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Vol. 198 ニュージーランド不動産規制

VOL.198 2015年5月25日 ───────────────────────
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               発行:イーストウィンド <隔週月曜配信>
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 皆さま、こんにちは。

 先日オークランドボートショーが開催されているので行ってきました。

 ニュージーランドは国民1人あたりのボートの所有率が世界のどの国よりも
 高いといわれているだけあって、会場は多くの人で賑わっていました。

 ボートだけでなく釣り道具含めマリン関連のあらゆる商品を展示しており、
 見ているだけでも(もちろん購入もできます)十分楽しめるのですが、や
 はり見ていると欲しくなってしまいますね。

 それでは本日のメルマガをお届けいたします。

 (た)



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 今日のメルマガラインナップ

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 1. ニュージーランド不動産規制

 2. 税務コラム ニホンの税金、セカイの税金
  「第九回:教育資金の一括贈与」

 3. ご案内:いま注目される、海外相続の必要性について

 4. 移住会員さま/NZコラム

   Four Paddleさんのニュージーランドコラム
   「トレイルランニング2」


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 1. ニュージーランド不動産規制

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 昨年度は、オークランドで売却されている不動産物件のうちの15%が、2年
 以内という短い保有期間内に売却されました。それでもここ数年は毎年15
 %ずつ不動産価値が上昇しているので、購入して2年後に売却した人は30%
 の利益が得られたということになります。このようにオークランドでは近
 年売買が頻繁に行われてきましたが、それに歯止めとなるような以下の新
 しいルールが、今年の10月1日から施行されることが発表になりました。

 1) 2年以内の利益目的の売買については課税対象となること
 2) 居住以外の目的で不動産を購入する場合はIRDナンバー(ニュージーラ
   ンドの納税者番号)を取得しなくてはならない
 3) 不動産の売買を行うニュージーランドに居住していない者は、自国の
   納税者番号に加えてパスポートなどの身分証明が必要となる
 4) 3)の対象となる者は、IRDナンバーを取得する前にニュージーランド国
   内の銀行開設が義務付けられる

 本人の場合は10月1日以降に不動産を所有しているのであれば日本のマイナ
 ンバーの提出と、ニュージーランドのIRDナンバー取得が義務付けられます。

 オークランドにおける不動産価格は先月不動産価格の平均最高値をまた更
 新し、一軒809,200ドル(約7,300万円)となりました。政府としては手に
 入る不動産価格を550,000ドル(約5,000万円)と設定していますから、ま
 だまだ今後も努力の要する数字であると思います。

 また現在は実質の移民数(出国する移民の数と入国してくる移民の数の差)
 が年間57,000人とピークを迎えており、少なくとも2017年までは続くと予
 想されています。

 このように政府も不動産価格の上昇を少しでも食い止めようと、対策を講
 じていますが、不動産価格の上昇は一層激しさを増すようです。10月に施
 行されるこの不動産規制で、オークランドの住宅価格の急激な上昇がどれ
 だけ冷却されるのでしょうか。

 弊社では、ニュージーランドにおける不動産に関するご相談を、様々な視
 点から受け付けております。現地の弁護士や日本人米国公認会計士と提携
 し、日本とニュージーランドにおける売却時・購入時の不動産査定から名
 義変更を含む法的手続きまで多岐に渡りサポートしております。また日本
 に居ながらでもニュージーランドの不動産を売却可能ですので、お気軽に
 ご相談下さい。
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 2. 税務コラム ニホンの税金、セカイの税金
  「第九回:教育資金の一括贈与」

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 こんにちは!ニュージーランドで国際税務コンサルタントをしているJATコ
 ンサルティング代表内山直己です。この場をお借りして税金に関するお話
 しをさせていただいています。

 先週のコラムでは特別編として、今度出版された相続に関する本の宣伝を
 させていただきましたが、今週からは再び税金の話をお届けしますね。今
 回は、教育資金の一括贈与に関するお話です。

