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Vol. 36 NZ 庶民的なスポーツ ゴルフ

VOL.36 2008年10月 6日 ───────────────────────
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                発行:イーストウィンド <隔週月曜配信>
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とうとうサマータイムがはじまりました。

クライストチャーチでは、すっかり桜も散って、夏がすぐそこまで来ている
のを感じます。しかしながら、これにより、日本との時差が4時間になりま
した。なにかと日本とやり取りをしなければいけない仕事をしていると、こ
の4時間の時差は大きかったりします。

また、自宅で日本のテレビNHKを視聴するのも、毎日0時から見ていたニ
ュースが夜中の1時からになってしまいました。この1時間差は大きいですね。
毎日ニュースを見てから床につくという習慣を変えざるをえなくなってしま
いました。

このような不便さはあるものの、日本の夏と違う、すがすがしいニュージー
ランドの夏が待ち遠しいですね。


(よ)


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今日のメルマガラインナップ

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1.News !  〜 NZ 外貨預金、不動産購入、移住説明会 〜
2. ニュージーランドのスポーツ(Vol.4) 〜 ゴルフ 〜
3.ニュージーランドの生活情報(Vol.15) 〜 ペットを飼う 〜
4.連載コラム! 周さんのNZ生活(Vol.30)
   〜 夏炉冬扇 〜

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  1.News !  〜 NZ 外貨預金、不動産購入、移住説明会 〜

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いまだ景気回復の見られない日本に見切りをつけて海外に移住したい!
老後はのんびりニュージーランドで過ごしたい!

でも、

本当に住むことが出来るのか?
仕事はあるのか?
物価は?

など、多くの方が同じ不安を抱えています。

ニュージーランド現地スタッフが日本に出向き、永住権取得・不動産購入
・外貨預金・起業・長期滞在希望の方々を対象に説明会を行います。

説明会では、新移民法やビジネスの起こし方、家の購入、教育制度、政治、
経済についても触れさせて頂く予定です。


■ニュージーランド外貨預金、不動産購入、移住説明会(東京会場)

〜 11月開催 第35回 〜

  ・日時 : 2008年11月2日【日】 10:00 〜 12:00(※20名様限定)
  ・場所 : 泉ガーデンコンファレンスセンター
        Room3(泉ガーデンタワー7階)


〜 12月開催 第36回 〜

  ・日時 : 2008年12月7日【日】 10:00 〜 12:00(※20名様限定)
  ・場所 : 泉ガーデンコンファレンスセンター
        Room3(泉ガーデンタワー7階)


▼「 ニュージーランド外貨預金、不動産購入、移住説明会 」の
お申し込みはこちらから

https://eastwind.co.nz/ew/eij/eij_semi.html


※説明会当日にご参加できないお客様や首都圏以外の地方にお住まいの
お客様向には個別カウンセリングを開催しております。

個別カウンセリングをご希望のお客様はお気軽にお問い合わせ下さい。
  → Email:


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  2. ニュージーランドのスポーツ(Vol.4) 〜 ゴルフ 〜

◆─────────────────────────────────◆

半月くらい前から、寒さに耐えられなくてしばらく遠ざかっていたゴルフを
再開しました。気温的にはちょうどいいのですが、首筋や頬が暑くてびっく
りします。ニュージーランドの日差しは春先でも容赦しません。

ニュージーランドでは、どんな時でも、屋外での行動に日焼け止めは必須で
すね。今日はニュージーランドのゴルフについてお話いたします。


====================================================================

日本では、ゴルフは長らく「中高年の接待の場」というイメージでしたが、
最近では、若者の間で一種の流行のようになっているようですね。東京に住
む私の従姉によると、「ゴルコン」(ゴルフコンペではありません、ゴルフ
コンパです)や「ゴルバー」(ダーツバーのように、お酒を飲みながら、大
きなスクリーンに向かってボールを打ち込みます)等の、新種のアクティビ
ティが都会を中心に広まっているとか。上田桃子や宮里藍、横峰さくら等の
女子ゴルファーの活躍もあってか、ゴルフもオシャレなイメージに変わりつ
つあるようですね。

