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Vol. 45 NZ あなたのペットの幸福
VOL.45 2009年3月2日 ───────────────────────
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発行:イーストウィンド <隔週月曜配信>
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皆さま こんにちは。
いつもご愛読いただきまして、ありがとうございます!
先週、季節の変わり目に弱い私は、
風邪をこじらせてしましました。
ニュージーランドは夏の終わりに近づき、
少しずつ涼しくなっているようです。
皆さまも、季節の変わり目に体調を崩さぬよう
気をつけてくださいね。
それでは、今号の移住メルマガをお届けいたします。
(だ)
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今日のメルマガラインナップ
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1.News !
〜 NZ 外貨預金、不動産購入、移住説明会のお知らせ 〜
2. ニュージーランドの税金(1) 〜 税金のしくみ 〜
3.連載コラム! 周さんのNZ生活(Vol.39)
〜 市役所からの警告 〜
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1.News !
〜 NZ 外貨預金、不動産購入、移住説明会 〜
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いまだ景気回復の見られない日本に見切りをつけて海外に移住したい!
老後はのんびりニュージーランドで過ごしたい!
でも、
本当に住むことが出来るのか?
仕事はあるのか?
物価は?
など、多くの方が同じ不安を抱えています。
ニュージーランド現地スタッフが日本に出向き、永住権取得・不動産購入
・外貨預金・起業・長期滞在希望の方々を対象に説明会を行います。
説明会では、新移民法やビジネスの起こし方、家の購入、教育制度、政治、
経済についても触れさせて頂く予定です。
■ニュージーランド外貨預金、不動産購入、移住説明会
〜 2009年/ 3月開催 第38回
・日時 : 2009年3月15日【日】 13〜15時
・場所 : ウェスティンホテル東京 17階ラウンジ
▼「 ニュージーランド外貨預金、不動産購入、移住説明会 」の
お申し込みはこちらから
↓
https://eastwind.co.nz/ew/eij/eij_semi.html
※説明会当日にご参加できないお客様や首都圏以外の地方にお住まいの
お客様向には個別カウンセリングを開催しております。
個別カウンセリングをご希望のお客様はお気軽にお問い合わせ下さい。
→ Email:
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2. ニュージーランドの税金(1) 〜 税金のしくみ 〜
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最近の日本では、「税金の使われ方が不明朗である」と言われたり、「社会
保険庁や厚生労働省での税金の無駄遣い」が明らかになるなど、次々と問題
が起こっています。
労働者の皆さんが支払う税金にはさまざまなものがありますね。
まずは「所得税」。そして、「市民税」や「地方税」。さらに「社会保険」、
「厚生年金」、「失業保険」など。こういうものを全部合わせると収入のお
よそ30%以上が何らかの形で政府に持っていかれていることが分かると思い
ます。
それでは、ニュージーランドの税金はどのようになっているでしょうか?
実はニュージーランドには「社会保険」や「厚生年金」、「失業保険」など
は存在しません。それは何故かと言いますと、こうした保険という形で「国
民が福祉に対してお金を別途払うのはおかしい」という考え方があるからで
す。
ニュージーランド政府は国民を守る義務があり、その代わりに国民は、納税
や順法などを行っているのです。ですので、本人の事情により仕事が出来な
ければその生活を守るのは国の義務です。何年仕事が見つからないだろうが
関係ありません。そして、この失業に対する賃金保証は基本的に65歳まで支
給されます。
もちろん職業訓練などの制度も整っていますから、本人がやる気さえあれば
無料で訓練を受けたり、大学で勉強したりできる仕組みがあります。大学に
通う際は、国から奨学金を受けられますし、学生の間は国から生活費を支給
されます。学費は就職後に返済する必要がありますが、生活費は返済不要で
す。
では、何故そのような制度を維持することができるのでしょうか?
