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Vol. 232 海外相続について
VOL.232 2016年10月10日 ───────────────────────
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皆さま、こんにちは。
ニュージーランド、オーストラリア、南アフリカ、アルゼンチンの4か国で
行われるリーグ戦「ザ・ラグビーチャンピオンシップ」が、我がオールブ
ラックスの全勝優勝で終わりました。オールブラックスは6戦中の4戦目で
早々優勝を決め、圧倒的な強さが際立ちました。また、今回の優勝で17戦
負けなしと今までの連勝記録に並びました。
今後のオールブラックスはオークランドでオーストラリアと1試合を行い、
その後シカゴでアイルランドと1試合行った後、ヨーロッパツアーを行いま
す。イタリア、再びアイルランド、フランスと全て相手のホームとなりま
すので、厳い試合になるかと思いますが、このまま連勝記録を伸ばして欲
しいところです。
それでは本日のメルマガをお届けいたします。
(た)
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今日のメルマガラインナップ
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1. 海外相続について
2. 税務コラム ニホンの税金、セカイの税金
「第38回: 皇族と税金」
3. ご案内:いま注目される、海外相続の必要性について
4. 移住会員さま/NZコラム
Four Paddleさんのニュージーランドコラム
〜 スポーツ好きなニュージーランドの人々 〜
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1. 海外相続について
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近ごろ、海外相続についてのお問合せを頂くことが多くなりました。
昨年改正された相続税制により日本の相続税は最高55%まで引き上げられ
ましたが、対してニュージーランドは相続税がゼロとなっていることなど
を知り、「ニュージーランドの税制ってどうなっているの?どんな国なの?」
と関心を持たれる方が増えているのだと感じています。
私たちは税務の専門家ではないため税に関する具体的なアドバイスはでき
ないのですが、ニュージーランドという国、そして日本からの移住につい
の専門家として、両国のしくみを深く理解しつつ、ご相談いただくそれぞ
れの方にとって有益となる情報を選び提供させて頂いております。その上
で必要な方には、国際税務の専門家をご紹介させて頂くこともしております。
相続については、本当に個々人の事情や背景によりお伝えできる情報が全
く違ってまいりますので、海外相続についてお問合せを頂いた場合には、
まずは面談などで直接お客様のお話を伺うところから始めております。今
回は一般的な例として、海外相続の際に知っておくと得する情報を一つお
伝えいたします。
現在日本には「相続時精算課税制度」というものがあります。通常の贈与
は「暦年贈与」と呼ばれ、毎年110万円の非課税枠が設けられていますが、
税務署に届出を提出することにより、代わりにこの「相続時精算課税制度」
を選択することができます。ただし一度選択すると撤回することができず、
「暦年贈与」に再び戻ることはできません。「相続時精算課税制度」を選
ぶと、累計2500万円までの贈与が無税となり、2500万円を超える分に関し
ては一律20%の贈与税が課税されます。またこの贈与は全て相続時に「相
続財産」として再び加算されますが、支払った贈与税については相続税か
ら差し引くことができます。
このしくみは、早期に比較的多額の財産を贈与したい場合、将来値上がり
する見込みのある財産(不動産など)を贈与したい場合、また収益物件を
贈与したい場合などには、様々なメリットが出てくる可能性があります。
たとえばオークランドの不動産は、過去10年間で約2倍に値上がりしており、
今後も価格上昇が予想されていますが、これを早期に贈与することにより、
将来発生する相続税を、将来の見込み価値より低い「贈与時の不動産価値」
をもとに計算することが出来るようになります。不動産購入についても、
ニュージーランドはキャピタルゲイン税が無税**であるため、日本よりも
運用の可能性について幅広くお考え頂けるかも知れません。**諸条件あり
弊社はニュージーランドの最新情報を提供する機会として、定期的に日本
で個人面談を行っております。 次回は10月14日(金)から16日(日)、
東京の恵比寿で予定しておりますので、海外相続について詳しくお知りに
なりたい方は、是非この機会をご利用いただければと存じます。また個人
面談では、海外相続以外にも、ニュージーランドへの留学、ロングステイ、