ニュージーランドでゴルフは、日本に比べて遥かに庶民的なスポーツとして
親しまれています。

ニュージーランド ゴルフの主な特徴は下記のとおりです。

○料金が安い
○老若男女に関わらず、またひとりでも複数でもOK
○自分のペースでゆったりプレイ
○30分で到着できるなど、近場のゴルフ場が多い


〜・〜 料金 〜・〜

日本では、若者の間で人気が出て来ても、なお高いイメージのあるゴルフで
すが、ニュージーランドでは大変リーズナブルなお値段でプレイすることが
できます。金額は、安いところで30ドルくらいから、高いところで$100ドル
ぐらいでプレイすることが出来ます。

そもそも、殆どのプレーヤーは、たいていどこかのゴルフ場のメンバーにな
っています。メンバーになることで、ホームグラウンドはまわり放題、他の
ゴルフ場のコースでプレイをするときも割引を受けることができるなど、大
きなメリットがあります。

メンバーシップの料金は、安いところで大体500ドル前後から。1年間有効の
もの、夏場限定のシーズナブルなもの、平日のみプレイできるもの、逆に週
末のみプレイできるものなど、幅広いチョイスがありますので、自分のライ
フスタイルに合わせて、より安くメンバーになることができます。


〜・〜 プレイする人数 〜・〜

日本のゴルフは基本4人一組と決まっていますが、ニュージーランドでは、1
人からでもOKです。知らない人と一緒にプレイするのも新たな発見があって
楽しそうですが、時には練習を兼ねて、誰にも気兼ねなく自分のペースでプ
レイしたいですよね。この気軽さはニュージーランドならではのものです。

また、ニュージーランドのゴルフにはキャディはつきません。皆、自分でバ
ッグを担いだり、カートに載せて引っ張ったりして、移動します。「キャデ
ィと交わす他愛のないおしゃべりも楽しみのひとつ」という人にはやや物足
りないかもしれませんね。


〜・〜 プレイする年齢層 〜・〜

最初のころ、白髪の背の曲がったおばあさんが、コース内を、カートを引き
ながら、ゆっくりゆっくり歩いているのを見かけてびっくりしました。日本
では家に引きこもってしまうような年齢の方でも、大変活動的なのがニュー
ジーランドのご老人です。皆さん、本当にお元気です。

下は5歳くらいのお子さんから。子供用の小さなクラブを振り回して、彼ら
なりに健闘しています。時々、乳飲み子をリュックのような器具で背負って
プレイしているお父さんを見かけます。日本では、おじさまの社交場、若者
のお洒落、というイメージがありますが、ニュージーランド ゴルフは、ど
ちらかというと家族の団欒の場であるといえます。


〜・〜 ゆったりゴルフ 〜・〜

ニュージーランドのゴルフ場はそれほど混雑していません。そのため、都市
部の一部のゴルフ場を除き、だいたいのところでは予約無しでプレイするこ
とができます。天気の良い週末に多少混みあう時間帯がありますが、それで
もそれほど待つことはありません。ニュージーランド ゴルフの基本が「のん
びり」ですので、たとえ後ろに人が待つことになっても、それほど気にせず、
自分のペースで楽しむことができます。


〜・〜 気軽さ 〜・〜

服装は何でもOK。形式にとらわれないのがニュージーランド ゴルフです。
パブリックのコースでは、Tシャツにショートパンツ、スニーカーという姿
でプレイをしている人が多くいます。また、気軽さでいえば、至るところに
ゴルフ場があって、移動が楽ということもいえます。ニュージーランドは、
人口1人当たりのゴルフコース数が世界で最も多い国で、人口約400万人の国
に400近くのゴルフ場があるそうです。

大きな都市では、車で30分程度のところに複数のゴルフ場があって、事前に
計画していなくても、思い立ったときにすぐに行くことができます。また、
その日の気分で、プレイするコースをかえることも可能です。このあたりが、
まさに「ゴルフ天国 ニュージーランド」ですね。


〜・〜 プレイする季節・時間 〜・〜

ニュージーランドの夏は「ほどほどに暑い」というのが特徴ですので、快適
にプレイできます。また、サマータイムがスタートすると(※9月28日〜)、
夜の9時近くまで日が長くなります。これによって、夏場は、仕事帰りに1ラ
ウンド、なんてことも可能です。実際、そのようにしてまわって帰りに併設
のカフェでビールを一杯、という人が普通にいます。

ちなみに、こちらの人達は、水分補給として(?)ビールを飲みながらコー
スを回ることもあります。ごみ箱にはビールのビンがいっぱい。ただ、暑い
盛りに飲みすぎてテンションが高くなり、上半身裸でプレイしている若者を
見かけると、マナー的にはあまり好ましくないように思います。


