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Vol. 11 NZ教育 5歳から小学校へ!

VOL.11 2007年10月8日 ───────────────────────
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                発行:イーストウィンド <隔週月曜配信>
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とうとうサマータイムが始まりました。

これで日本との時差が、3時間から4時間になりました。私たちは「サマー
タイム」と呼んでいますが、NZでは「Day Light Saving」と呼ばれていま
す。時計を1時間進めることによって、日が長くなる夏の時間が、更に長く
なります。真夏は21時まで明るいくらいですから、明るい分、仕事が終わ
ってからゴルフもできるし、庭でBBQもできます。

太陽の光を1時間セーブして、その分時間を有意義に楽しみましょうという
ことです。NZのライフスタイルにぴったりですね!


(よ)


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今日のメルマガラインナップ

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1.移住奮闘記 (Vol.01)
2.NZの医療事情 (Vol.01)  〜 NZで病院にいく 〜
3.NZの教育事情 (Vol.01)  〜 幼稚園編 〜
4.連載コラム! 周さんのNZ生活(VOL.05)
   〜 ニュージーランドテレビ事情 〜


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  1.移住奮闘記 (Vol.1)

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昨年のちょうど今ごろ、移住を目指す一家が、ニュージーランドへやってき
ました。こちらのご夫婦は、弊社に出会う前、奥様が単独でワーキングホリ
デーを利用してニュージーランドにやってきて、オークランドの日本食レス
トランで働いていました。そこで就労ビザをサポートしてもらう予定で、そ
れが実現すれば、ご主人とお子さん二人をニュージーランドに呼び寄せる計
画となっていたのです。

家族は1年も離れ離れになってしまいますが、その間、ご主人は調理師学校
へ通い、ニュージーランド移住後に役立つ資格を手に入れようと、お子さん
二人を抱え日本で頑張っていました。

ところが、就労ビザをくれるはずだった日本食レストランからは最終的に就
労ビザをもらうことができず、結局日本へ帰ることになってしまったのです
。就労ビザをもらえるということで1年頑張り、家族での移住は目前だった
のに、そのショックは計り知れません。

でも、このご夫婦はあきらめませんでした。まだご主人のワーキングホリデ
ーが残っています。そこで、今回は、確実に就労ビザへ結びつけるためにい
ろいろ情報収集し、そこで見つけたのがイーストウィンドでした。ご主人が
確実に永住権を取得するための道筋をつくるには、まずは確実に就労ビザを
取得することが必要です。

そこで、わたしたちは、ご主人に「ホテル就職保証プログラム」に参加する
ことをおすすめいたしました。これはワーキングホリデー保持者しか参加で
きませんが、最初から有給で仕事ができ、3ヶ月の就労後には、頑張り次第
で就労ビザを取得することができるのです。

場所はクィーンズタウンです。観光地であるクィーンズタウンの一流ホテル
で、ご主人は、まずはキッチンハンド(調理補助)として働きはじめました
。奥さんが単身オークランドで頑張っている間に日本で取得した調理師免許
がここで役に立ちました。

そして、3ヵ月後、無事に就労ビザを取得。最初は調理補助でしたが、就労
ビザを取得するときには、朝食シェフに昇格することもできました。ご主人
が就労ビザを取得できましたので、これで奥様も働くビザを手にいれること
ができ、お子さん二人もニュージーランド人と同じく、無料で小学校へ通え
ることになりました。

奥様は、就労ビザがでるまでの3ヶ月間、観光ビザで子供二人とずっと家で
ご主人を支えてきました。奥様がオークランドで1年かけても手にできなか
った就労ビザを、ご主人は3ヶ月で手に入れることができたのですから、喜
びはひとしおでしょう。

