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Vol. 118 NZの保育園事情

VOL.118 2012年2月27日 ────────────────────────
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               発行:イーストウィンド <隔週月曜配信>
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 皆さま、こんにちは。


 昨日日曜日は、オークランドで「第11回 JAPAN DAY」が開催されました。
 
 この移住メルマガでも紹介している、
 ホリスティックニュージーランドも出品しており、
 多くの方に興味を持っていただけたようです。

 「JAPAN DAY」といっても来場者の日本人比率は、2割弱といったところで、
 オークランド在住の様々な国籍の方が訪れて、
 日本の製品や日本文化に触れていました。

 これから移住者が増えていくごとに、この「JAPAN DAY」も
 さらに盛り上がっていくことになるだろうと感じています。
  

 それでは今回のメルマガをお届けします。


 (き)



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 今日のメルマガラインナップ

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 1.ニュージーランドのDay Care(保育園)事情

 2.ファイナンス
  「 今後のインフレ予想は急落するも、楽観的 」

 3.連載コラム! 周さんのNZ生活(Vol.112)

誰が支える「ものづくり日本」

 4.ホリスティックニュージーランドからのお知らせ



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  1.ニュージーランドのDay Care(保育園)事情

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 ニュージーランドに住んでみたい!

 そのようなお問合せをいただいており、最近では小学生以下の幼いお子様
 と一緒に移住をご検討されるご家族も増えています。

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 基本的なニュージーランドの教育事情については、
 過去のバックナンバーもご参照ください。

 ○ニュージーランドの教育制度
 https://eastwind.co.nz/mailmagazine/index.php?vol=59

 ○ニュージーランドの教育ってどんな感じ?
 https://eastwind.co.nz/mailmagazine/index.php?vol=108
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 では、実際に幼いお子様が小学校に入るまでの過ごし方について、ご案内
 いたします。

 ニュージーランドでは、5歳の誕生日を迎えると、year1(1年生)として
 小学校に通うことができます。それまでは、Kindergarten(幼稚園)に通
 う子どもが多いです。ほとんどのKindergartenは、3歳から通園すること
 ができるので、3歳までは家や公園で遊んだり、Day Care(保育園)で過
 ごすことになります。

 0歳〜3歳:Day Care(保育園)
 3歳〜5歳:Kindergarten(幼稚園)
 5歳〜  :Primary School(小学校)

 Day Careへ通わせるか、通わせないかは、親の事情や考え方によって異な
 るので、生後間もなくDay Careへ通う子どもがいれば、1歳や2歳になって
 からDay Careへ通う子どももいます。また、Day Careへは通わず、3歳に
 なってKindergartenへ通いはじめる子どももいます。

 日本と異なるDay Careの特徴としては、ニュージーランドの習慣であるモー
 ニングティー(午前のおやつ)タイムがあることでしょう。午前の遊びが
 落ち着いた10時頃に、フルーツなどを食べます。午後を過ごす子どもたち
 にもアフタヌーンティ(午後のおやつ)タイムがあり、皆でテーブルを囲
 んで過ごします。

 ずっと親(とくにお母さん)が近くにいると思っていた子どもにとって、
 親がいなくなってしまう時間帯は不安なようです。Day Careへ行きはじめ
 る子どもや、Day Careへ通わずKindergartenへはじめて通う子どもたちは、
 親と離れたくないばかりに「行きたくない」と強く言ったり、Day Careや
 Kindergartenの前に来ても、‘まるで永遠の別れ’のように泣きじゃくっ
 て親を離れようとしなかったりします。

 Day Careの方針も様々です。最初の2〜3日は親も一緒にDay Careで過ごし
 て、徐々に子どもと親を離れさせていくようにするところがあれば、泣き
 じゃくっている子どもに有無を言わさず親と離れさせ、親には「早く帰り
 なさい(離れなさい)!」というところもあります。

 どちらが正しいかということではありませんが、あれほど泣きじゃくって
 いた子どもが、数時間後に迎えに行ってみると、楽しそうに遊び回ってい
 たり、笑顔で踊っていたりするので、そういうときに親は子どもが備えて
 いる順応力を感じるのかもしれません。それでも翌日にはまた、‘まるで
 永遠の別れ’を迎えることになるのですが。

 子どもが、親を離れることにようやく慣れるまでの期間も様々です。1週
 間という子どもがいれば、2週間から1ヶ月、1学期(3ヶ月)という子ども
 もいます。いずれにしても、子どもたちは様々です。いくつものDay Care
 やKindergartenを見学しても、子どもたちの個性を活かしてくれる自然体
 の先生ばかりです。子どもはどういうタイプなのか、何が好きなのか、得
 意なのかを知るには、よい環境と言えるかもしれません。