これが【GST(Good and Service Tax)】と【PAYE(Pay as you earn)】と言う
二つの大きな税源で賄われているのです。【GST】とは一般消費税です。ほ
とんどすべての取引に対して、12.5%の一般消費税が課税されます。
これだけ聞くと「ずい分高いな」と思うかもしれませんが、これは制度導入
時点からすべて内税になっているため、消費者が税金を感じることはありま
せん。例えば、洗剤やタオルなどは1ドル+12.5%ではなく、99セントと言う
表示なので、「そのまま」と言う感覚なのです。
【PAYE】とは日本の所得税に当たると考えれば良いですが、累進課税制度に
なっており、基本的には19.5%がPAYEとして課税されます。これも、それだ
けを見ると、「え?所得税が19.5%か?」と思うかもしれませんが、この税
金で無料医療、無料教育、失業保険、老齢年金など、すべての福祉をカバー
しているのですから、実効税率から考えれば、日本よりはるかに安いと言え
ますね。
今年はさすがに赤字になりそうなニュージーランド経済ですが、1993年以来
14年間にわたって黒字財政を続けてきたニュージーランドは、税金の使い方
がとっても効率的であります。
次回のメルマガでは、この税金の使われ方についてご案内いたします。
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3.連載コラム! 周さんのNZ生活(VOL.39)
〜 市役所からの警告 〜
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散歩から帰ってくると玄関のドアの隙間に白い紙がはさまっている。郵便受
けは大通りに面したところに設置してあるから手紙ではない。B5ほどのそれ
を開いてみるとわがM町を統括する市当局からの「警告書」であった。その
紙を届けた日時と私の家の住所、そして担当者の署名まである。
前文に「あなたが留守でしたので以下のような注意を喚起いたしたく・・・」
とあり、下に9項目の文章が並んでいる。興味深いから全部書く。いわく、
「あなたの犬が迷っているのが発見された」
「あなたの犬が飼い主の付き添い無しに放たれている」
「許可なく入ってはいけないところに入った」
「大変汚い姿で公共の場所にいた」
「ほえ声に対する苦情が寄せられている」
「あなたの犬が噛み付いた。(または)襲った」
「あなたの犬が(他人または他の犬を)ほえて脅した」
「この苦情はあなたのペットの幸福への配慮から寄せられたものです」
「その他」
とあって、5番目のほえ声に対する苦情のところにチェックが入っている。
そして最後にこの書類を読んだらすぐに市当局のdog control officer(日
本の保健所の犬担当係りみたいなものか)電話するようにとあり「注」とし
て 「市当局にコンタクトなき場合はあなたに断りなく次の行動に移ります」
となかなかきつい表現だ。
だが我が家では犬はおろか猫もハムスターも飼っていない。ただ、たしかに
最近ご近所で小犬の泣き声が聞こえるがうるさいというほどではない。だが
断り無く次の行動に移られても困るのでとりあえず「ドッグ コントロール
・オフィサー」に電話。留守電でメッセージを残すようにというのでこちら
の名前と電話番号を残しておいたらやがて電話がかかってきた。「やあ、あ
れは間違い。犬のほえ声は他の家だったよ。ハッハッハッ」で一件落着。犬
の声もぴたりとやんだ。
こういうところいかにもニュージーランドらしいところだが、筆者は項目8
番目の「あなたのペットの幸福」のところに注目する。イギリス人は飼い犬
を大変大事にする。ときに日本人の常識で考えられないエピソードも聞く。
その流れをくむニュージーランドでもペットの飼い方には公民ともにとても
うるさい。この国の犬が良くしつけられていることはだいぶ前にも書いたが、
しつける分だけ飼う側もペットへの義務をきちんと果たす。近所に住むKIWI
の友人は、昔ラグビーで痛めた足が時々痛むがそれでも足を引きずりながら
飼い犬の散歩に付き合い、それを当然のこととしている。
静かな住宅街である。どの家もそれほどご近所づきあいがあるとは思われな
いが「隣は何を?」はちゃんと見ているようだ。我が家と間違えて犬のほえ
声を当局に告げたご近所さんは「うるさい」からではあるまい。警告書の文
面を見れば「ペットへの虐待」と見たのであろう。移住者はこんなところに
も気を配らなければならない。
ゴルフ仲間にそのことを言ったらこう言われた。「ニュージーランドで一番
強いのは女。次に子供。三番目が犬なんだよ」
(周)
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【あなたにもできる! ニュージーランド移住情報 】
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今回もご愛読いただきまして、ありがとうございました。
次回のニュージーランド情報もお楽しみに!
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
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