そして、クィーンズタウンに来て1年、とうとう永住権の申請をする時期が
やってきました。永住権申請には、IELTS6.5という高い壁がありま
すが、ニュージーランドで英語を使って1年以上仕事をすると、IELTS
が免除になる可能性があります。ご主人の場合は、和食レストランではなく
、ニュージーランド現地のホテルで、ニュージーランド人と一緒に働いてい
ますので、IELTS免除の可能性は高いでしょう。

これで、問題はすべてクリアになります。そして、就職から1年がたち、来
月からはディナーシェフとして働くことが決まりました。最初のきっかけを
つくったのはイーストウィンドですが、この昇格は、ご本人の努力以外のな
にものでもありません。

二人の子供の笑顔を見ていると、クィーンズタウンという自然に囲まれた土
地で、本当にのびのびと楽しく暮しているんだなぁと実感します。会うたび
に英語が上達していく子供たちの成長も、ご家族の永住権の行方もとても楽
しみです。

最後に、奥様から移住を目指すお客様にメッセージをいただきましたのでご
紹介させていただきます。

「オークランドの日本食レストランでウェイトレスを1年もやったのに、結
局就労ビザをもらえなかったことは、なぜイーストウィンドに早く相談でき
ていなかったのかと悔しい一面です。これから移住を考える人には、行動に
移す前に、まずはイーストウィンドで相談してからいろいろ考えてみてはど
うでしょうか。。。とお伝えしたいです!」


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イーストウインド移住部門
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   2.NZの医療事情(Vol.1)  〜 NZで病院にいく 〜

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ニュージーランドで病院に行こうとすると、まずはGPと呼ばれる、日本で
いう診療所のようなところに行きます。総合病院は、通常、救急車で運ばれ
るような病院で、一般外来の受付は殆どしていません。

GPとは簡単にいうと、診療所のようなもので、なにかあったら、とりあえ
ずその先生にみてもらう。といったかんじで、ホームドクターとも呼ばれて
います。例えば、風邪でも、捻挫でも、目がかゆくても、妊娠でも、とりあ
えずはGPに行って診てもらうのです。

そして、GPでは手におえない症状だった場合は、専門医への紹介状をもら
うことができます。多くの日本人のお客様は、「目がかゆいので眼科に行き
たい」「肌が荒れているので皮膚科に行きたい」といわれますが、まずはG
Pに行けば、ほとんどの場合はそこで解決できるのです。

GPは、病院にもよりますが、大体が15分おきの予約制で、行けばすぐに
診察を受けることができますので、病院についてから薬をもらって帰るまで
に一時間とかかりません。病院で待つのがいやで、行くのを先延ばしにした
りするようなこともなく、とっても気軽に病院で先生に診てもらえるのは、
このGP制度の良いところです。

私は日本で風邪をひいたときは、家の近くの大学病院へ行っていましたが、
病院受付をして、内科へいってまた受付をして、そこから1時間くらい待た
され、順番が来て診察をしてもらったら今度は会計窓口へ行き、最後は薬を
もらうのにまた30分近く待つ。。。。というこの一連の作業に半日は潰し
てしまっていました。この面倒くささと時間の浪費を思えば、専門医でなく
ても、たったの一時間で不安な気持ちを払拭してもらえるのはGPの大きな
利点です。

また、日本では「これは何科に行ったらいいんだろう?」と思うような症状
で困ることもありましたが、ニュージーランドの場合は、まずGPに診ても
らいますので、専門医が必要な場合には、自分で何科に行くのか決めるので
はなく、ドクターが決めてくれるので非常に簡単です。

GPのよさは
1、ホームドクターとして、今までの自分の記録をすべて持っている
2、完全予約制なので、無駄に時間を費やさず、気軽に病院へ行ける
3、どんな病状でもとりあえず診てもらえるので、いつも同じ先生に診ても
らえて安心
4、必要な際は、必要な専門医を紹介してもらえる

