ぜられることより名誉と考える人が多くい
ます。この国では老若男女関係なくラグビーが浸透しており、大
きな試合のある土曜日は、街中のレストランから賑わいが消えま
す(多くの人が家でテレビ観戦)。関心の高さは、日本のサッカ
ーW杯や高校野球の決勝戦以上です。

ラグビーの試合の勝敗によって、家庭内暴力が増えるという統計
もあるそうです。これはラグビーによる悪影響ともいえますが、
それくらい、ニュージーランドで国民がひとつになって熱くなれ
るスポーツ、それがラグビーなのです。


−ラグビーのルール

まずはラグビーのルールを簡単にご説明いたします。
通常は15人vs15人で戦います。時間は、前半40分後半40分、間に
10分の休憩をはさみます。延長戦は基本的にはありません。

ラグビーを一言で表すと「陣取りゲーム」だということができま
す。1つのボールを2チームの選手が奪い合い、ボールを持って
敵地に攻め入ります。目指す先は「インゴール」と呼ばれるスペ
ース。このスペースにボールをタッチさせる事により得点が認め
られます(この得点を「トライ」と言います)。両チームの選手
達は、このトライを得るために、お互い体をぶつけ合い、ボール
を奪い合って攻防を繰り返すのです。

ボールは、持って走ること、手で放る(パス)こと、足で蹴る(
キック)ことが認められています。また、全身のどこにボールが
触れてもいいことになっています。特徴としては、ボールのパス
は必ず後方へ、ということです。つまり、常に自分より後ろにい
るプレーヤーにしかボールを渡すことができないのです。

その他、得点にはトライ以外にキックで得られるものがあります
。これは、ゴールポストの間のクロスバーより上の空間にボール
を蹴り通すことにより認められます。このキックを「ゴールキッ
ク」と言います。


−ラグビーの歴史

ラグビーの強豪と言えばニュージーランドですが、実際のところ
発祥の地はイギリス。当初はヨーロッパ圏の国々が主導権を握っ
ていました。1987年から世界の頂点を競うラグビーワールドカッ
プが開催されるようになり、ニュージーランド、オーストラリア
が台頭し、上位を占めるようになりました。

そして1995年に南アフリカが国際舞台に復帰して以降、ラグビー
は完全に南半球3カ国を中心に回り始めました。この南半球3カ
国(ニュージーランド、オーストラリア、南アフリカ)で競われ
る大会が、「トライネーションズ」であり、この大会での勝利チ
ームが実質世界最強と言われています。


−国内ラグビーチームの種類

ピラミッド形式になっています。大きく分けて下記の4つのカテゴ
リーに分類することができます。

・オールブラックス
・スーパー14
・NPC
・クラブチーム

選手は誰しも最下位のクラブチームからスタートします。クラブ
チームで活躍すると、オークランドやカンタベリーなどの地区代
表であるNPCに選ばれます。その中で優秀な成績を残すと、そ
の上のスーパー14のメンバーに選ばれます。

スーパー14とは、ニュージーランド5チーム、南アフリカ5チ
ーム、オーストラリア4チームの各国代表クラブ14チームによ
って繰り広げられるリーグ戦のことで、14チームが一回戦で総当
たり戦を行い、上位4チームがプレーオフに進んで優勝チームを
決定します。

このスーパー14のニュージーランドチームの中でもっとも活躍
したプレーヤーがニュージーランド代表、オールブラックスに選
ばれます。4つのカテゴリーの中にはさらに細かいピラミッドが
存在しており、それぞれのグレードのリーグ戦を勝ち抜いて上の
クラスにあがっていくのです。


−シーズン

それぞれのシーズンスケジュールは下記のとおりです。

・オールブラックス(国対抗戦)
シーズンは6月〜8月下旬まで。6月は主に北半球のチームとテ
ストマッチを行い。7月から8月下旬まではニュージーランド、
オーストラリア、南アフリカの3カ国によるトライネーションが
あります。

・スーパー14(南半球3カ国地区代表戦)
シーズンは2月中旬から5月中旬くらいまで。その年のラグビー
シーズン到来を告げるシリーズで、どの国のチームが強いかによ
ってその年の代表の戦果が占えます(なぜなら、このスーパー1
4で活躍した選手から代表が選ばれるため)。また、新しい戦術
や新ルールはここからスタートするので注目です。