 平成25年4月から1,500万円までの教育資金に関する贈与が非課税となる制
 度が始まっています。

 これは、直系の親族、つまり両親もしくは祖父母が子供または孫名義の金
 融機関口座に一括で資金を拠出した場合、領収書や請求書などを金融機関
 に提出することを条件に、支払いや還付を受けることができる非課税措置
 です。つまり、贈与税がゼロになるので、相続税に悩む方は税金の心配を
 することなく孫の世代にお金を移すことができるのです。これには専用の
 教育資金口座を開く必要があり、取扱いをしている銀行は信託銀行や都市
 銀行、一部の地方銀行などに限られているようです。

 さて、この非課税制度ですが、5月9日付の日経新聞によりますと、平成25
 年4月の制度開始以降、贈与の総額がおよそ8,000億円を超えたとのことで
 す。件数にして11万件を超えるとのこと。この金額と件数はすごいですよ
 ね。取扱い金融機関は笑いが止まらないのではないでしょうか。

 でも、ちょっと待ってください。そもそも、このような制度を利用しなく
 ても、教育資金や生活費など、必要と思われる資金の贈与は制度導入前か
 ら非課税であることをご存知でしょうか。

 それは、「都度贈与」と呼ばれるもので、直系の扶養義務者(父母と祖父
 母)が生活に必要な金額をその都度贈与するのは制度開始前から既に非課
 税なのです。つまり、わざわざ金融機関にお金を払って、手間と時間をか
 けてこの制度を利用せずとも、次の世代にお金を渡すことは可能なのです。

 ただし、都度贈与では一括でお金を渡すことはできませんし、贈与したけ
 ど余ったので貯金したとか、いらなくなったからクルマを買うとかしてし
 まうと、これは贈与になってしまうので注意が必要です。

 一括贈与をする場合でも注意が必要で、30歳までに使い切らなかった資金
 は贈与税の支払い対象になるなどデメリットもありますので注意が必要で
 す。

 このように教育資金の一括贈与をするにしても都度贈与をするにしても、
 留意すべき点がありますので、必ず、税務の専門家に相談してから行動を
 起こすようにしてくださいね!


 最後におまけです。

 先週にお知らせ致しました、私が共著した本が無事出版され、アマゾンの
 相続部門で1位、投資部門1位、暮らしと健康、子育て部門3位となり、重版
 も決定されたようです。

 (前回の告知で5月25日発売とお伝えしましたが、随分と早まったようです。)
 最近は、良質な相続関連の本が多く出版されるようになりましたが、相続
 に関して最低限のポイントを抑えたいと思う方にはその中でもベストな本
 だと自負しております。

 以下リンクですので、是非、お買い求めください!

 http://www.amazon.co.jp/「相続専門」のプロだけが知っている相続から家族と資産を守る61のポイント-一般社団法人日本相続コンサルティング協会公認-相続コンサルティングマスター/dp/4772660445/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1430971732&sr=1-1&keywords=「相続専門」のプロだけが知っている相続から家族と資産を守る61のポイント

 それではまた次回にお会いしましょう!



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 3. ご案内:いま注目される、海外相続の必要性について

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 2008年にいわゆるリーマンショックで端を発した世界的金融危機と続く経
 済停滞。そんな中で起こった東日本大震災の日本経済への計りがたいダメー
 ジは、今後の日本の経済復興がどれほど険しい道なのかを日本国民にいみ
 じくも知らしめることになりました。

 これからの日本政府は「震災復興」という言葉だけを利用して、あらゆる
 角度から国民に負担を課していくことは目に見えて明らかです。

 それに先立って2010年、すでに2011年度の税制改革法案の中で政府は「所
 得税増税」「相続税増税」「消費税増税」等の非常に大きな税制改正を通
 す予定であることを発表していました。

 震災後の対策に右往左往する中国会審議が延期されているものもあります
 が、近い将来必ず国民の負担がさらに増大する方向に政治が舵取りされて
 いくのは間違いありません。

 その中でもとくに相続税の基礎控除が引き下げられました。
 「5000万+相続人毎1000万」だったものが、「3000万+相続人毎600万」に
 引き下げられています。さらに死亡保険の非課税枠を縮小して相当な増税
 を予定しています。

 相続税はスイス・スウェーデン・イタリア・カナダ・シンガポール・タイ・
 マレーシア・オーストラリア・ニュージーランドなど廃止している国も多
 く、これから廃止に向けて動いている国も増える中で、「死者に鞭打つ」
 時代遅れの税金でありながら、日本では裕福な層から効率的に税金を徴収
 できるシステムとしてますます強化しようとしているのです。

