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Vol. 151 オークランドの住宅事情
        
        
          VOL.151 2013年6月17日 ────────────────────────
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                         発行:イーストウィンド <隔週月曜配信>
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           この時期、ニュージーランドでは街角で「Christmas」という文字を見かけ
           ることがあります。6月なのにクリスマス?と疑問に思うかもしれませんが、
           南半球に位置するニュージーランドは、12月のクリスマスシーズンは真夏
           になるので、冬のクリスマスの雰囲気を楽しもうと6月から7月にかけて
           「Mid Winter Christmas」と銘打ってイベントやセールを行ったり、イル
           ミネーションを飾ったりするのです。季節が逆だからクリスマスを一年に
           二度楽しんでしまおう、というのは面白い発想ですよね。
          
           それでは本日のメルマガをお届けいたします。
          
           (よ)
          
          
          
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           1. オークランドの住宅事情
          
           2. 投資家部門における投資先について(前編)
          
           3. ご案内:いま注目される、海外相続の必要性について
          
           4. 移住会員さま/NZコラム
          
             キジねこのニュージーランドコラム オークランドの外食事情(6)
             〜 大幅アップグレード!Air New Zealandの機内食 〜
          
          
          
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           1. オークランドの住宅事情
          
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           ニュージーランドに住んでみたいけど、こちらの住宅事情ってどんなの?
           と、日本にお住まいの方々から疑問を頂いております。
          
           というわけで、今回は、ただいまブームとなっている、オークランドの住
           宅事情をお伝えしたいと思います。
          
           オークランドの中心部には、高層の高級アパートが立ち並び、ロングステ
           イや留学生向けのアパートも数多く建設されています。例えばグレンフィー
           ルド、タカプナ、アルバニーなどといったオークランド北部の地域は、安
           全で、評判のよい学校や大きなショッピングセンターなどがあり、日本人
           には非常にお勧めの地域となります。また逆に、南部のオタラやオタフフ
           などはニュージーランドで最も犯罪発生率が高い地域です。
          
           オークランドの住宅価格は住宅不足と低金利により、2009年から現在まで
           31%上昇しており、それに合わせて賃貸価格も上昇してきています。専門家
           はこの先3年はこのような状態が続くとみています。
          
           住宅の価格については、中心部から車で30分圏内の郊外にある3ベッドルー
           ムの一軒家で、大体50万ドル(4,000万円)前後、賃貸に関しては、例えば
           中心部の1ベッドルームアパートメントで週250ドル〜(20,000円)が相場
           となります。
          
           オークランドの住宅の平均的なサイズは、205.3平方メートル(約62坪:
           QVNZ調べ)で、日本の120.0平方メートル(約36坪:国土交通省調べ)と比
           べると、だいぶ大きめですね。しかしながら日本のお客様が実際にオーク
           ランドに下見に来られて選ばれる住宅はノースショアが多く500平方メー
           トルが平均的です。価格帯は50万ドル以上ですね。
          
           また、オークランドカウンシル(オークランド市役所)の規定において、
           自然保護の観点から、オークランドの都市に近いエリアでは、自宅敷地内
           でも勝手に木を切ってはいけません。その場合は、tree consent(剪定許
           可)が必要となり、この政策からは、自然保護に対して非常に関心の高い
           国であることが伺えます。
          
           NZの建物は、一戸建て、アパートメント、タウンハウス(集合住宅)など
           に分類され、それぞれFreehold(土地所有権あり)と、Leasehold(土地所
           有権無し)、そしてCrosslease(元々一つの土地だったものを分割し、新
           たに家を建築したもので、登記上は一つの土地に、複数の家が建てられて
           いるというもの)に分けられます。一戸建てやタウンハウスに関しては、
           ほぼFreeholdまたはCrossleaseの物件が多く、アパートメントに関しては
           FreeholdまたはLeaseholdの物件がメインとなります。つまりLeaseholdの
           場合だと、土地所有者に毎年土地代を支払わなくてはなりません。
          
           その他支払う費用としては、Rates(固定資産税)などがあり、アパートメ
           ントにおいては、さらに共益費を支払う必要があります。
          
           近代的な都市や住宅が発展する一方で、雄大な自然と共存しようと努力を
           続けているニュージーランド。ロードオブザリングやラストサムライなど、
           数々の映画のロケ地としても有名ですよね。機会があれば是非一度、ご旅
           行されてみては如何でしょうか。
          
          
          
