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Vol. 152 オークランドの不動産状況

VOL.152 2013年7月1日 ────────────────────────
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               発行:イーストウィンド <隔週月曜配信>
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 昨日6月30日をもって、クライストチャーチ中心部の立ち入り禁止区域が全
 面的に解除されました。2011年2月の震災から約2年4ヶ月、倒壊の恐れのあ
 る高層ビルの解体が終了し、ようやく街中を自由に歩けるようになったよ
 うです。

 また、Latimer Squareにて建設中である紙素材を用いた仮設大聖堂も今月
 中に完成予定となっています。この仮設大聖堂は、3.11の後に女川町に建
 設された仮設住宅の設計を手がけた坂茂氏の設計によるものです。まだま
 だ先の長い復興への道のりですが、これからも着実に進んでほしいですね。

 それでは本日のメルマガをお届けいたします。

 (よ)



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 今日のメルマガラインナップ

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 1. オークランドの不動産状況

 2. 投資家部門における投資先について(後編)

 3. ファイナンス
   〜 NZ準備銀行、今回も政策金利を据え置き 〜

 4. ご案内:いま注目される、海外相続の必要性について

 5. 移住会員さま/NZコラム

  Four Paddleさんのニュージーランドコラム
  「ニュージーランドのママ友 」



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 1. オークランドの不動産状況

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 国民の30%が住む大都市オークランドですが、今回は、ここオークランド
 の近年の不動産状況について、お伝えしたいと思います。

 まず基本的な情報として、オークランドは2010年11月1日に統合され、スー
 パーシティー、オークランドとなりました。それまでは、以下の7つの地区
 に分けられていました。高層ビルなどが立ち並ぶ中心のオークランド市、
 高級住宅やDecile(学校の評価基準)の高い学校などの多いノースショア
 市、新興住宅地として開発されているワイタケレ市やマヌカウ市、ファー
 ムなどの広大な自然の残るロドニー地区、そのほかには、フランクリン地
 区、パパクラ地区となります。自然が豊かでありながら近代的なショッピ
 ングセンターや教育の設備が整っているオークランドは、移民にとっても
 非常に住みやすい場所であると言えます。今後2030年までに、オークラン
 ドの人口は現在の150万人から200万人まで増える見込みであると、
 Statistics New Zealandは発表しています。

 オークランドはサブプライム問題の影響もあり、2008年一時的に住宅価格
 の下落もありましたが、2007年の価格ピーク時に対して11%の下落にとど
 まり、今現在では過去最高の推移で上昇しています。この背景としては、
 基本的には移民の増加や、経済状況の安定、住宅ローンの金利緩和や、非
 居住者である海外投資家にとって有利な条件(取得税や印紙税がない、居
 住や賃貸目的であれば売却時のキャピタルゲイン課税がない)に加え、
 9.11テロ以降急激に増えた米国・中近東・中国からの投資の増加、また建
 築士不足による慢性的な住宅不足なども挙げられます。これらを受け、近
 年では新興住宅地の開発など、郊外などでは急ピッチで進んでおり、今後
 の人口増加の対策も政府を挙げて動いている状況です。

 オークランドの不動産価格は、長期的にみますと着実に上昇してきており、
 増加し続けている移民の大半はオークランドに仕事や居住を求める傾向に
 あるため、不動産の需要は今後も拡大し続けるでしょう。



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 2. 投資家部門における投資先について(後編)

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 前回のメルマガに引き続き、投資家部門における永住権申請で事前承認
 (Approval in Principle、以下AIP)取得後の流れについてご案内したいと
 思います。

 投資先について、不動産購入は投資対象にならないのか?というご質問を
 頂くことがありますが、不動産の場合、現存する住宅を購入するのは対象
 外となります。また、海外投資家に人気が高いハウジングNZと呼ばれる政
 府家賃保証物件も対象外です。

 住宅開発のための土地の購入は投資対象として認められています。しかし、
 土地を購入後に住宅を建設し、賃貸手続き等していかなくてはならないた
 め、不動産管理に十分な経験がなければ、手続きは非常に煩雑になります。

