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Vol. 222 Land Tax導入の結果は?

VOL.222 2016年5月23日 ───────────────────────
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               発行:イーストウィンド <隔週月曜配信>
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 皆さま、こんにちは。

 先日オークランド南にあるカワカワベイというところに潮干狩りに行って
 きました。潮干狩りといったら夏のイメージですが、もちろん秋にも貝は
 ありますし、夏より人もほとんどいなく採り放題といった感じでした。

 干潮の時間の1時間程前に合わせてビーチに行ったのですが、少し沖合に歩
 いて手で砂を掘ってみるとアサリと同じくらいの大きさのコックル貝がザ
 クザク出てきます。ただこちらでは、コックル貝は1人50個までという制
 限数がありますので、もちろんそれ以上は採りません。

 5人で行ったので合計250個弱採ってきましたが、これから採った貝をどん
 なふうに食べようか考えるだけで楽しくなってきます

 それでは本日のメルマガをお届けいたします。

 (た)


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 今日のメルマガラインナップ

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 1. Land Tax導入の結果は?

 2. 税務コラム ニホンの税金、セカイの税金
  「第30回:パナマ文書 Part 2」

 3. ご案内:いま注目される、海外相続の必要性について

 4. 移住会員さま/NZコラム

   T’s Remyさんのニュージーランドコラム
   〜 ニュージーランドの温泉 〜


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 1. Land Tax導入の結果は?

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 ジョンキー首相が先月に示唆していたLand Taxの採用については、住宅大
 臣のニックスミスから、見送りするということが発表されました。

 Land Tax見送りの理由は、NZ不動産購入件数のわずか3%のみがNZ非居住者
 によるものであったため。
 (2015年10月〜2016年3月までの統計データに基づく)

 つまり、NZ非居住者がNZの住宅価格を押し上げたという事実はなかった、
 ということがデータにより証明されたのです。

 ちなみに、このデータの3%(NZ非居住者によるNZ不動産購入)の内訳です
 が、NZ全体で3割が中国人、あと3割がオーストラリア人、1割がイギリス人
 によるものでした。オークランドにおいては、中国人がなんと6割、オース
 トラリア人が1割でした。

 ただし一方では、残りの97%のうち10%は2015年10月から開始となったNZ納
 税者番号(IRDナンバー)を申請しなければならない新ルールには適合され
 ないなど、実際のデータ内容は不透明であり、今後正確な数値に関して追
 跡していくべき、という意見も多くあります。

 オークランドの入手可能な住宅価格が55万ドルと言われてきましたが、現
 在の統計データによりますと、67万3,400ドルにまで引き上げられたようで
 す。

 この3年でオークランドの住宅価格相場は5割近くも上昇しているわけです
 から、当然のことなのかもしれませんね。

 NZ在住の家族がますます家の購入が難しくなってきている昨今、特にオー
 クランドの住宅不足や住宅価格の高騰を抑えるために、NZの住宅市場は、
 今後もルール改正など施行され、特にNZ非居住者の購入者にとっては購入
 が厳しくなっていく傾向にあるのかもしれません。



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 2. 税務コラム ニホンの税金、セカイの税金
  「第30回:パナマ文書 Part 2」

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 こんにちは!国際税務コンサルタントのJATコンサルティング代表 内山直
 己です。この場をお借りして税金に関するお話しをさせていただいていま
 す。

 さて、前回はグローバルにホットな話題であるパナマ文書をトピックにお
 届けしました。
 そこでは、パナマ文書に世界の名だたるリーダー、ビッグネームを見るこ
 とができるのに、アメリカの要人の名前が一切見当たらないことを指摘し、
 パナマ文書漏洩の仕掛人が実はアメリカなのではないか?との疑問を投げ
 かけて前回は終了しました。

 今回のコラムはその続きで、もしアメリカが仕掛人であるとしたら、そも
 そもなぜこのような文書を漏洩させるような真似をしたか?その動機に迫っ
 てみたいと思います。

 では、なぜ、アメリカがそのようなことをしたか?
 そもそも、タックスヘイブンを利用する人や企業の大きな目的のひとつに
 情報の秘匿性の高さが挙げられます。理由はそれぞれでしょうが、自分の
 資産を人にばれないようにこっそり持っておきたい富裕層・大企業は数多
 あります。
 ところが、情報の秘匿性というタックスヘイブンの生命線が今回の事件に
 より、ガタガタと音を立てて崩れていったのです。
 このことにより、一番利益を得る可能性があるのが実はアメリカなんです。

 その理由ですが、アメリカはこの数年、アメリカ国内から国外にドルが流
 出することに関してかなり神経質になっています。
 FATCAと呼ばれる外国の金融機関にアメリカ人との取引があれば、それをア
 メリカ政府に開示するよう主要国との合意をとりつけたり、スイスのプラ
 イベートバンクに圧力をかけてアメリカ人の口座内容の開示を無理やり承
 知させたり、出国税を強化して市民権やグリーンカードを放棄しにくくす
 るなど、かなりえげつないことを平気でやっているのです。

 反対に海外からアメリカへ流れている投資に関しては、外国の税務当局か
 らの問い合わせがあっても簡単には情報を開示しないというジコチュース
 タイルを貫いていて、このようなIRS(Internal Revenue Service、アメリ
 カの国税庁)の諸外国から来る情報開示リクエストへの口の堅さや、今年か
 らOECD各国で金融機関の口座情報などを自動的に情報開示する仕組み「共
 通報告基準」に主要国で唯一サインしていないことなどを考えると情報の
 秘匿性を守ることにかけては、その信用が揺らいでいるスイスなどを超え
 て、世界一と言ってもいいかもしれません。