・NPC(地区対抗戦)
シーズンは8月上旬から10月下旬位まで。序盤はその年クラブ
で活躍した選手や新鋭選手が中心となり、中盤から終盤にかけて
はオールブラックスの選手が各地区の代表にもどります。

・クラブチーム
シーズンは、3月下旬にシーズンから7月下旬から8月上旬位ま
で。アマチュア大会のようなもので誰でも参加可能。グレードは
自己申告制で好きなチームに所属できますが、シーズン開幕前の
2月から3月に行われるプレテストマッチで実際の能力を判断す
ることになります。

少し話がそれますが、もしニュージーランドでラグビーに挑戦す
るならば、まずはクラブチームに所属することからはじまります
。グレードは自己申告制ですが、実力が発揮できなければ容赦な
く下のチームへ降格となります。若いうちですとU-19、U−
21のように年齢別のチームに参加して同じ年頃の人たちの中で
技術を磨く場合もあります。

クラブチームの中には、女性のチームや、30歳、40歳、50
歳と年齢が上がっても楽しめるものもあります。これらのチーム
はプロをめざすというより試合を楽しむことを大事にしているの
で、基本的に練習はあまりしません。選手の多くも引退後はこの
ようなチームでプレーしています。

ただ、ラグビーはケガが多く、しっかり身体づくりをして臨まな
いと危険というイメージがあります。テニスやサッカーのように
興味本位で参加できる雰囲気ではありません。気軽にラグビーを
経験するという意味でおすすめなのが、タッチラグビーです。タ
ッチラグビーは、1960年代、オーストラリアでラグビー選手のウ
ォームアップ用として始められたものです。タックルのかわりに
タッチ(片手または両手でボールを持っている人に触れること)
を取り入れており、激しいプレーは一切ありません。安全かつ簡
単にラグビーの魅力に触れることができます。


−近年のラグビー成績

・オールブラックス
2007年W杯大会はフランスで開催され南アフリカが優勝しま
した。この大会でベスト8に進出したのは、オーストラリア・イ
ングランド・ニュージーランド・フランス・南アフリカ・フィジ
ー・アルゼンチン・スコットランド。残念ながら、過去最強、優
勝大本命とまで呼ばれていたニュージーランドは、準々決勝でフ
ランスに敗れ、まさかの敗退でした。これは過去最低の結果で、
国民も期待はずれの大ショック。試合後数日は、街の中もどこと
なく静かで重い空気が漂っていました。

余談ですが、日本代表も1987年の第1回大会から毎回出場し
ています。戦果はいまひとつ。1991年の第2回大会でジンバ
ブエに1勝したものの、第5回大会までの戦績は1勝15敗と大
きく負け越しており、決勝トーナメントに残ったことはありませ
ん。とくに、1995年の第3回大会でニュージーランドに17
-145で負けたのは、大会の1試合最多失点記録となっていま
す。

次回2011年のラグビーW杯は、日本との誘致合戦の末、ニュ
ージーランドで開催されることが決定しました。

今年のオールブラックスは好調なすべりだしです。5月末から北
半球チームとのテストマッチが行われ、アイルランド戦もイング
ランドとの2戦も、すべて快勝でした。そして7月に入り南半球
の熱き戦いトライネーションズの始まりです。まずは南アフリカ
との戦い。7月5日はみぞれまじりの冷たい雨が降るウェリント
ンでの試合で、それでも19対8と勝利を収めました。

7月12日、南島ダニーデンでの対南アフリカ戦は28対30で
敗れ、残念な結果でしたが、このあともオーストラリアとの戦い
を控えており、オールブラックスからまだまだ目が離せません。

・スーパー14
2月15日からはじまった今年のスーパー14。5月31日には
優勝決定戦があり、クライストチャーチを拠点とするカンタベリ
ー代表のクルセーダーズが、オーストラリアのワタラスを20−
14で降し、優勝しました。オールブラックスのテストマッチが
控えていたため、残念ながら優勝パレードは行われませんでした
が、クライストチャーチの街の中は一時期赤と黒の風船が飛び交
い大変な騒ぎでした。


−ハカについて

最後に、ニュージーランドのラグビー試合といえば「ハカ」も忘
れてはならない重要なポイントです。「ハカ」は先住民マオリの
民族舞踊で、戦いに行く戦士の士気を鼓舞する踊りです。手をた
たき地面を踏み鳴らし、うなりながら相手を威嚇します。