 そして、投資先を選定するのと同じくらい気にかかるのが両替レートです。
 投資家部門は申請後にAIPが下りるまでの審査時間は、他の申請部門と比較
 するとはるかに短く(投資家プラスの場合、早くて1週間でAIPが下ります)、
 AIPが下りましたら、期限以内にNZドル建てで投資をすることになりますの
 で、為替のタイミングを見計らい、レートのよい時に前もってNZドルに両
 替しておくのも良いでしょう。

 また、投資完了後の注意点としては、日本側での確定申告義務があります。
 海外投資期間中に発生した配当金や利子を得た時点で、総合課税として確
 定申告することになりますが、計算方法は取得した日付の為替レート
 (中値)と日本円換算額を表にし、海外銀行口座より送付された利子証明
 書と併せて申告する必要があります。

 12月31日時点で海外に5000万円相当を超える資産を持つ個人(居住者)は、
 翌年の3月15日までに所轄税務署に「国外財産調書」を提出する義務があり
 ますので、ご留意ください。



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  3. ファイナンス
   〜 NZ準備銀行、今回も政策金利を据え置き 〜

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 NZ準備銀行は6月13日、NZ国内の住宅市場の力強さについて一段の懸念を表
 明する中で、政策金利を2.50%に据え置きました。

 準備銀行のウィーラー総裁は、一部地域での住宅価格上昇に対する懸念を
 示していますが、近い将来におけるインフレについては、問題とはならな
 いとの見方を強調しました。

 準備銀行は、低インフレが続く中、2011年3月以来、政策金利を過去最低水
 準に据え置いています。輸入物価の下落が反映し、消費者物価指数(CPI)
 の上昇率は1%弱で推移していることから、総裁はインフレ率が今後、抑制
 目標の1〜3%の中間に向かって上昇していくと予測。実質国内総生産(GDP)
 成長率は2014年下半期に3.5%に加速するとの見通しを示しています。

 また、総裁はNZドルが一段高となった場合、準備銀行は外国為替市場に介
 入する用意があると表明しており、5月の外為市場で差し引き9,000万NZド
 ルのNZドル買いを行ったことを明らかにしています。

 準備銀行は4月にも、NZドルが貿易加重ベースで変動相場制移行後の最高値
 を付けたことを受けて外為市場に5年ぶりの大規模介入を実施しました。

 NZドルは、米連邦準備理事会(FRB)が年内に資産買い入れを縮小する
 という見通しから高金利通貨が売られていることを背景に4月の中旬以来、
 対ドルで10%超下落しています。


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 4. ご案内:いま注目される、海外相続の必要性について

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 2008年にいわゆるリーマンショックで端を発した世界的金融危機と続く経
 済停滞。そんな中で起こった東日本大震災の日本経済への計りがたいダメー
 ジは、今後の日本の経済復興がどれほど険しい道なのかを日本国民にいみ
 じくも知らしめることになりました。

 これからの日本政府は「震災復興」という言葉だけを利用して、あらゆる
 角度から国民に負担を課していくことは目に見えて明らかです。

 それに先立って2010年、すでに2011年度の税制改革法案の中で政府は「所
 得税増税」「相続税増税」「消費税増税」等の非常に大きな税制改正を通
 す予定であることを発表していました。

 震災後の対策に右往左往する中国会審議が延期されているものもあります
 が、近い将来必ず国民の負担がさらに増大する方向に政治が舵取りされて
 いくのは間違いありません。

 その中でもとくに相続税の基礎控除が引き下げられました。
 「5000万+相続人毎1000万」だったものが、「3000万+相続人毎600万」に
 引き下げられています。さらに死亡保険の非課税枠を縮小して相当な増税
 を予定しています。

 相続税はスイス・スウェーデン・イタリア・カナダ・シンガポール・タイ・
 マレーシア・オーストラリア・ニュージーランドなど廃止している国も多
 く、これから廃止に向けて動いている国も増える中で、「死者に鞭打つ」
 時代遅れの税金でありながら、日本では裕福な層から効率的に税金を徴収
 できるシステムとしてますます強化しようとしているのです。

 子供たちのために必死で働き蓄えた資産、すでに所得の段階で納税してい
 る資産への再課税が一層厳しくなり、原発の健康不安は増大し、そしてな
 により国(政府)に対する信頼が喪失している今の日本。日本人として、
 1人の親として、未来を担う世代へいかに資産を残せるのかー今こそ、世
 界を視野に入れた相続対策に踏み出す時です。

