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Vol. 186 ランドバンキング(その2)
VOL.186 2014年11月10日 ───────────────────────
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皆さま、こんにちは。
先日ニュージーランド航空の機内安全ビデオの新作が登場しました。
ボディペイントバージョンや、オールブラックスの選手が登場するバージョ
ン等、毎回おもしろいビデオを制作していますが、今回は前回に引き続き、
映画「ホビット」シリーズをテーマにした機内安全ビデオの新作が登場し
ました。
ちょっとした映画のような作りになっていますが、その中にも必要な情報が
しっかりと盛り込まれ、見ている人を飽きさせません。
今回は「ホビット」シリーズ監督のピータージャクソンさんや、ロッテ等
で活躍した元プロ野球選手の清水直行さんもカメオ出演しています。
日本でもこんな機内安全ビデオが見れたら空の旅がより一層楽しくなりそ
うですね。
それでは本日のメルマガをお届けいたします。
(た)
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今日のメルマガラインナップ
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1. ランドバンキン グ(その2)
2. 移住会員様の互助組織【Citadel(シタデル)】 活動報告 vol. 07
3. ご案内:いま注目される、海外相続の必要性について
4. 移住会員さま/NZコラム
Four Paddleさんのニュージーランドコラム
「クイーンズタウン 夏のアクティビティ」
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1. ランドバンキング(その2)
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オークランドへ視察に来られるお客様全員が非常に驚くのが不動産価格の
高さです。
ぼろぼろの古い小さな家でも、治安の良いノースショア地域であれば4千万
位の値が付きます。
まさに不動産バブル絶頂期!と言ったところで、もうそろそろはじけるだ
ろうという声も少なくなく、私もそう思っていたのですが、不動産の需要
の高さは留まるところを知らず・・と実感した経験談をぜひお伝えしたい
と思います。
実は先日、ランドバンキング物件をいくつか見に行きました。
広い土地付きの古い家を買い取り土地を分割し、複数新築をし古い家もリ
フォームして分譲していくのですが、驚いたのが新しく建てた家全てがま
るで仮設住宅で、トタン屋根のガレージ無し、そして同じデザインの家ば
かりが所狭しとずらり・・・正直こんな特徴も無いおもちゃみたいな家が
売れるのかと、見た時つい笑ってしまった位です。
でもその仮設住宅の前には全てSOLD(売却済)のサインがありました。
ディベロッパー曰く不動産開発の過程で一番簡単なのは販売で、売りに出
せば大体2週間で完売との事。
仮設住宅が1軒大体70万ドル(6千万)位で売れているのです。
そして次に驚いたのが利益率の高さです。
例えば、3軒隣同士の土地付き家を購入後9棟新築し分譲したノースショア
グレーンフィールドの開発物件では、購入から販売まで1年半を要したそう
ですが、約300万ドル儲かったと言っていました。
ディベロッパーが支払った費用合計:約500万ドル
(内訳)
3軒(土地付)の購入額:合計で約150万ドル
土地の分割許可申請等の手続き合計:約50万ドル
住宅建築費用(1軒約30万ドル):30万ドル×9軒=270万ドル
元々購入した家のリフォーム代(1軒約10万ドル):30万ドル
12軒の売却額(1軒あたり大体60万ドル〜80万ドルで販売):約800万ドル
利益:300万ドル!
