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Vol. 16 クリスマスは家族と過ごすのが当たり前

VOL.16 2007年12月17日 ───────────────────────
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▼「イーストウィンド 移住メルマガ」配信スケジュールのお知らせ


いつもご愛読いただき誠にありがとうございます。今回で第16回目の発行
となり、420通を配信いたしました。発行を重ねるにつれて読者数が増え、
沢山のご意見、ご感想をいただいております。今後もどんどんニュージー
ランド情報を発信していきます!

弊社では、スタッフの里帰り、リフレッシュ休暇の為にクリスマス+お正
月休暇を12月22日(土)〜2008年1月6日(日)の日程で予定しております。こ
の為、次回は2008年1月14日(月)に発行いたします。

来年もイーストウィンド 移住メルマガ「あなたにもできる!ニュージーラ
ンド移住情報」をどうぞ宜しくお願いいたします。


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                  イーストウィンド 移住メルマガ担当

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とうとう今年も終わりですね。

ニュージーランドも街がクリスマス一色になってきました。殆どの会社は
21日に営業を終了しクリスマスホリデーに突入します。この時期は、家族
でクリスマスを過ごすため、実家に里帰りをしたり、家族で旅行に出かけ
たりしますので、日本で言うお盆のような感じになります。

日本では、クリスマスは恋人と過ごすというのが当たり前のようになって
いますが、ニュージーランドでは、クリスマスは家族と過ごすのが当たり
前ですから、日本のように、クリスマスはホテルもレストランも一杯で予
約できない!なんてことはありません。

むしろ、クリスマスデーは、ほとんどのレストランはお休みしてしまうの
です。そして、クリスマスデーの翌日26日はボクシングデーといって、こ
の日もニュージーランドの祭日です。なんの日かというと、25日にもらっ
たプレゼントを開ける日なのです。

この日にはあちこちで「ボクシングデーセール」が行われます。日本もク
リスマスが終わると「歳末大売出し」がはじまりますますので、この辺は
似ているかもしれませんね。


(よ)


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今日のメルマガラインナップ

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1.住まいのこと(Vol.02) 〜 不動産の所有権について 〜
2.英語の苦労(Vol.02)  〜 仕事に必要な英語力 〜
3.連載コラム! 周さんのNZ生活(VOL.10)
   〜 NZのクリスマス 〜


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  1.住まいのこと(Vol.02) 〜 不動産の所有権について 〜

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ニュージーランドで家を買おう!というお客様について、一緒に不動産を見
てまわったことが何度かありますが、そのたびに、いろいろな家を見てきま
した。「ここはちょっと。。。」と思うところから、「こんなところに住め
るようになることはきっと一生ないんだろうな。。。」というものまで様々
です。

そんな中で、他の家よりも、見た目よりもちょっと割安感のある家と出会っ
たことがありました。そこで、不動産屋の方にお話を聞いてみると、「この
家はクロスリースなんですよ」とのことでした。ただ単純に家を買うといっ
ても、その土地の所有権にまで深く考えたことがなかった私は、この「クロ
スリース」という言葉は初耳でした。

そこで、いつもお世話になっているHarcoutsという不動産屋さんに勤める西
田涼子さんに、不動産の所有権について教えていただきました。

ニュージーランドの不動産の所有権に関して、主に下記の4つの種類に分別
されます。


・Freehold
・Crosslease
・Unit
・Leasehold


▼Freehold (フリーホールド)
自由保有不動産。土地の所有権を持っている。


▼Crosslease (クロスリース)
1990年代まで、一般に行われた土地分割の一つで、フリーホールドに土地を
分割するよりも安くまた簡単に分割できる。

1画の土地に複数の物件が建てられており、土地は複数の所有者による持分
保有となっている物件である。クロスリースの物件の登記を見ると、必ず敷
地内にどのように建物が建っているか記されている。現在の建物に、ベッド
ルームやサンルームを増設する(登記内に記されている建物内容が変更され
る場合)には、土地を共有している人に許可が必要になるといった制限があ
るため、フリーホールド物件よりも価格が安い傾向にある。

クロスリース物件購入の際には、必ず現在の建物の内容が、登記に記されて
いる内容と同じかどうか、確認する必要がある。

▼Unit(ユニット)
高層住宅(アパートメント)によく見られるのが、ユニットと呼ばれる所有
権である。それぞれの所有者は、自分のユニットのフリーホールドを所有し
ている。ドライブウェイや階段、エレベーターといった共有エリアに関して
は、Body Corporate(ボディー・コーポレート)と呼ばれる管理費用が発生し、
選ばれた管理人あるいは管理会社が管理することになっている。

ボディー・コーポレートは、建物内の施設や管理により、かなり金額が変わ
ってくる。例えば、古い建物をリフォームしたアパートメントは建物の修繕
費がかかるし、共有施設にプールやジムなどが設置されている場合には、ボ
ディー・コーポレートは高くなる傾向がある。

ユニットの場合、固定資産税とボディー・コーポレートを年間支払う必要が
あるため、特に投資物件として購入を検討している場合には、事前に金額を
確認することをおすすめする。