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           2. 投資家部門における投資先について(前編)
          
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           投資家部門で永住権を申請し、審査を通ると、まず初めに移民局から事前
           承認(Approval in Principle)が下ります。この事前承認が届いてから1年
           間が投資先を決定する猶予期間となります。もしも1年以内の投資が難しい
           場合は、期限の延長申請をすることにより猶予期間を6ヶ月間延長すること
           も可能です。
          
           投資先の条件については、移民局のウェブサイトに下記の条件を満たす投
           資先であることと記載されています。(2013年6月現在)
          
           ●恒常的に商業利益を出せること
           ●個人投資家への投資ではないこと
           ●ニュージーランドドルによるニュージーランド国内への投資であること
           ●ニュージーランド国内の企業やマネジメントファンドへの投資であること
           ●ニュージーランド経済に将来的に貢献する潜在力のある企業への投資で
            あること
           ●下記の中から、1つ以上に該当するものへの投資であること
            ・ニュージーランド政府又は地方自治体が発行した債券
            ・NZDXで取引されているニュージーランド企業が発行した社債
            ・Standard and Poor'sのような国際的に認められている信用ランキング
             機関による審査で、最低ランキングBBB-もしくはそれに相当するラン
             キングを持っているニュージーランド企業の社債
            ・ニュージーランド企業の株式(マネジメントファンド、公共機関、も
             しくは個人企業)
           ●居住用不動産開発への投資であること
           ●銀行や金融会社のような金融機関への預金ではない投資であること
          
          
           手堅い投資先であるニュージーランド国債は、現在10年債で利回り3%です。
           投資額を150万ドルとすると単純計算で年間4万5千ドルの利息が受け取れま
           す。これはニュージーランド国民一人当たりの平均年収に相当する額です。
          
           その他、現地銀行や投資信託会社に資金運用を任せ、格付け信用度の高い
           ニュージーランドの公社債等を購入し運用してもらう投資信託であれば、
           4.5%〜6%の利回りが見込めます。また、商業不動産物件投資信託では7%
           以上の利回りが期待できますが、まずは信用度の高い金融機関いくつかを
           選択して、ポートフォリオを作成してもらい、具体的な投資方法を検討し
           ていく方法がお勧めです。
          
           次回の後編では、投資先を決める上での注意点や資金の送金方法などにつ
           いてご案内いたします。
          
          
          
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           3. ご案内:いま注目される、海外相続の必要性について
          
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           2008年にいわゆるリーマンショックで端を発した世界的金融危機と続く経
           済停滞。そんな中で起こった東日本大震災の日本経済への計りがたいダメー
           ジは、今後の日本の経済復興がどれほど険しい道なのかを日本国民にいみ
           じくも知らしめることになりました。
          
           これからの日本政府は「震災復興」という言葉だけを利用して、あらゆる
           角度から国民に負担を課していくことは目に見えて明らかです。
          
           それに先立って2010年、すでに2011年度の税制改革法案の中で政府は「所
           得税増税」「相続税増税」「消費税増税」等の非常に大きな税制改正を通
           す予定であることを発表していました。
          
           震災後の対策に右往左往する中国会審議が延期されているものもあります
           が、近い将来必ず国民の負担がさらに増大する方向に政治が舵取りされて
           いくのは間違いありません。
          
           その中でもとくに相続税の基礎控除が引き下げられました。
           「5000万+相続人毎1000万」だったものが、「3000万+相続人毎600万」に
           引き下げられています。さらに死亡保険の非課税枠を縮小して相当な増税
           を予定しています。
          
           相続税はスイス・スウェーデン・イタリア・カナダ・シンガポール・タイ・
           マレーシア・オーストラリア・ニュージーランドなど廃止している国も多
           く、これから廃止に向けて動いている国も増える中で、「死者に鞭打つ」
           時代遅れの税金でありながら、日本では裕福な層から効率的に税金を徴収
           できるシステムとしてますます強化しようとしているのです。
          
           子供たちのために必死で働き蓄えた資産、すでに所得の段階で納税してい
           る資産への再課税が一層厳しくなり、原発の健康不安は増大し、そしてな
           により国(政府)に対する信頼が喪失している今の日本。日本人として、
           1人の親として、未来を担う世代へいかに資産を残せるのかー今こそ、世
           界を視野に入れた相続対策に踏み出す時です。
          
           海外相続、相続対策について詳しく資料を元にご案内させていただきます。
           下記メールアドレスまでお問合せください。
          
          
          
