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Vol. 63 NZ専門学校に入学するために必要なこと

VOL.63 2009年11月9日 ────────────────────────
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                発行:イーストウィンド <隔週月曜配信>
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  皆さま、こんにちは!
  いつもご愛読くださいましてありがとうございます。


  先週5日は、花火の日(Guy Fawkes Day)でした。

  日本では夏の風物詩である花火ですが、
  ニュージーランドでは花火に対する規制が例年厳しくなっており、
  18歳未満は購入できません。
  花火を買える期間はほんの数日間、
  花火をして構わない期間も、この花火の日だけなのです。

  ということで、
  住宅街は、夜になるとあちらこちらで花火の音がしていました。
  繊細な光を楽しむ線香花火より、
  豪快な打ち上げ花火のほうが人気があったようです。


  それでは、今回の移住メルマガをお届けいたします。


  (き)




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  今日のメルマガラインナップ

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  <ホリスティックニュージーランドよりお知らせ>

  1. 専門学校の入学条件

  2.連載コラム! 周さんのNZ生活(Vol.57)

   「 不動産(続き) 」


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  <ホリスティックニュージーランドよりお知らせ>

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  ニュージーランド原産の薬草、マオリハーブを配合した
  ハーブ製品ショップ「ホリスティックニュージーランド」では、
  この度新製品「マイレメディ」を販売開始いたしました。

  マイレメディ My Remedyとは、「私だけの治療(法)」という意味で、
  お客様一人一人の症状にあわせたオーダーメイドのハーブエキスを
  お作りするというものです。
  キャリア30年の提携セラピストとお客様とが(弊社の通訳を介し)
  直接情報交換を行い、お客様の体質や問題点に即した、
  もっとも合うハーブエキスを調合してもらえるというサービス。
  まさに世界で唯一つのオリジナルレメディですね!

  ただ今、初回1本目に限りキャンペーン価格6900円(通常価格1万円、
  通訳・送料込み)でご提供中です。詳しくはこちらまで!
  http://www.holisticnz.co.nz/index.php?main_page=myremedy



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  1. 専門学校の入学条件

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  先日の専門学校の仕組みに引き続き、今回は専門学校入学の条件について、
  お伝えします。

  ニュージーランドの大学・専門学校は2月に多くのコースがスタートしま
  す。入学の申込や事前の語学研修などのクラスを取ることを考えている方
  も、大勢おられるのではないでしょうか。(私立の専門学校は、年に数回
  入学時期が選べる学校もあります)

  日本と異なり、ニュージーランドには入学試験がありません。専攻したい
  コースを選択し必要書類を提出すれば、あとは学校からの合否の連絡を待
  つだけです。(結果が届くまで約1ヶ月かかる学校もあります)

  高校や短大、大学の卒業証明書と成績証明書、そして英語力(IELTSスコ
  アで判断)をもとに書類審査が行われます。専攻科目によっては、インタ
  ビュー、作品、エッセイ、推薦状、無犯罪証明書などの提出が課せられる
  場合や、その分野での知識や経験が求められる場合もあります。

  求められるIELTSスコアは、サティフィケートコースで5.0〜5.5、ディプ 
  ロマコースですと5.5〜6.0、それ以上のバチェラーコースでは6.0以上が
  求められます。
  モジュールはもちろんアカデミックです。ただし、私立の専門学校では学
  校独自の入学テストを実施しているところもありますので、IELTSを受験
  したことがない人でも入学できる可能性はあります。
  学校独自のテストは学校により様々ですが、リスニング、リーディング、
  リスニングのみ、インタビューのみなど、一般的にはIELTSよりも易しい
  ようです。

  また、事前の語学コースが必要な方でも、本コースお申し込みの方は無料
  で語学コースが受けられる、といった特典がある学校もあります。
  さらに、その他の入学条件として大学卒などが求められている場合もあり
  ますが、学校によっては、職業経験が考慮され、入学を認められるといっ
  たケースもあります。入学条件だけをみて「自分には無理だ」とあきらめ
  てしまわずに、専門学校入学をお考えになられている方、気になるコース
  などがある方は、お気軽にご相談ください。

  イーストウィンド移住部門は、これらの専門学校に関する情報提供から、
  ご入学のお手続きまで、すべて無料でご提供いたしております。また、学
  校により、イーストウィンドで申込をされると、割引が適用できるコース
  もございます。 


  お問い合わせは移住部門までどうぞ

  ▼EAST WIND CO.,LTD 移住部門 ─────

ホームページ  https://eastwind.co.nz
お問い合わせ 

  7F The Data Centre, 220 Queen St. City, Auckland New Zealand
 



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  2.連載コラム! 周さんのNZ生活(Vol.57)

   「 不動産(続き) 」

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  毎日の散歩のコースに小学校がある。ある朝、小学校の入り口の前を通る
  と校門の両側にビジネススーツを着た男女がビラを配っている。低学年の 
  子供を教室まで送る母親(中には父親も)たちにそのビラを手渡している。

  「学校の許可を得ているのだろうか」日本の学校だったらとまず思った。
  散歩途中の当方にも愛想よく「おはよう」とビラを手渡す。歩きながらビ
  ラの内容を見て驚いた。不動産売買の広告である。しかもあなたの情報で
  売買が成立したら学校に500ドル、あなたにも500ドル贈呈すると書いてあ
  る。ビラのタイトルは「Project Fund Raise」。不動産の売買に手助けし
  て学校もあなたも「教育資金を増やしましょうプロジェクト」なのだ。

  だいぶ前のこのコラムでわがM町の目抜き通り、わずか300メートルの間に
  7軒の不動産屋があると書いた。その後2軒はつぶれたがこのアイデアは
  そのうちの一軒、大手の不動産会社のM町支店である。

  この町にある小、中、高校はオークランドでもレベルが高く、子供の学齢
  期だけM町に住もうという親は多い。そこで学童を持つ親たちにこの広告
  がいきわたれば効率は高い。まして今は学年末真近、この町の不動産が動
  く時期だ。子供を持つ親たちの間では友人や親戚の不動産に関する情報濃
  度が高い。

  そこでまた日本の小学校ならと考える。ビラを見たPTAが真っ先に学校に
  駆けつけるだろう。もし学校側が許していたとしたら校長先生は "吊る
  し上げ” 間違いなし。眼を吊り上げて校長に迫る教育ママの顔が眼に浮
  かぶ。教育委員会が「はなはだ遺憾」を表明し、マスコミが大きく取り扱
  うはずだ。新聞の見出しも眼に浮かぶ。「教育現場で・・・」?まあ、見
  出しはこのコラムの読者に考えてもらおう。

  後で聞いたことだが、校門で配っていたビラは父兄の付き添い無しで通っ
  てくる4年生以上の高学年では先生が生徒にビラを持たせたと聞いた。不
  動産会社の申し出に校長が快く応じたのだという。ビラの効果でどれだけ
  家の売買が成立したかはしらない。しかし義務教育を取り巻く環境と国民
  性が日本とニュージーランドではこんなに違うのである。

  (周)



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【あなたにもできる! ニュージーランド移住情報 】
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  今回もご愛読いただきまして、ありがとうございました。
  次回のニュージーランド情報もお楽しみに!

  これからもどうぞよろしくお願いいたします。


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