1年半で2億5千万の利益なんて、すごいですよね・・
ディベロッパーさんは仕事が楽しくて仕方が無いだろうなぁ。と羨ましく
思ってしまいました。
でもやはり地元のネットワークに強いディベロッパーさんだからこそ、こ
のビジネスが成り立つのであり、素人が手を出してはいけない領域だと思
いました。
まさに、不動産投資をするなら「今でしょ!」(笑)と実感した、ランド
バンキング視察でした。
もしご興味があれば、視察ツアーも行っているので、お問い合わせ下さいね。
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2. 移住会員様の互助組織【Citadel(シタデル)】 活動報告 vol. 07
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今回は、先日行われました会員様の永住権取得お祝いパーティの様子をお
伝えいたしますね。
われわれ移住者にとって、やはり永住権取得は大きな目標のひとつであり
ます。昨今、世界中の国々が移民の受け入れを縮小している中、比較的永
住権を取得しやすいと言われているニュージーランドもその例外ではなく、
以前に比べ審査が厳しい状況となっております。そんな中、シタデル会員
様の永住権が取れたというニュースは、私たちスタッフにとっても、非常
に嬉しいものでした。
さて、今回のパーティー会場はいつもお世話になっておりますリトルフォ
レストB&Bさん。自然豊かな田園地帯にあるのですが、とても洗練された、
おしゃれなB&Bです。今回のパーティーでは、ただ飲食を行うだけでなく、
いくつかのイベントも企画いたしました。
そのひとつが、日本人葡萄栽培醸造家、コウヘイさんの造ったワイン
「Atamai Villege Wine」の試飲会です。コウヘイさんはニュージーランド
の南島にあるネルソンという町にお住まいのため、初の試みとして、スカ
イプを使ったビデオライブ中継を行いました。
試飲したワインは、ソーヴィニョンブラン、ピノグリス、リースリングの
3種でしたが、まず参加者の皆さんに試飲していただき、その直後にワイン
の特徴や製造方法についての詳しい説明をコウヘイさんに行っていただき
ました。参加者の質問に対し、コウヘイさんはひとつひとつ丁寧に答えて
くださいました。とても誠実な方で、その性格がワインに現れていると思
います。
コウヘイさんのワインは日本でも販売されておりますので、ご興味が有り
ましたら是非手にとってみて下さいね。
【コウヘイさんワインの日本販売元】
http://www.southerncrossltd-wine.com/
そして、今回のもうひとつの目玉は、木製露天風呂の開放です。
大人たちはワインを飲んで酔っ払ってしまったため、こちらはお子さんた
ちに大人気でした。
リトルフォレストさんでは、ニュージーランドには珍しい日本式の露天風
呂を楽しむことが出来ます。子供であれば6〜7人は一度に入れるほど大き
な浴槽なので、みな裸になって、青空の中お風呂で遊んでいました。
いつものように、皆さん時間を忘れ、楽しい時間を過ごしました。
気がつくとあっという間に夕方となり、パーティーはお開きとなりました。
会員様の中には、そのままB&Bに宿泊された方もいらっしゃいました。
また他の会員様が永住権を取れたら、みんなでお祝いを是非行いたいもの
です。
今後もシタデルのイベントを報告していきたいと思いますので、どうぞご
期待下さい。。
■ Citadel(シタデル)のニュージーランドコラムバックナンバー:
【移住会員様の互助組織「Citadel(シタデル)」活動報告 vol. 06】
https://eastwind.co.nz/mailmagazine/index.php?vol=181
【移住会員様の互助組織「Citadel(シタデル)」活動報告 vol. 05】
https://eastwind.co.nz/mailmagazine/index.php?vol=169
【移住会員様の互助組織「Citadel(シタデル)」活動報告 vol. 04】
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3. ご案内:いま注目される、海外相続の必要性について
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2008年にいわゆるリーマンショックで端を発した世界的金融危機と続く経
済停滞。そんな中で起こった東日本大震災の日本経済への計りがたいダメー
ジは、今後の日本の経済復興がどれほど険しい道なのかを日本国民にいみ
じくも知らしめることになりました。
これからの日本政府は「震災復興」という言葉だけを利用して、あらゆる
角度から国民に負担を課していくことは目に見えて明らかです。
それに先立って2010年、すでに2011年度の税制改革法案の中で政府は「所
得税増税」「相続税増税」「消費税増税」等の非常に大きな税制改正を通