〜・〜 上記以外で、日本とニュージーランドの違い 〜・〜

○ランチタイムがない
日本では、午前9ホール、昼食を取ってまた9ホール、と一日がかりで1ラウ
ンドするゴルフ場が多いですが、ニュージーランドでは一気に18ホール回り
ます。3〜4時間で回ることができます。そのため、こちらの人たちは、ゴル
フバッグの中に、お水のボトルやバナナ、キャンディなどを入れて持ち歩い
ています。

○距離の表示
各ホールの距離表示は、日本はヤード表示ですが、ニュージーランドはメー
トル表示です。世界の主流はヤードですし、日本でのゴルフに慣れている方
にとって、メートル表示は戸惑うかもしれません。90メートル=約100ヤー
ドと換算して、クラブ選択をしましょう。

日本では、残り距離を示す杭は、100ヤード、150ヤード、200ヤードに立っ
ていることが多いですが、ニュージーランドでは、90メートル、135メート
ル、180メートルが一般的です。換算すると、100ヤード、150ヤード、200ヤ
ードになるので、同じと言えるかもしれませんね。

○ニュージーランドのゴルフ選手
マイケル・キャンベル選手。ゴルフ界だけではなく、世界に誇るニュージー
ランド出身のスポーツ選手のひとりとして挙げられます。その実力のほどは、
2005年の全英オープンでタイガーウッズを抑えて優勝をしたほどですし、先
週の欧州ツアー、ブリティッシュマスターズでは3位に入りました。

また、最近ホットな話題としては、全米アマチュアゴルフ選手権で史上最年
少優勝記録を塗り替えした、ロトルア在住の18歳ダニー・リーもいます。そ
のほか、タイガーウッズのキャディもニュージーランド人だったりするなど、
ニュージーランドのゴルフは世界の舞台で活躍しています。ゴルフ場や打ち
っぱなしで、小学生中学生くらいの少年たちが一生懸命練習している姿をよ
く見かけます。「この中から将来輝くスターがうまれるかも・・・」と期待し
ながら眺めています。

寒い冬が終わり、草花香る春がやってきました。ゴルフ場のあちらこちらで
も春を感じるようになりました。ラフに隠れるように小さな花が咲き、カル
ガモ親子が芝をちょこちょこ横ぎります。隣接する牧場でも、子どもをつれ
たお母さん羊がのんびり草をはんでいます。

吹く風も暖かく、ふんわりと包み込まれるような気持ちよさを感じながらの
んびりスポーツを楽しむ、これがニュージーランド ゴルフの真髄ですね。
道具をガレージにしまいこんでしまっている人は、このいい季節を逃さずに、
再び行動を起こしましょう!


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  3.ニュージーランドの生活情報(Vol.15) 〜 ペットを飼う 〜

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日本では空前のペットブームと言われ始めてから何年か経ちますが、今でも
週末のショッピングセンターのペットショップでは、大勢の人で賑わい、ト
リミングをしてもらい気持ちよさそうにしているペットを見かけます。

最近ではペットの玩具やペットフード、おやつの種類も増えており、犬を飼
っている私はペットショップに行っては美味しそうなおやつを見つけ愛犬に
買っていくのが週末の楽しみの1つでもありました。また街中ではトリミン
グ店や、犬猫専用アパレルショップなども増え、飼い主が買い物時にペット
を連れて行き、ペットと一緒に服を探し、ドッグカフェでペットと一緒にラ
ンチをするといったこともごく普通な環境になってきました。

一方ニュージーランドでは、週末に近所や街中の公園を歩いていると、犬の
散歩をしている人をよく見かけます。リードを付けてのんびりと歩いていて
いる人、公園で犬と一緒にフリスビーをしている人、中には放し飼いで犬と
ジョギングをしている人など、様々です。

日本ではミニチュアダックスやトイプードルなどの小型犬を室内で飼うケー
スが多いですが、庭付きの一戸建てが多いニュージーランドでは屋外犬が多
く、散歩に行かなくても庭で十分な運動をさせることが出来ます。また、ニ
ュージーランドでは基本的に室内が土足ということもあり、屋外犬でも普通
に家の中に入ってくる様な環境です。