オールブラックスをはじめラグビーの国際試合の前には必ず披露
されます。国を挙げての大事な舞台で選手達がマオリの踊りを披
露するということは大変興味ぶかいことです。それだけこの国で
他民族の融合が進んでいることが分かります。なお、マオリは独
自に「ニュージーランドマオリ」というチームも持っています。

マオリの代表ということで、こちらもオールブラックス同様、選
ばれることが名誉と考えられています。主に、遠征にきた海外の
チームがオールブラックスとテストマッチをおこなうときの前哨
戦としてニュージーランドマオリと試合を組んでいます。

以上がニュージーランドのラグビーの概要です。

ニュージーランドでは、毎日のようにラグビーの情報に接します
。ラグビーに興味を持つことで、ニュージーランドライフがより
充実したものになることうけ合いです。一度、ビール片手にラグ
ビー観戦をしてみてはいかがでしょうか。


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  3.ニュージーランドの生活情報(Vol.10) 〜 粗大ゴミを捨てる 〜

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前回、ニュージーランドのゴミ事情ということで、一般ゴミとリサイクルに
ついてお話をしました。今回は、同じゴミでも粗大ゴミについてお話をさせ
て頂きたいと思います。

日本で、家庭の粗大ゴミを出す際、処理券(コンビニエンスストアや、郵便
局で買えます)というシールを購入します。捨てる物の種類や性質、大きさ
などで多少自治体によっても異なりますが、大体一つにつき約200円〜2
000円ぐらいまでになっています。そのシールを粗大ごみに貼って指定さ
れた場所に出します。もしくは、有料で粗大ゴミ処理受付センター、クリー
ンセンター、リサイクルセンターなど、事前に申込みをし、自分達で粗大ゴ
ミを持って行き、処分をするという方法があります。

では、ニュージーランドでの粗大ゴミ事情はどうなっているのでしょうか。
まずは、クライストチャーチでの粗大ゴミの出し方を、順を追ってお話した
いと思います。粗大ゴミを処分する場合、クライストチャーチのエリア内に
ある三箇所の「ECODEPOT」と呼ばれる施設のいずれかに、そのゴミを持ち込
む必要があります。

ECODEPOTとは、市から粗大ゴミの処理を委託された、粗大ゴミ処理機関で、
家庭や会社から出される粗大ゴミをただ処理するのではなく、最終的に埋立
地に送られるゴミを減らすことを目的に運営されているゴミ処理業者です。
以前は、人々が必要のないものを持ち込み、お金を払って回収、または処分
してもらうだけの施設でした。しかし、これだけ環境問題が騒がれている中
で、やはり時代に合ったゴミ処理施設が必要だということで作られたのが、
このECODEPOTです。(Webサイト  http://www.ecodepot.co.nz/ )

ECODEPOTでは、広大な敷地内に2つの異なったエリアがあります。

一つ目は、リサイクル、リユーズ(reuse→再利用)の為の施設です。このエ
リアでは、持ち込まれる粗大ゴミの将来的な利用価値の有無を判断し、また
使えると判断されたものを無料で引き取ります。そしてクライストチャーチ
内にある「Super Shed」という倉庫に運ばれ、中古品として販売されます。
たとえ、故障や破損でそのままの状態での利用価値はなくても、修理ができ
ると判断された物は引き取られ、係員によって修理され販売されます。
Super Shedとは、非営利目的で活動しているリサイクルショップの様なもの
です。

ここに集められた中古品は、リサイクルとして他の消費者に売られるだけで
はなく、チャリティーや自治体に寄付という形でも社会貢献をしています。
全てゴミとして集められたものなので、ガラクタ同然の物ばかりですが、時
には掘り出し物などもあります。

また、このエリアでは、前回のメールマガジンの中でもお話した紙、プラス
チック、ビンなどのリサイクル可能なゴミなども同時に扱っています。例え
ばリサイクルボックスに入りきらなかったゴミは、ここに持ち込むことが出
来ます。鉄製の製品も、状態が良くリサイクルが可能な場合は、ここで回収
してもらう事ができます。このエリア内でのゴミの処理は一切無料なので、
ゴミを持ち込む人は少しでもこのエリア内でゴミを引き取って貰えるように
、しっかり分別して持ち込みます。

家電製品の冷蔵庫、クーラー、洗濯機、オーブンなどは、リサイクルの可能
、不可能に関係なく、このリサイクル、リユーズエリアにて無料で引き取っ
てもらう事ができ、ここでガス抜きをして最終的にプラスチック、鉄、ゴム
などに分別されてリサイクルされています。