日本では、病院へ行くのが億劫で、簡単な病気を悪化させてしまう人も多く
いると思います。でも、ニュージーランドでは、すぐに病院にいける環境が
整っているのです。

さて、気になるGPの費用ですが、病院にもよりますが、大体$30〜50
くらいで収まります。病院なんてそんなしょっちゅう行くものでもありませ
んから、健康保険などに加入していなくてもこのくらいの費用で済むのは、
決して高くはないと思います。もちろん、海外旅行保険に加入している場合
は、保険でカバーされます。

「医療は無料」といわれているニュージーランドでも、GPは有料です。こ
れは外国人だからとか関係なく、ニュージーランド人もみな同じ金額で有料
なのです。では、どうしたら無料で診察してもらえるのか。。。それは、公
立の病院に行かなければいけません。医療費無料の病院については、また次
回ご紹介させていただきます。



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   3.NZの教育事情 (Vol.01)  〜 幼稚園編 〜

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ニュージーランドは、産休制度や育児休暇がしっかりと浸透しているので、
働くお母さんがとても多いです。でも、実家に預けてという感覚はあまりな
く、ほとんどの場合は託児所に預けているようです。

NZで子供を預ける場合、キンダーガーテン、デイケアセンター、プレスク
ールとがありますが、それぞれの違いは以下の通りです。

▼キンダーガーテン
日本でいう幼稚園に最も近く公立なので、費用も安いです。ただし、3〜5
歳の児童を主に預かり、しかも午前だけとか、午後だけとか、週3回とかし
か預かってもらえないケースも多く、仕事をしているお母さん向けではあり
ません。日本のように、お母さんが働いているから子供を預けるような場所
ではなく、小学校へ行く前の教育として預ける場合が多いです。定員がある
ので、NZ人の子供ですら入園待ちになるくらいの状況ですので、留学生と
して入園するのは非常に狭き門となります。

▼デイケアセンター
日本でいう保育園のようなところで、私立になりますが、0歳児から5歳ま
で預かってもらうことができます。朝も7〜8時頃から始まりますので、ま
さに働くお母さん向けと言えるでしょう。預ける費用は$200〜300/
週くらいが目安ですが、もちろん預ける長さによって変ってきます。

▼プレスクール
内容は幼稚園のようで、やはり預ける時間帯などが決まっているケースが多
いので、あまり働くお母さん向けではありません。幼稚園に入れなかった子
供たち向けと言えるかもしれません。でも、こちらは私立ですので、預ける
時間は短くても、料金はデイケアセンターと同じくらいかかります。クラス
は、年長と年少に分かれていることが多いです。

もちろん、上記の分け方は、あくまでも基本的な形というだけで、地域や施
設によっては違うところもあります。NZ全体の数としては、キンダーガー
テンとプレスクールをあわせても1000件ほどしかないのに対し、デイケ
アセンターは1800件近くあると言われています。この数字をみても、働
くお母さんに求められているのは、年齢や時間を問わず子供を預かってもら
えるデイケアセンターであるということが分かります。

この他にも、プレイグループと呼ばれる地域のお母さん同士で構成されてい
るサークルのようなものもあります。これはオークランドとクライストチャ
ーチの主要都市においては、日本人のお母さんによるプレイグループもあり
、情報交換をしたり、絵本や服のお下がりなどを安くゆずってもらったりな
どもできますし、何よりも、お母さんや同年代の子供たちが日本語でコミュ
ニケーションを取れる場所というのは、便利で息抜きができることと思いま
す。

NZでは、5歳の誕生日から小学校へ進むことになりますので、5歳の誕生
日を迎えた時点で、もうこれらの就学前教育の施設へ行くことはできません。
特に、5歳のお子さんを連れて親子留学を考えているお客様の場合、「うち
の子供は英語ができないから幼稚園でいいです」という方もいらっしゃいま
すが、これは英語力ではなく、年齢で分けられますので、5歳の時点で、幼
稚園へ行くことはできません。


小学校については、また次回ご紹介させていただきます。


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   4.連載コラム!周さんのNZ生活(VOL.05)
   〜 ニュージーランドテレビ事情 〜