 つまり、アメリカはアメリカ人には、海外にカネを持ち出すな。やっても
 どこまでも追いかけて丸裸にしてやると脅し、外国人には、スイスやタッ
 クスヘイブンなんかに投資しても情報は守られない。アメリカ国内で投資
 するなら秘密は守ってやるよ。どこの国の税務当局がガタガタ言ってもペ
 ラペラ喋ったりはしない。その代わり、スイスやタックスヘイブンに金を
 持っていれば、俺たちが丸裸にしてやると言っているのです。つまり、世
 界のカネをアメリカに呼び込むためのメッセージなのです。

 FATCAなど最近のアメリカの強権的な姿勢で、かつての金融王国スイスや顧
 客の秘密を秘匿することで成り立っていたタックスヘイブンの国々が揺ら
 いでいたところに、このパナマ文書です。実際、タックスヘイブンからア
 メリカへ投資先を変えているとの話しも耳に入ってきています。
 軍事、経済では斜陽のアメリカですが、金融の世界である意味絶対君主に
 なってきたと言っても過言ではないかもしれません。

 今日はこれくらいにしておきますね。ではまた!



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 3. ご案内:いま注目される、海外相続の必要性について

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 2008年にいわゆるリーマンショックで端を発した世界的金融危機と続く経
 済停滞。そんな中で起こった東日本大震災の日本経済への計りがたいダメー
 ジは、今後の日本の経済復興がどれほど険しい道なのかを日本国民にいみ
 じくも知らしめることになりました。

 これからの日本政府は「震災復興」という言葉だけを利用して、あらゆる
 角度から国民に負担を課していくことは目に見えて明らかです。

 それに先立って2010年、すでに2011年度の税制改革法案の中で政府は「所
 得税増税」「相続税増税」「消費税増税」等の非常に大きな税制改正を通
 す予定であることを発表していました。

 震災後の対策に右往左往する中国会審議が延期されているものもあります
 が、近い将来必ず国民の負担がさらに増大する方向に政治が舵取りされて
 いくのは間違いありません。

 その中でもとくに相続税の基礎控除が引き下げられました。
 「5000万+相続人毎1000万」だったものが、「3000万+相続人毎600万」に
 引き下げられています。さらに死亡保険の非課税枠を縮小して相当な増税
 を予定しています。

 相続税はスイス・スウェーデン・イタリア・カナダ・シンガポール・タイ・
 マレーシア・オーストラリア・ニュージーランドなど廃止している国も多
 く、これから廃止に向けて動いている国も増える中で、「死者に鞭打つ」
 時代遅れの税金でありながら、日本では裕福な層から効率的に税金を徴収
 できるシステムとしてますます強化しようとしているのです。

 子供たちのために必死で働き蓄えた資産、すでに所得の段階で納税してい
 る資産への再課税が一層厳しくなり、原発の健康不安は増大し、そしてな
 により国(政府)に対する信頼が喪失している今の日本。日本人として、
 1人の親として、未来を担う世代へいかに資産を残せるのかー今こそ、世
 界を視野に入れた相続対策に踏み出す時です。

 海外相続、相続対策について詳しく資料を元にご案内させていただきます。
 下記メールアドレスまでお問合せください。



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 4. 移住会員さま/NZコラム

   T’s Remyさんのニュージーランドコラム
   〜 ニュージーランドの温泉 〜

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 ニューランドは日本と同じく火山国。温泉はあちらこちらにあります。こ
 ちらの温泉は一般的に水着を着て入りますが、裸で入る温泉が懐かしくな
 り今回は個室の温泉に行ってきました。

 オークランドから約150Km。車で2時間ほどの Te Arohaという町にある温泉
 です。

 木々が伐採されて牧草地にされている山々の風景が多い中で、木々が生い
 茂る存在感のある山と、ゆったりと流れる空気感が印象的な町でした。

 その山から自然にろ過されて湧き出てくるこの温泉は、湯治としても利用
 されています。

 先住民マオリ族の人たちがこれらの「温泉」を大切にしてきた歴史があり
 ます。言葉も日本語に似ていて、食や自然観もどことなく日本人に似てい
 るマオリの人たちにこの「温泉」でも親しみを感じます。

 Te Arohaの木のお風呂は、心まで温まりました。このアルカリ性の温泉か
 ら、たっぷりと自然のエネルギーをいただくことができました。温泉を上
 がる頃には何もしていないのに、垢がたくさん浮いていて...びっくりしま
 したが、アルカリ性の温泉にはお肌がツルツル、すべすべになるクレンジ
 ング、美肌効果があるようです。

 ミネラルたっぷりの温泉によってデトックス、癒し効果が期待できること
 も、納得できます。

 さて、日本からニュージーランドへ移住して、ちょうど3年の月日が流れま
 した。日本を懐かしく思いながらも、日本にいるような体験ができること
 は本当に嬉しいことです。

 ニュージーランドの自然の恵みに感謝しながら、海外生活4年目もたくさん
 楽しみたいと思っています。

 「自然」「ナチュラル」「健康」をテーマに、日々の暮らしをお伝えして
 います。
 ときどき、Facebookを覗いてみてくださいね。



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 ■  T’s Remyさんのニュージーランドコラムバックナンバー:

  「ニュージーランドの秋の味覚」
  https://eastwind.co.nz/mailmagazine/index.php?vol=221

  「ニュージーランドの梅」
  https://eastwind.co.nz/mailmagazine/index.php?vol=217

  「誰も害さない・気持ちが良い・効果は抜群!」
  https://eastwind.co.nz/mailmagazine/index.php?vol=213



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 <編集部より>

 次回の移住メルマガは6月6日の配信となります。

 どうぞお楽しみに!



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【あなたにもできる! ニュージーランド移住情報 】
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