二つ目のエリアは、リサイクル、又はリユーズ不可のゴミを回収するエリア
です。リサイクル、リユーズエリアで引き取ってもらえなかったものや、ガ
ラクタなどは最終的にここに集まります。ここに持ち込まれるゴミは、お金
を払わないと引き取ってもらう事ができません。そして様々なゴミがここに
運び込まれるわけですが、ここでの料金徴収システムが実に良く出来ていま
す。(日本でもクリーンセンターなどが、同様のシステムを採用しています
。)

ここへのゴミの持ち込みは、主に車を使って行われるのですが、まず持ち込
む前に、エリア内への進入ゲートにて、車ごと大きな量りの上に載せられ、
総重量を計られます。この時に何のゴミをエリア内に持ち込むかを申告しま
す。重量を計るとゲートが開き、エリア内に進入することが出来ます。この
エリアに持ち込まれる粗大ゴミは大きく分けて、タイヤ、植物または土、ハ
ードフィル(コンクリート、レンガ、石、砂利)そして一般粗大ゴミの4種
類に分けられます。この4種類を分別せずに、そのまま持ち込んだ場合、高
額の処理料を請求されますので、きちんと分別して持ち込む必要があります。

植物、土、ハードフィルなどと聞くと、日本人の私達からしてみると、何の
ことかと思うかもしれませんが、ガーデニングやDIY(自分たちで家を改築し
たりすること)が盛んなニュージーランドでは、粗大ゴミの中でもこの種類
に属するものが少なくありません。 例えば、駐車場のコンクリートを新し
く敷き変えたり、庭にある必要の無い木を切ったり、古いフェンスを付け替
えたりした場合、最終的に出た廃棄物はここに持ち込まれます。

ゲートを通過すると、持ち込むゴミのタイプによって、廃棄場所が指定され
ているので、それぞれの場所へ向かいゴミを積み下ろします。全てのゴミを
積み下ろし終わると、今度は退出ゲートへ向かいます。ここでもう一度、車
の総重量を計る必要があります。そしてエリア進入前の総重量と、退出の際
の総重量の差から、何キロの粗大ゴミを持ち込んだのかがわかりますので、
その重さによって、支払う金額が決まります。

普通タイヤに関しては一個当たり$5と、持ち込んだタイヤの数によって料
金を支払います。一方他の3種類の粗大ゴミについては、1kgあたりいくら、
という感じで料金が設定されています。一般粗大ゴミと植物、土、ハードフ
ィルが分別されていない場合は1tあたり$122で引き取ってもらえます
が、事前に一般粗大ゴミと、ハードフィル、植物、土、などを分けてある場
合には、ハードフィル、土、植物は1トンあたり$60で引き取ってもらえ
ます。この様な料金設定を用いて、住民にゴミの分別を徹底させるのはとて
も有効な方法だと思います。

土、植物に関しては、堆肥にされガーデニングなどで再利用されますが、他
の粗大ゴミは、全て隣接、又は近場の埋立地に送られます。

ここまではクライストチャーチの粗大ゴミの処理についてですが、基本的に
オークランド、ウェリントン、クイーンズタウンでも、同じようなシステム
を採用していて、ゴミの減量化に努めています。オークランドに関しては植
物、土専用の処理施設もあり、これはニュージーランドでのガーデニングの
人気の高さの表れかもしれません。

どの地域も同様のシステムを採用しているとは言っても、全ての粗大ゴミ回
収所、処理所に、上記で述べたリサイクル所が併設されている訳ではありま
せん。そして全ての物を一箇所で引き取ってもらえるとも限らないので、自
治体のホームページをチェックして、正確に定められた場所に持っていく必
要があります。 

日本とニュージーランド、両国の間でゴミの環境問題に関する意識に温度差
は殆どありません。しかし、アプローチの仕方が両国の間で随分異なるよう
に感じられます。例えば日本では、平成13年に家電リサイクル方が施工さ
れました。家電リサイクル法とは一般家庭や事務所から排出された家電製品
を小売店が回収し、家電メーカーがリサイクルするように義務付けられた法
律です。

この法律では、家電小売店、家電メーカー、消費者(排出者)がそれぞれの
役割分担により、循環型社会を形成していくことになっており、リサイクル
の効率化という面では評価の得られる法律かもしれません。しかし今私達が
抱えている環境問題や、地球規模で進行している環境汚染への、有効的な解
決策になるとは到底思えません。なぜなら、この法律は単にリサイクルの効
率化を促進しているに過ぎないからです。今日、全世界が抱えている環境問
題を解決する為の一つとして、リサイクル以前に、生産、消費を抑制する必
要があります。それは決して難しいことではありません。人々が物をもっと
大切に使い、需要と供給の両方を抑えれば良いのです。