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           4. 移住会員さま/NZコラム
          
             キジねこのニュージーランドコラム オークランドの外食事情(6)
             〜 大幅アップグレード!Air New Zealandの機内食 〜
          
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           正直、驚いた。今回、G.W.明けに乗った成田―オークランド路線。私は
           Air NZのワイン・チョイスにはいつもちょっと期待しているのだが、正直、
           フードはイマイチ(イマ2?)という印象であったのだ。
          
           それが今回、見事にひと皮むけているではないか(>_<)
          
           すごい!この日、ビジネス・クラスは半分をちょっと割るほどの搭乗率。
           隣にだれもいないので嬉しかったが、シートはフラットにならないボーイ
           ング767型機材。機内食はフィンガーフードのおつまみ(温めたナッツ)
           と、私が頼んだピノ・グリで始まった。カシューナッツとアーモンドは塩
           加減もよく、気持ちよく夕食のスタートとなった。その後、ピノ・グリが
           ちょっと甘みがあり好みでないのでシャルドネをお願いする。マルボロ地
           区の、Forrestというワイン。樽の効いた香り高い典型的なNZシャルドネ
           に満足していると、前菜が来た。モッツアレラ・チーズや野菜なんかは大
           したことないのだが、底面に敷いてある生ハムが素晴らしい。ハモン・セ
           ラーノか、ハモン・イベリコあたりではないかと思うほどに、吟味された
           素材だった。
          
           そして、メインのラムにまたびっくり!Air NZのメインには通常ほとんど
           期待していなかったのだが、このラムはちょいとパサつき気味ながらも、
           臭みが全く無い。しかもソースがめちゃウマという、珍しい当たりだった
           のだ。私は帰国していたこの一か月、怒涛のように日本で美食しており、
           舌が悪くなっているわけがない。Air NZが進歩しているのだ。
          
           デザートはスキップし(ワインの余韻が消えてしまう)、チーズとピノ・
           ノワールへ。またこのピノがすばらしい。「Soul Taker」などという初見
           のラベルに??だったが、透明感のあるラズベリー・レッドの色調&上品
           な樽香と申し分ない。「こんなワイナリー知らないんだけど」とクルーに
           聞いてみれば、ピノ・ノワールの聖地、セントラル・オタゴはギブストン・
           バレー地区の注目ワイナリーだそうだ。いま、オークランドの行きつけの
           ワインショップで、このワインを取れないかと聞いているが、まさに検討
           中とのことであった。
          
           Kapiti社のチーズも、青カビ、白カビ、ハードタイプとどれも状態が抜群
           に良い。チーズ後進国NZと見下していたが、早くも追いついてきている。
           もともと酪農大国で、乳自体はよかったのだ。この調子なら、欧州のグル
           メ・キャリア(エール・フランスやアリタリア)にあと数年で肩を並べる
           のかも!? とひとり興奮していた雲の上であった。
          
          
          
           ■きじねこさんのニュージーランドコラムバックナンバー
          
            オークランドの外食事情(5)
            〜 Why Wine? When You Can Beer! 〜
            https://eastwind.co.nz/mailmagazine/index.php?vol=147
          
            オークランドの外食事情(4)
            〜 キウィ・ジャンルの食事 オークランド人気No.1のレストラン 〜
            https://eastwind.co.nz/mailmagazine/index.php?vol=146
          
            オークランドの外食事情(3)
            〜 キウィ・ジャンルの食事 注意!お砂糖がいっぱい(>_<) 〜
            https://eastwind.co.nz/mailmagazine/index.php?vol=143
          
            オークランドの外食事情(2)
            〜 キウィ・ジャンルの食事 チップスとウェッジ 〜
            https://eastwind.co.nz/mailmagazine/index.php?vol=140
          
            オークランドの外食事情(1)
            https://eastwind.co.nz/mailmagazine/index.php?vol=133
          
          
          
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           <編集部より>
          
           みなさんは機内食にどのようなイメージをお持ちでしょうか?私はあまり
           良いイメージを持っていなかったのですが、今回のきじねこさんの記事を
           読み、是非ともこんな素敵な料理を味わってみたいと思いました。航空サー
           ビスも日々進化しているのですね。でもその前に、まずはビジネスクラス
           に乗れるように頑張ります(笑)。
          
           次回の移住メルマガは、7月1日配信となります。
          
           どうぞお楽しみに!
          
          
          
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          【あなたにもできる! ニュージーランド移住情報 】
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