 子供たちのために必死で働き蓄えた資産、すでに所得の段階で納税してい
 る資産への再課税が一層厳しくなり、原発の健康不安は増大し、そしてな
 により国(政府)に対する信頼が喪失している今の日本。日本人として、
 1人の親として、未来を担う世代へいかに資産を残せるのかー今こそ、世
 界を視野に入れた相続対策に踏み出す時です。

 海外相続、相続対策について詳しく資料を元にご案内させていただきます。
 下記メールアドレスまでお問合せください。



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 4. 移住会員さま/NZコラム

   Four Paddleさんのニュージーランドコラム
   「トレイルランニング2」

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 前回に引き続き今回もトレイルランニングのお話ですが、12月には山歩き
 で有名なケプラートラックでトレイルランが行われます。こちらは世界各
 国からトレイルランナーが集まるとても大きな大会で、絶景の山岳地帯を
 走りたい方はぜひおすすめです。

 アドベンチャーレースとは?1989年に、フランス人のジェラール・フュジー
 が、ニュージーランドで開催した「レイド・ゴロワーズ」が、世界初のア
 ドベンチャーレースとされています。チームを組み、1日以上かけて自然を
 フィールドにしてチームで競うものです。日本では3日間くらいのものが主
 流だそうですが、ニュージーランドですと5日間くらいのものもあります。

 スイミングや、マウンテンバイク、カヌー、マラソンなどがあり、食料、
 テント、寝袋などを持ちレースに参加するそうなので、聞いてるだけで大
 変だなと気が遠くなりますが、日本でも今はとても人気があるようで、あ
 ちこちで開催されているようです。

 コンパスを使っての地図読みなども必要不可欠とあり、チームワーク&練
 習&経験&体力など全て揃えないと良い結果は出せないようです。世界大
 会もあり、世界規模ですとこのレースはとても有名だそうです。

 必ず持つ持ち物なども厳重にチェックされ、レース中は必ず保険に参加す
 る事など、1つでも足りないと参加できないと聞きました。それだけ過酷
 なレースなのだなと感じます。又一定の基準値体力を満たす事が条件のも
 のもあるようです。そこで認められない場合はエントリーしていても不参
 加になります。

 2月に友人が1週間のアドベンチャーレースに参加したのですが、インター
 ネットの書き込みで集まったにわかチームだったために、顔合わせは当日
 までできず、意思疎通も難しく、レース運びもうまくいかず、途中で棄権
 をせざる得ない状況になったそうです。

 やはりこういうチーム戦のレースはチーム内の信頼関係やレースに対する
 思い(レースを楽しみたいのか?それともレースに勝ちたいのか?)を明
 確にしてかなといけないものなのだなと感じました。

 1番近いレースでは9月にワナカで行われる『Spring Challenge』というも
 のがあります。

 日本人チームも参加とお知らせに書いてありましたので、ぜひ応援したい
 です。日本人は輪を大事にするのできっとよいチームワークで良い結果が
 得られるのではないかなと予測します。

 興味のある方はぜひおすすめです。クイーンズタウン現地の日本人もチー
 ムを募集しています。

 このアドベンチャーレースには全行程日本語ガイド付きのツアーもあるの
 で、英語が苦手な方でも参加できますし、英語が苦手でもなんとかなる!
 という方は、日本語ガイド付きツアーより格安でご参加できますので、興
 味のある方は要チェックです。


 トレイルラン、またはクイーンズタウンに関してお気軽にお問い合わせく
 ださいませ。

 http://queenstownss.co.nz/ 



 ■Four Paddleさんのニュージーランドコラムバックナンバー:

 「クイーンズタウン トレイルランニング1」
  https://eastwind.co.nz/mailmagazine/index.php?vol=197

 「ニュージーランドでの庭作り2」
  https://eastwind.co.nz/mailmagazine/index.php?vol=194

 「ニュージーランドでの庭作り」
  https://eastwind.co.nz/mailmagazine/index.php?vol=190




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 <編集部より>

 次回の移住メルマガは6月8日の配信となります。

 どうぞお楽しみに!



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【あなたにもできる! ニュージーランド移住情報 】
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