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我が家に「珍事」が起きた。9月中旬のある日電話がかかってきた。「テレ
ビ局の者だがあなたに1000ドル分のカーテンが当たりましたので来週取
りに来てください」という。

日本には「アンケート」とか「講習会」などと称して怪しげなモノを売りつ
ける商法がある。中でも腹の立つのはお墓の電話セールスである。還暦をと
うに過ぎて高齢者の仲間入りをしている当方としては「オマエ俺を早死にさ
せてえのか!」とひがみたくもなる。悔しいから「まだ30代だよ」などと
言えば「いえ、あなた60ウン歳でしょ」。どこかでちゃんと個人情報を入
手しているのだ。

オークランドでも「プロモーションをさせて欲しい」とか「商品を試してみ
ないか」と言う電話セールスを何度も受けた。「ハハーン、これもそのたぐ
いかな?」と最初は思った。そこで契約しているWTV(中国系有料放送局)
に電話してみると、なんとこれが本当だったのである。

9月末のある日、指定のWTVの本社に行った。当方同様「1000ドル分カ
ーテン当選組」がほかに何組かいる。「誰が受け取る式に出ますか」と聞か
れたのでピンと来た。そこで「受け取るのはワイフです」と受賞者を推薦。
案の定お付きは別室に待たされて家人だけがスタジオへ。テレビ局がこのセ
レモニーを宣伝に使わないワケがない。シャイな私と違って家人は堂々とし
たものだ。「授賞式の模様はいつ放映されるの」とか聞いている。ただ、放
映は中国語放送と聞いて「残念。日本でも放送されればいいのに」。どこま
でも能天気である。

せっかくTV局まで来たのだから担当のスーさん(女性)にニュージーランド
の外国語テレビ局事情を少し聞いた。WTVは中国系放送主体でチャンネルは
中国語7、韓国語2、日本語はNHKの国際放送がある。契約世帯数は140
00世帯でその7割が中国人。日本(NHK)の契約世帯は全部でまだ700世
帯だと言う。

基本契約料は月74ドルでほかにSKYスポーツを契約すると50ドルとられ
る。ただこのSKYはラグビーの専門チャンネルはあるし、ゴルフはUSPGA Tour
もEuropean Tourもライブでたっぷり見られるし、高いけれど価値はある。
むしろNHKが案外つまらない番組が多いので割高感が否めない。だから見る
のはニュース番組だけ。日本でNHKはBSや教育chを含めていい番組を制作し
ているのになぜ国際放送にのせてくれないのだろう。

そのほかニュージーランドの民間放送(無料)が11局ある。国内外のニュ
ース番組をはじめドラマやクイズ番組、アメリカやイギリスの映画。さらに
は料理チャンネル、DIY(Do It Yourself)が当たり前のニュージーランドを
象徴するLiving Ch(主に建築、園芸番組)マオリ語放送もある。総じて番
組の作りは素朴と言うかあまり金を掛けた形跡は見られない。人口400万
人のこの国ではそう金を掛けた番組は作れないのだろう。しかし、それはそ
れで好感が持てる。ビデオリサーチなどの視聴率調査は無い(スーさん)そ
うだから、局独自の判断で番組を作れるのだろう。契約すれば日本の民放も
見られますというが、視聴率1%をめぐって一喜一憂する日本の民放テレビ
はもはや“ヨシモト”に占領されてマトモに見る気はしない。

いま、ワールドカップラグビーが真っ盛り。チャンネル3ではオールブラッ
クスをはじめすべてのゲームをたっぷり見せてくれるのがうれしい。IRB(
国際ラグビー連盟)の放映権料もニュージーランドには安かったのだろう。



(周)


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【あなたにもできる! ニュージーランド移住情報 】
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今回もご愛読いただきまして、ありがとうございました。
次回のニュージーランド情報もお楽しみに!

これからもどうぞよろしくお願いいたします。


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