 海外相続、相続対策について詳しく資料を元にご案内させていただきます。
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 5. 移住会員さま/NZコラム

  Four Paddleさんのニュージーランドコラム
  「ニュージーランドのママ友 」

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 NZに来る前に悩み、そして覚悟を決めてきた事がありました。それは友人
 関係です。わたしの人生は友人に恵まれるというラッキーなもので、それ
 は幼少から大人になり、母になった現在迄続いています。世間を騒がすマ
 マ友同士のいざこざなど全く無関係のまま、日本での生活を送っておりま
 した。

 しかし、NZ行きが決定してから、
 "楽しく心地よい生活はできない"
 "友人はできない"
 "英語圏で孤立する"
 という3つの覚悟をしました。子ども達は友達作りの天才なので、彼らが
 平和で平穏なら自分は我慢しようと決めたのです。

 しかし移住して1年が過ぎ、出発前のあの覚悟は無駄だったことが判明しま
 した。最初は現地在住の日本人の方々が興味津々で話しかけてくれ、寂し
 くなく安心したのを覚えています。NZのお国柄でしょうか?日本人のママ
 達は皆さん大らかで大胆、そして、心が広いのを感じました。

 その後、次第に子ども達の交流範囲が広がり、様々な国のママ友ができま
 した。今の私の親友はドイツ人です。彼女はわたしと同じ3人の子を持つマ
 マで、物事をはっきり言います。彼女はわたしと考え方が正反対なので、
 最初はカルチャーショックでしたが、今は人生の良き先輩です。わたしは
 "思いを飲み込まない事" を彼女から教わり、逆に彼女は、わたしから"相
 手が傷つくようであれば口をつぐむ"を学んだと話してくれました。まさ
 に異文化交流の賜物です。またクリスチャンの彼女は、人助けが当たり前
 と考えるようです。困る事があって彼女に相談すると、必ず解決へと導い
 てくれます。わたしはクリスチャンではないですが、彼女の行動を見習い、
 実践しようと心がけています。

 また、仲間もできました。わたしは子ども達の習い事の付き添いを毎日し
 ていて、特にスイミングチームメイトのママ達とは、大の仲良しです。きっ
 かけは、2月に行われた国代表選手大会です。チームメイト4家族と3日間生
 活し、大会に参加して色々なドラマを共有しました。特に仲の良いママは、
 驚くほどわたしの日本の親友に似ているのです(容姿ではありません)。
 彼女は、親身にわたし達を心配してくれ、考えてくれています。孤立を覚
 悟してきたのに、何でも話せる親友ができました。

 NZという国は本当に人が温かく感じられる場所ですので、これからも安心
 して子育てができそうです。そして、子ども達の心を育てるには最高の場
 所だと確信しています。雄大な土地でのびのびと子育てができる事に感謝
 しています。



 ■Four Paddleさんのニュージーランドコラムバックナンバー:

 「ニュージーランドの公文について(後半) 」
 https://eastwind.co.nz/mailmagazine/index.php?vol=149

 「ニュージーランドの公文について(前半) 」
 https://eastwind.co.nz/mailmagazine/index.php?vol=148

 「長男の大けが(ニュージーランドの事故補償制度ACC) 」
 https://eastwind.co.nz/mailmagazine/index.php?vol=145

 「3人の子供たちが過ごすサマーホリデー」
 https://eastwind.co.nz/mailmagazine/index.php?vol=142

 「 子ども3人が感じたニュージーランドの学校生活 」
 https://eastwind.co.nz/mailmagazine/index.php?vol=139

 「スイミングが大好きな娘のニュージーランドでの楽しみ」
 https://eastwind.co.nz/mailmagazine/index.php?vol=136

 「小学6年生の決意」
 https://eastwind.co.nz/mailmagazine/index.php?vol=130



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 <編集部より>

 異国の地で友達が出来るかどうかは、誰もが不安を抱くことだと思います。
 その点Four Paddleさんは親友まで出来、充実した生活を送っているよう
 ですね。大切なことは、どんな場所にいても、自分から心を開き、相手の
 心へ飛び込んでいくことだと思います。私もFour Paddleさんを見習って、
 現地のお友達を今まで以上に増やしていきたいものです。

 次回の移住メルマガは、7月15日配信となります。

 どうぞお楽しみに!



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【あなたにもできる! ニュージーランド移住情報 】
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