▼Leasehold (リースホールド)
借地権のある物件で、土地に対して賃貸料を決められた期間支払わなくては
ならない。


以上の4つが不動産の所有権の種類です。ちょっと難しい部分や分かりにく
い部分もあるかもしれませんが、そんなときは、安心して任せることの出来
る不動産屋さんに相談するのが一番です。

イーストウィンドでは、オークランドクライストチャーチで、信用のおける
不動産屋さんをご紹介しております。不動産購入を検討される際は、ぜひイ
ーストウィンドまでご相談ください。

⇒  https://eastwind.co.nz/


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  2.英語の苦労(Vol.02)  〜 仕事に必要な英語力 〜

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海外で仕事をするのには、どれくらいの英語力が必要なのでしょうか?

それはもちろん、どんな仕事をするのかによって大きく変わります。自分の
英語力に見合った仕事を探す人もいれば、やりたい仕事ができるように英語
力を磨く人もいます。

ニュージーランドで仕事を探すときに、仕事は大体3種類に分類できます。
あまり英語ができない人がする日本人相手の仕事で、職場の仲間も日本人。
英語がそこそこできるので、日本人相手をしながらも、より通訳的な役割
をもつ仕事。
職場の仲間もお客様も外国人の現地企業で働く。

あまり英語が得意でない人がするの仕事の代表は「お寿司やさん」です。
もちろんお寿司の販売という接客はありますが、ほとんどお寿司をただひた
すら巻き続けるのが仕事です。一緒に働くのも日本人ですし、あまり英語を
使うチャンスはありません。

次は、「日本食レストラン」です。日本食レストランではもちろん接客があ
りますが、オーダーを取ることができるくらいの英語力があればなんとかな
ります。もちろん英語ができればできるほど、お客様とコミュニケーション
を取ることができ、仕事ももっと楽しくなるでしょう。

そして、次は「お土産やさん」です。お客様のほとんどが日本人という場合
も多いのですが、外国のお客様ももちろんいらっしゃいます。そんなとき、
商品の説明をしたり、おすすめをしたりする程度の英語力が必要です。

番外編としては、このほかに、クリーナーの仕事も人気です。確かに掃除を
するのが仕事ですので、あまり英語は必要ないかもしれませんが、この仕事
の他と違うところは、日系の会社ではないので、英語で面接を受けなければ
いけないということです。仕事ではあまり英語は必要ないかもしれませんが、
採用されるのには、面接を受けることができるくらいの英語力が必要という
わけです。

次にの仕事は「ツアーガイド」です。ツアーガイドは、お客様は日本人で
すので、英語のみならず、正しく分かりやすい日本語をきちんと使えなくて
はなりません。お客様にニュージーランドを紹介するお仕事ですから、通訳
的な仕事も多くなります。でも、英語漬けではなく、日本人相手の仕事とい
うことで、英語を使う仕事のファーストステップとしては、入りやすい仕事
でしょう。

ツアーガイドになるためには、少なくとも、お客様が困ったときに助けてあ
げられるくらいの英語力が必要です。ドライバーさんの言っていることを通
訳したり、ホテルのチェックインをしたりする英語力です。

次に人気があるのは、旅行代理店や留学代理店です。やはりお客様は日本人
ですが、仕事自体はほんど英語です。英語で電話もしますし、英語でメール
も書きますし、通訳的な仕事も多くなります。様々なシチュエーションに対
応できる英語力が必要になってきます。お客様は日本人でも、ビジネスの相
手は外国人ですから、きちんとしたビジネス英語の習得も必要となります。

そしてもっとも難関であるは現地企業です。ニュージーランドで働いてい
る日本人はたくさんいますが、現地企業で働いている人はごくわずかです。
では、現地企業で働くには、どのくらいの英語力が必要なのでしょうか。

まず、ニュージーランド人と同じくらいの英語力とはいいませんが、仕事に
支障がない程度の英語力が必要です。一緒に働くということは、仕事仲間が
自分とのコミュニケーションに苦痛を感じては話しになりません。英語での
コミュニケーションに問題がないということが大前提で、それからその人が
評価されることになります。どんなに仕事ができても、コミュニケーション
が取れなければ仕事仲間の足を引っ張るばかりなのです。

もちろん面接もすべて英語ですので、それを突破して採用されれば、それは
つまり、その会社で働くのに十分な英語力を持っているとみなされたことに
なります。日本人は謙虚な民族ですが、海外で就職しようと思ったら、自分
をどれだけ売り込めるかが勝負です。自分の長所や得意分野が、どれだけそ
の会社に貢献できるかを恥ずかしくなるくらいに堂々と主張できなくてはい
けません。

日本では、よく英語力をTOEICではかりますが、ニュージーランドではTOEIC
は無名の英語試験です。TOEICが900点でも英語でコミュニケーションを取る
ことが困難な人もいますし、スコアが取れなくてもコミュニケーションをは
かるのが上手な人もいます。TOEICの勉強をどれだけしても、ニュージーラ
ンドでは認めてもらえないばかりではなく、TOEICでは「使える英語力」を
本当に伸ばすことは困難なのです。