現在、日本ではドッグランという、犬を遊ばせる為の施設が増えてきていま
す。ドッグランとは名前の通り、本来犬を走らせたり一緒に遊んだりする為
の施設のはずなのですが、ドッグカフェに併設された小型犬を歩かせるだけ
で精一杯の広さのものや、地面がコンクリートであったり、芝生の地面でも
スペースが狭いという所が殆どです。中には避暑地で見かける割と広いもの
もありますが、形が縦長であるなど、大型犬が走り回れる様な理想的なドッ
グランは少ないのが実情です。

ニュージーランドでは日本の様にドッグランはありませんが、ドッグパーク
やドッグエクササイズエリアといわれる場所がいくつかあります。これらの
場所の多くはフェンスで囲まれた広大な敷地内で、中にはジャンプをしたり
トンネルを潜ったりする障害物が置いてある場所もあります。日本のドッグ
ランとは違って大型犬でも思う存分走り回れる環境がニュージーランドには
あります。

※犬が入れないエリア(Prohibited Dog Areas)もあります。

http://www.ccc.govt.nz/Parks/Recreation/dogs.asp


このようなニュージーランドの恵まれた環境で、一度はペットをニュージー
ランドの大自然の中で思う存分遊ばせてやりたいと思ったことはありません
か?

では、ニュージーランドへペットを持ち込むには、どのようにしたらよいの
でしょうか。ニュージーランドへ移住をしようと考えている方の中には、現
在ペットを飼っていて、ニュージーランドへペットの持ち込みを考えていら
っしゃる方もいらっしゃると思いますが、ニュージーランドへペットを持ち
込む際には、まず輸入許可証を取得して申請する必要があります。

また、この際ペットへのマイクロチップの埋め込みが義務付けられています。
マイクロチップとは、直径2ミリ、長さ8から12ミリの円筒形の電子標識器具
で、個体識別(身元証明)としてペットの首の後ろに埋め込みます。マイク
ロチップには世界で唯一の15桁の番号を入れるため、迷子や地震などの災害、
盗難や事故などで、飼い主と離れ離れになったとしても、マイクロチップの
番号読み取り、データベースに登録された情報と照合することで、飼い主の
もとに戻ってくる可能性が高くなるなどのメリットがあります。デメリット
としては、チップを動物に埋め込むということと、チップ挿入後の安全性が
まだ不明瞭なことです。

輸入許可証の記入内容についてですが、日本の住所(送り先)、ニュージー
ランドの住所(受け取り先)、マイクロチップナンバーの記入の他、輸送す
るペットが犬であれば、その犬が闘犬(アメリカンピットブルテリア、ドゴ
アルゼンチーノ、土佐犬、ブラジリアンフィラ)ではないことの証明など
を記入する必要があります。

また、輸送してニュージーランドに到着してからの一定期間(1ヶ月間)は検
疫検査を受けるために検疫所に預ける必要があります。検疫所はオークラン
ドに3箇所、レビンとクライストチャーチに各1箇所あります。犬にとっても、
もちろん飼い主にとっても検疫検査期間は非常に長く感じるでしょうが、ク
ライストチャーチにある検疫所では15の犬小屋があり、1つの犬小屋に3匹ま
で入ることが出来るので2匹以上預ける場合は同じ小屋に預けることが出来
ます。

また猫の小屋も8つあり、犬小屋同様1つの小屋に3匹まで入ることができます。
これらは何れも広々としており、床は暖かく、広さも縦横1〜1.5m程あるので、
軽い運動をするには十分なスペースとなっています。また、ここで与えてい
るドッグフード、キャットフードは日本でも馴染みのあるユーカヌバとアイ
ムスを使用している様ですので、同じ物を与えている飼い主さんには安心で
すね。


<オークランド検疫所に関するウェブサイト>

http://www.qualifiedpet.co.nz/wdmap.htm


<クライストチャーチ検疫所に関するウェブサイト>

http://www.canterburyquarantine.co.nz/



〜・〜 SPCAについて 〜・〜

ニュージーランドにはSPCA(Society for the prevention of cruelty to a
nimals)という動物虐待防止団体という団体があるのをご存知でしょうか。
この団体は慈善団体であり、一般市民の寄付金によって運営されています。

SPCAの活動は幅広く、動物に関する住民の通報の対応や、捨て犬や捨て猫の
保護、また保護された動物達の里親探し等非常に幅広く、中にはOutreachと
いう、介護施設や病院へ動物を連れて行き、アニマルセラピーを行うボラン
ティア活動も行っています。