現在の日本は、とても豊かで物が溢れています。そういった環境に身を置く
と新しい物ばかりに目がいき、古い物を敬遠しがちです。多くの日本人の間
で物を大切にする、使えるものは最後まで使うという考え方が失われつつあ
ります。例えば携帯電話や車ですが、たとえ現在使っている物が壊れていな
くても、多くの人が新しく買いかえています。

逆に、ニュージーランドでは、どんな物でも古くなったら手入れをし、壊れ
てしまっても自分で修理をして、一つの物を長く大切に使っています。例え
ば、古くなり傷んでしまっている家具はペンキを塗ったり、補強をしたりし
ます。電化製品が壊れても、自分で修理をします。車にしても、日本ではも
う見られない様な古い車も、きちんと手入れをし、壊れたら修理をして大切
に乗っている人がたくさんいます。

また、ニュージーランドにはセカンドハンドショップという、いわゆる中古
品を売買しているお店がたくさんあります。多くの人が、そういったお店を
上手に利用していて、不要になった物、新たに必要になった物、どちらもセ
カンドハンドショップを利用して済ませるという人が多くいます。この他に
も、インターネットのサイトや新聞を利用した中古品の売買も、ニュージー
ランドではごく一般的です。こうして物を大切にする事は、環境に優しいだ
けではなく、節約にもなり、一石二鳥であると言えます。


◆─────────────────────────────────◆

  4.連載コラム! 周さんのNZ生活(VOL.24)
    〜 OBATARIAN in Gold Coast 〜

◆─────────────────────────────────◆

オークランドはいま真冬である。とはいえ、日中の気温は14.5度に上が
るし、雪も降らない。だが「東京に比べてこちらの冬は過ごしやすい」・・
・、と言っていたのは昨年まで。今年はその冬に音を上げて、オーストラリ
アのゴールドコーストへ一週間ほど逃げ出した。寒さに耐性がなくなるのは
トシのせいか。

ゴールドコーストは連日の晴天とおだやかな気温に恵まれた。湾内には「帆
の街」オークランドをしのぐ大型の瀟洒なヨットやボートがたくさん繋留さ
れている。こんなリッチな雰囲気の中ですごいものを見た。

東洋人と思われる中年の女性が二人。聞こえてくる会話は日本語でも韓国語
でもない。二人は中でも豪華な二本マストのヨットのそばに来るとやおら繋
留所の鍵のかかった低い扉を乗り越えてヨットに近づいた。トビラにはもち
ろん「Do not enter」と書いてある。ヨットを背景に二人でかわるがわる写
真を取り合っている。

このあたりまでは近くを散歩したりカフェでお茶を飲んでいる人たちもさし
て関心を払わなかった。しかし彼女たちの次の行動にはみな唖然とした。ヨ
ットを背景にした写真を撮り終えると二人は人目もはばからずそのヨットに
乗り込んだのである。これって家宅侵入??

彼女らはさらに操舵室のそばで写真を取り合うと鍵のかかっていない船内を
くまなく見物している。もしここにヨットのオーナーが来たら彼女たちどう
するのだろう。その間およそ20分。しっかり見物と写真を撮り終えた二人
は再びトビラを乗り越えると悠々と去っていった。

一人だと大変おとなしいが集団になると大胆不敵な行動をとる中年の女性た
ちがいる。称して「オバタリアン」。この言葉が生まれたのは1980年代
だそうだが実態はその十年以上前からわがニッポンに目立ち出した。東京オ
リンピックを無事に終え、もはや戦後ではなくなり、経済力と行動力を身に
つけた女性たちが自己中心的に世間をはばからなくなった。

かの国もオリンピック開催を目前に控えて経済も絶好調。地震や洪水の被害
もあったがそれを乗り越えて発展してゆくだろう。そして安い工業製品と一
緒にヨット上の二人のような大胆不敵なパワーも世界中に輸出されていくの
かもしれない。

(周)


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【あなたにもできる! ニュージーランド移住情報 】
───────────────────────────────────

今回もご愛読いただきまして、ありがとうございました。
次回のニュージーランド情報もお楽しみに!

これからもどうぞよろしくお願いいたします。


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