その点、ニュージーランドでもっともポピュラーな英語試験であるIELTSは、
聞く・話す・読む・書くの4分野に分かれていますので、どれか一つの能力
に偏ることなく、英語に必要なすべての力を伸ばすことができます。IELTS
のスコアはまったく勉強をしていない人では、なかなかスコアを取るのが難
しく、やはりIELTS専門のコースに通って勉強するのが一番です。しかし、
IELTSで勉強した英語は、試験のためだけではなく、実生活に役立ち、スコ
アを伸ばすだけではなく、英語力も伸ばすことができるのです。

一般的に、あまり英語を勉強していない日本人のIELTSは4.0くらいと言われ
ています。少し英語を勉強している人で4.5くらい、3ヵ月ほど勉強したら5.
0くらいは取れるでしょう。個人差やもともと持っている英語力にもよりま
すが、3ヵ月の勉強でIELTSのスコアは0.5ポイントあがるといわれています。
そして、6.0までは順調に上がりますが、6.5の壁は厚く、ここでどれだけ頑
張れるかで、その後の英語力に差が出てきます。大学に入学するにはILETS6
.5が必要ですから、現地企業で働くにも、同じくらいの英語力が望ましいで
しょう。

私は日本にいたとき、ホテルで働いていましたが、多少は英語ができました
ので、外国のお客様が来たときには、困難ながらもコミュニケーションをと
り、なんとか応対をしてきました。そして「英語が通じるスタッフがいた!
」ということでお客さまにも喜ばれたものです。しかし、ニュージーランド
のホテルで働こうと思ったら、英語ができるのは当たり前で、お客様からか
かってきた英語の電話の応対ができなかったら、お客様は「なんで英語が通
じないんだ!」となってしまうのです。つまり、日本のホテルでお客さまが
望む英語力は「通じればOK」ですが、ニュージーランド現地のホテルでお客
様が望む英語力は「英語でのコミュニケーションが問題なくとれてスムーズ
に話が進む英語力」なのです。

日本で英語を勉強していても、英会話学校の先生はつたない英語に慣れた人
たちばかりです。本当に英語を伸ばしたいと思ったら、思い切って海外留学
に踏み切ったほうが、英語力の伸びは歴然です。あまり英語力はないけれど
、海外での就職を目指す方は、長期計画で日本でほそぼそと勉強するではな
く、100%英語漬けになれる海外留学で、一気に英語力を伸ばすことをおすす
めします。



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  3.連載コラム! 周さんのNZ生活(VOL.10)
    〜 NZのクリスマス 〜

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12月に入って、オークランド・シティーは「X'マスセール」がスタートし
た。デパートやスーパーの飾りつけもいっせいにクリスマス色に彩られた。
目抜き通りのビルには例年同様巨大なサンタクロースが飾られ「X'マス商
戦」を展開している。とはいえ、その商戦もニューヨークやパリで見たそれ
とは違ってのんびりしたものだ。かの地のクリスマスセールはその結果が国
の景気を占うバロメータにもなるということで売る側の必死の気持ちが伝わ
ってきたがニュージーランドのクリスマス商戦は「時期が来たのでやります
」と言う感じでどこか醒めている。KIWIの気質か、人口が少ないからか。盛
夏のクリスマスということもあるかもしれない。

住宅街の道路を運転していると自宅の前にクリスマス用のもみの木を並べて
売っている。こどもの背丈くらいあって一本20ドルから25ドルくらいの値段
がついている。Tシャツに短パン姿の子供たちがパラソルで日よけをしながら
店番をしている姿をあちこちで見かけるので結構商売になるのだろう。ツリ
ー用の木がそれだけ売れるのは家庭でツリーを飾り家族で祝う本来のクリス
マスを守っているということだ。日本では見かけない風景だ。日本にはクリ
スマス商戦はあっても家庭におけるクリスマスはニュージーランドに一歩譲
る。

街中でのもみの木売りを見てなぜか東京の下町で過ごした子供のころの師走
を思い出した。この時期になると印半纏を着たトビのお兄さんがしめ縄、松
飾りを持って各家庭を回り売り歩いたものだ。私の育った下町も今はマンシ
ョン群が立ち並び、マンションの玄関に入るにも暗証番号が必要とあってト
ビのお兄さんも商売がやりにくいだろう。

ニュージーランドのクリスマスと日本の正月に共通するのはどちらも「家庭
で祝う」と言うことだろう。キリスト教国では家族そろってクリスマスを祝
う。日本では家族そろって正月のおせち料理をいただくところに伝統の良さ
がある。子供のころのこうした伝統行事は歳をとっても懐かしい思い出とし
て心に残る。マンション育ちの子供たちが人の親になったとき日本の正月は
どうなっているのだろう。


(周)   


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【あなたにもできる! ニュージーランド移住情報 】
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今回もご愛読いただきまして、ありがとうございました。
次回のニュージーランド情報もお楽しみに!

これからもどうぞよろしくお願いいたします。


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