親子移住、ビザ申請の可能性、ニュージーランドでの投資、不動産購入な
ど、ニュージーランドに関するありとあらゆるご相談をお受けしておりま
す。インターネットではなかなかたどり着くことが出来ない「お客様のた
めだけのオーダーメイドの情報」をお伝えさせて頂きますので、この機会
をどうぞお見逃しなく。
面談のお申し込みはこちらからどうぞ。
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2. 税務コラム ニホンの税金、セカイの税金
「第38回: 皇族と税金」
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こんにちは!国際税務コンサルタントのJATコンサルティング代表 内山直
己です。この場をお借りして税金に関するお話しをさせていただいていま
す。
みなさんご存知のように、先日、天皇陛下が生前退位をご希望されている
ことが明確になり、近い将来現在の皇太子が天皇となることが現実味を帯
びてきました。
そこで今回は、皇族と税金に関してお話しをさせていただこうと思います。
さて、皆さんの中には皇族には税金を原資とする、皇族費のようなお金が
支給されていることをご存知の方も多いでしょう。しかし、皇族も我々と
同様に納税をしていることを知っている方は意外に少ないのではないでしょ
うか。
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(引用開始) 税金の課題もある。宮廷費、内廷費、皇族費ともに課税対象外
だが、天皇家の私有財産である基金は課税対象だ。昭和天皇の逝去後、私
有財産約18億円は約9億円ずつ香淳皇后と天皇に相続された。香淳皇后には
配偶者控除が適用されたが、天皇は相続税として約4億円を納めている。
「生前退位の際、いわゆる家督も含めて当主である新天皇に引き継がれる
なら贈与税の対象になり、崩御後の相続と比べて資産が目減りする可能性
もある」(引用終了:2016年9月1日付AERAより抜粋)
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ここで言っている「宮廷費」や「内廷費」は使い道が違うだけで、全て税
金で賄われ、皇族の方の生活や活動費に使われます。そして、これらは全
て非課税で税金は一切かかりません。まあ、元が税金なのですから、当た
り前といえば当たり前なのかもしれません。
しかし、相続税や贈与税は、皇族の方々とはいえ逃れることができず、納
税義務があるのです。
実際に今上天皇は昭和天皇が崩御された際に4億円の相続税を納められたと
のことですし、生前退位が実現され、皇太子が新天皇となった際は、天皇
の所有とされている財産が贈与税の対象となる可能性もあるらしいのです。
ただし、相続税法では天皇所有の古来から引き継いでいる由緒あるものは
非課税であるとされています。例えば、三種の神器である「八咫鏡(やた
のかがみ)」、「草薙剣(くさなぎのつるぎ)」、「八坂瓊曲玉(やさか
にのまがたま)」などは非課税なのです。
このようなことまで相続税法はカバーしているのですね。なかなか侮れま
せん!
それではでまた次回に!
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3. ご案内:いま注目される、海外相続の必要性について
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2008年にいわゆるリーマンショックで端を発した世界的金融危機と続く経
済停滞。そんな中で起こった東日本大震災の日本経済への計りがたいダメー
ジは、今後の日本の経済復興がどれほど険しい道なのかを日本国民にいみ
じくも知らしめることになりました。
これからの日本政府は「震災復興」という言葉だけを利用して、あらゆる
角度から国民に負担を課していくことは目に見えて明らかです。
それに先立って2010年、すでに2011年度の税制改革法案の中で政府は「所
得税増税」「相続税増税」「消費税増税」等の非常に大きな税制改正を通
す予定であることを発表していました。
震災後の対策に右往左往する中国会審議が延期されているものもあります
が、近い将来必ず国民の負担がさらに増大する方向に政治が舵取りされて
いくのは間違いありません。
その中でもとくに相続税の基礎控除が引き下げられました。
「5000万+相続人毎1000万」だったものが、「3000万+相続人毎600万」に
引き下げられています。さらに死亡保険の非課税枠を縮小して相当な増税
を予定しています。
相続税はスイス・スウェーデン・イタリア・カナダ・シンガポール・タイ・
マレーシア・オーストラリア・ニュージーランドなど廃止している国も多
く、これから廃止に向けて動いている国も増える中で、「死者に鞭打つ」
時代遅れの税金でありながら、日本では裕福な層から効率的に税金を徴収