この活動は一般市民が愛犬をアニマルセラピー犬として訓練して介護施設な
どでアニマルセラピーを行います。また、SPCAはニュージーランド全土で49
の施設があるので、ペットが迷子になったという時など、ニュージーランド
各地で起こるあらゆる問題に迅速に対応する体制が整っています。

※Outreachは、SPCAの動物に関する知識とSt John(救急車サービスを行っ
ている団体)の医療分野に関する知識とスキルの相乗効果を図った活動。ま
た、これまで、犬をはじめ、猫や鳥、ミニチュアホース等がアニマルセラピ
ーを行った実績があります。

ペットを飼っていて、今後移住や長期滞在目的で、ニュージーランドで新し
い生活をしようと考えている方もいらっしゃると思います。何よりも家族で
あるペットを日本に残して旅立つのは非常に心苦しいですね。ニュージーラ
ンドへ来れば元気に走り回れる環境があるのは確かです。

しかし、ペットにとっては、いきなり1ヶ月以上もの間飼い主と離れ離れに
なり見知らぬ地へ行く訳ですから、ペットのメンタル面も考えて一緒に連れ
て行くかどうか慎重に判断する必要があります。事前にペットの性格や健康
診断をしっかりと考慮した上でペットを連れてくるかどうかを考えましょう。


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  4.連載コラム! 周さんのNZ生活(VOL.30)
    〜 夏炉冬扇 〜

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東京で夏カゼを引いた。13号台風が去って朝晩はしのぎやすくなり、昼間は
30度を越すものの蒸し暑さをさほど感じなくなった9月の中旬。JR山手線に
乗っても、地下鉄に乗っても冷房がガンガン効いている。

朝夕のラッシュ時ならそれでも人いきれで寒さは感じないだろうが、昼間す
いている車内で酷暑の真夏と同じようにエアコンを働かせられたらどうにも
寒くて仕方がない。外は30度を越す気温である。半そでのスポーツシャツ一
枚で出かけた「前期高齢者」には効き過ぎのエアコンは骨身に応える。

若い女性も冷風の吹き出し口を恨めしそうに見上げてむき出しの腕をさすっ
ている。バスなら運転手に温度を上げてもらうように頼めるが、地下鉄では
こんなアナウンスがある。「この電車はワンマン運転をしております」。客
の苦情を聞く車掌は乗っていないから降りるまで我慢しろ、と言うことなの
だろう。夏炉冬扇とはこのことを言う。

「省エネ」が叫ばれて久しい。国はことあるごとに国民に「エコ」を要求す
る。地球温暖化問題とあいまって国民すべてがエネルギーを無駄遣いしてい
るような言い草だ。「家庭のエアコンの温度を28度に調整しろ」と言うのな
らその日の気温にあわせて地下鉄やJRのエアコンの無駄遣いを指導したらど
うだ。車内の気温をときに応じて上げ下げするくらいは運転士でも出来るだ
ろう。そのほうがはるかに省エネではないか。

省エネと言えば今オークランドでもスーパーマーケットで盛んにレジバッグ
の代わりにグリーンの買い物バッグ(99セント)を勧めている。レジ袋は石
油の無駄遣いだから何回も使える買い物バッグを使えと言うことだ。日本で
はもっと徹底してマイバッグを使わない買い物客に物言いをつけるボランテ
ィアおばさんたちがいることは以前この欄で紹介した。おかげで台所の生ゴ
ミを一時ごみバケツにためておくのに新しくビニール袋を買わなければなら
なくなった。

だが、工学博士の武田邦彦氏の著書「間違いだらけのエコ生活」(主婦と生
活社)によるとレジ袋は原油から石油を採りきってあまった成分から出来て
いるので石油の無駄遣いにはならないと言う。ただ最近技術が進んでそのあ
まった成分も有効利用できるようになったので消費者にタダでレジ袋を渡す
のが惜しくなったのだろうという。同書によれば、庶民がレジ袋を遠慮した
分確実に有料のビニール袋の売り上げがスーパーで増えていると言う。やれ
やれ、油断もすきもあったものじゃない。


(周)


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【あなたにもできる! ニュージーランド移住情報 】
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今回もご愛読いただきまして、ありがとうございました。
次回のニュージーランド情報もお楽しみに!

これからもどうぞよろしくお願いいたします。


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