す予定であることを発表していました。
震災後の対策に右往左往する中国会審議が延期されているものもあります
が、近い将来必ず国民の負担がさらに増大する方向に政治が舵取りされて
いくのは間違いありません。
その中でもとくに相続税の基礎控除が引き下げられました。
「5000万+相続人毎1000万」だったものが、「3000万+相続人毎600万」に
引き下げられています。さらに死亡保険の非課税枠を縮小して相当な増税
を予定しています。
相続税はスイス・スウェーデン・イタリア・カナダ・シンガポール・タイ・
マレーシア・オーストラリア・ニュージーランドなど廃止している国も多
く、これから廃止に向けて動いている国も増える中で、「死者に鞭打つ」
時代遅れの税金でありながら、日本では裕福な層から効率的に税金を徴収
できるシステムとしてますます強化しようとしているのです。
子供たちのために必死で働き蓄えた資産、すでに所得の段階で納税してい
る資産への再課税が一層厳しくなり、原発の健康不安は増大し、そしてな
により国(政府)に対する信頼が喪失している今の日本。日本人として、
1人の親として、未来を担う世代へいかに資産を残せるのかー今こそ、世
界を視野に入れた相続対策に踏み出す時です。
海外相続、相続対策について詳しく資料を元にご案内させていただきます。
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4. 移住会員さま/NZコラム
Four Paddleさんのニュージーランドコラム
「クイーンズタウン 夏のアクティビティ」
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すっかり雪も解けて春模様のクイーンズタウンです、とお伝えしたいので
すが、11月に入っても山では降雪があり、今日も現地の仲間はリマーカブ
ルススキー場の裏側斜面を目指し、スノーボードを担いで滑りにいきまし
た。
そんなスノーボード大好き人間以外は、夏のアクティビティに移行し始め
ています。
中でも地元の人達に人気なのは、街の名物ゴンドラの山頂からのダウンヒ
ルバイクです。シーズン券が用意されているので、仕事帰りに一走りとい
う人も多いようです。その他にも、街の周辺には有名な自転車コースがあ
り、週末には家族連れて自転車を楽しむ人々を多く見かけます。
車の後ろに、自転車を引っ掛けるラックがあり、それに自転車を乗せてお
気に入りのコースまで行ってから自転車を楽しむようです。また通勤に自
転車を使う人も夏には多く見かけます。次男のクラスメートの女の子は自
転車が大好きなようで、毎日30分かけて自転車で登校しています。山あり
坂ありのクイーンズタウンの街を毎日自転車で走っていたら、とてもよい
運動になるなと感心します。
わたしは、自転車といえばお買いもの以外で使う事がイメージできず、ま
たコンクリートでないと怖かったり、関東平野育ちなので坂が苦手だった
りと色々な理由でまだ楽しめていませんが、いつかは挑戦してみたいと思
います。
先ほどのゴンドラコースは、トレッキングルートもあるので自転車でなく
ても楽しめます。往復2時間程度ですが、登りはきついので、こちらもスノー
ボード同様シーズン券を利用して、登りはゴンドラ、下りは徒歩という楽
しみ方をしています。このシーズン券は3回ゴンドラに乗るのと同じ金額で
すが、今年は割引券をいただいたので2回分の金額で1年間のシーズン券を
2枚購入できました。
週末はお弁当をもって、子ども達とここをハイキングするのが楽しみです。
■Four Paddleさんのニュージーランドコラムバックナンバー:
「2014年スノーボードシーズンを振り返って」
https://eastwind.co.nz/mailmagazine/index.php?vol=183
「スノーボードとスケートボード」
https://eastwind.co.nz/mailmagazine/index.php?vol=179
「自動車の購入 」
https://eastwind.co.nz/mailmagazine/index.php?vol=175
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<編集部より>
クイーンズタウンはスキー場のイメージが強いですが、夏もさまざまなア
クティビティを楽しむことができるようです。ニュージーランドらしい、
大自然の中でアウトドアスポーツを楽しむのであれば、クイーンズタウン
は最もおすすめです。
Four Paddleさんのコラムを今後もご期待下さい。
次回の移住メルマガは、11月24日配信となります。
どうぞお楽しみに!
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【あなたにもできる! ニュージーランド移住情報 】
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