できるシステムとしてますます強化しようとしているのです。
子供たちのために必死で働き蓄えた資産、すでに所得の段階で納税してい
る資産への再課税が一層厳しくなり、原発の健康不安は増大し、そしてな
により国(政府)に対する信頼が喪失している今の日本。日本人として、
1人の親として、未来を担う世代へいかに資産を残せるのかー今こそ、世
界を視野に入れた相続対策に踏み出す時です。
海外相続、相続対策について詳しく資料を元にご案内させていただきます。
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4. 移住会員さま/NZコラム
Four Paddleさんのニュージーランドコラム
〜 スポーツ好きなニュージーランドの人々 〜
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クイーンズタウンに住んでいて思うのは、街に住む人の多くが運動が好き
で何らかのスポーツをしているんではないかという事です。体がフィット
している人が多いです。
物価が高いから気軽に買い食いができないからではないか?という噂もあ
りますが、ジオラマの中に街があるようなここではやはり走ったり歩いた
りバイクしたり冬はスキー、スノーボードを楽しむには最高の場所なんだ
と実感します。
3年前に第一回が開催されたクイーンズタウンマラソンも今では街の大イベ
ントです、早く申し込みをしないと定員になってしまうほどです。現在の
申し込み状況は8割だそうです、11月開催まで練習の時間があるので、今年
は10kmマラソンに挑戦してみようと思っています。
これから夏に向けて21:00頃まで明るいのでトレッキング、トレイルランや
バイク、カヤック、キャニオニングなど相当の運動量のものが盛んになっ
てきますので、住人はますますフィットしていくのではないかと思います。
加えて私の周りだけでしょうか?ベジタリアン、ビーガン、パスカテリア
ンの友達が多くいます、これもフィットした体の人達が多い要因かもしれ
ません。夏は夏野菜が美味しいし、何より安くなるのでベジタリアンに挑
戦するにはよい時期です。
美味しいお肉は日本に輸出されてしまうと聞いているのでスーパーでは美
味しい、特に牛肉はなかなか手に入りません、なのでお肉屋さんまで買い
に行く事が多いです。日本の様に価格競争があるわけでないので「本日の
お買い得品」以外は値段が張るので手が出ません、ここでで暮らしていく
には工夫とメニューの豊富さが必要不可欠となっています。
クイーンズタウンを滞在先に選んだ学生、ワーキングホリデーの人達もス
ノーボーダー、スキーヤーが多いので彼らも様々な節約術を伝授してくれ
ます。スノーボードは横乗りスポーツの中で一番費用がかかると言われて
いるので、それを維持して楽しむためには、楽しく節約をしていく必要が
あるのです、毎年違う顔ぶれのスノーボーダー達を受け入れていますが、
プロの人達も含め『しっかり食べてしっかり寝てしっかり滑る、その合間
にしっかり楽しむ、そしてしっかり休む』という動きをするので大変勉強
になります。
基本部分が同じ(スノーボード、スキーが好き、やり続けたいので工夫を
する)なので気持ちよく関係を続けさせてもらっています。彼らを見ると
「好きな事のためにがんばる!」という人間の基本がしっかり見られます。
******** クイーンズタウン スノーボード留学専門会社 QSS ***********
クイーンズタウンそしてスノーボード/スキーの事なら全てQSSにお任せく
ださい。
スノーボード/スキー留学、ワーキングホリデーでクイーンズタウンに来ら
れる皆様に現地の細かい情報を提供していきます。パーク情報、レイアウ
ト、大会情報や雪質、シーズン券の購入方法、オフやアフターのおすすめ
スポット、怪我や道具破損時の緊急対応、学校/仕事との上手な両立のヒン
トなどをお伝えします。
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■Four Paddleさんのニュージーランドコラムバックナンバー:
「ニュージーランドと日本のスキー場の違い」
https://eastwind.co.nz/mailmagazine/index.php?vol=226
「ニュージーランドで暮らし始めた時の事」
https://eastwind.co.nz/mailmagazine/index.php?vol=218
「我が家に子犬がやってきました」
https://eastwind.co.nz/mailmagazine/index.php?vol=215
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<編集部より>
次回の移住メルマガは10月25日の配信となります。
どうぞお楽しみに!
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