 個々を受け入れてくれる先生と、慣れない環境でありながらも順応してい
 く子どもたちを見ていると、自然豊かなニュージーランドに飛び込んでき
 た移住者の私たちも、自分たちの考え方や行動次第で楽しい暮らしができ
 ることを気づけるのではないでしょうか。


 ▼EAST WIND CO.,LTD 移住部門 ─────

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 お問い合わせ 
 7F The Data Centre, 220 Queen St, City, Auckland, New Zealand
 



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  2.ファイナンス 〜 今後のインフレ予想は急落するも、楽観的

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 NZ準備銀行(RBNZ)による四半期毎の調査で、向こう2年間のインフレ予
 想が前回調査の2.82%から2.5%にまで急落し、2009年3月の不況以来の大
 きな下げ幅となりました。今後2年はクライストチャーチの震災復興作業
 による建設価格の引き上げが予想されているにも関わらずこのような結果
 がでたのはやや意外と言えます。

 また同調査では、向こう1年のインフレ平均予想が、12月期調査時点の
 2.71%から2.24%へと落ち込み、賃金上昇の予想も、向こう1年が2.7%か
 ら2.4%、その翌1年が3%から2.8%へと相次いで弱まりを見せています。

 しかし、このような調査の結果となりながらも、ASB銀行エコノミストは、
 クライストチャーチ再建によりインフレ率がむこう2年で目標圏へと上昇
 し直すものと見込んでおり、RBNZも現状、調査で賃金・価格設定について
 周囲の反応が落ち着きをみせていることことから、さほど心配はしていな
 いようです。

 一方、円安NZドル高への推移を維持したまま2月に突入した為替動向は更
 に、今月中旬に行われた日銀の金融政策決定会合で、国債などの金融資産
 の買い入れ基金を10兆円増額することや、ゼロ金利政策は据え置く等の追
 加金融緩和を決定したことで即座にマーケットが反応、2月24日現在の
 円/NZドル相場では、中値で67円を超える推移を続けております。

 しかしながら、専門家の間では、今回の日銀による措置は、日本政府の債
 券規模に比べるとその額は小さく、輸出力の低下など円高をもたらしてき
 た条件は終わりに近づいているもののさほど影響力はなく、欧州情勢の悪
 化があれば、円が再び上昇する可能性が依然としてあるとみています。
 まだまだ目が離せない状況であることに変わりはないようです。

 この後もNZドル高推移が続く可能性もございますので、送金の機会をお見
 逃しなく。
 弊社の「グループ定期預金」は、現在、最高金利6.00%にて、あなたの資
 産運用をサポートしています。
 また、弊社では、安全・確実・便利に日本からニュージーランドへ送金い
 ただける「海外送金サービス」を提供しております。ご資金を送られる際に
 は、是非ご利用ください。

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  3.連載コラム! 周さんのNZ生活(Vol.112)

   誰が支える「ものづくり日本」

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 このコラムのNO110で世界の人口が昨年末で70億人を超えたことを話題に
 した。新聞もテレビも「おめでたい」とは一言も言わないところに「こん
 なに人口が増えて大丈夫か?」という不安が覗かれた。一方、日本の人口
 が減少期に入り、将来は1億人を切り高齢者人口の割合が世界一急速に増
 えていることを心配している。

 これって矛盾しているよね。地球人口が増えることはまずいけれど日本の
 人口、特に若年層が減少していることは大問題だというわけだ。これでは
 今の年金制度が維持できないというのが最大の関心事なのだ。一人の高齢
 者を支える若者が大勢で「胴上げ」している構造から少人数で支える「騎
 馬戦型」になり、将来は一人の若者が一人の高齢者を支える「肩ぐるま型」
 になるという。うまい表現だけれどこういう記事を書いている記者たちは
 将来肩ぐるまで支えてもらえるかという不安を抱える年齢層だろう。

 解決策はある。人口が爆発的に増えているインドや中国、アフリカから元
 気でやる気のある若者たちを移民させればいいのだ。こうした若い移民た
 ちに今働き盛りで、将来の不安を抱えている年齢層の年金を支えてもらえ
 ばいい。適齢期になっても結婚せず、親に寄生している若者たちにとって
 は日本は住みにくいかもしれないが、人口爆発を抱える後進国にとっては
 そんな日本でも天国だろう。食えない本国で腹をすかせているより、安い
 給料でも働いて食っていける日本は天国なのだ。

 給料が安くても働く人間が多ければ安い人件費を求めて海外に逃げていっ
 た企業も戻ってくるだろう。タイの工場が水害で機能しなくなったときタ
 イのベテラン工員を日本に招き日本人に製造の技術を教えてもらったのは
 つい先日のことだ。時代はもうそこまで来ている。「ものづくりの日本に
 活路が・・」なんてマスコミや政治家、経済学者は言うけれど絵空事だ。
 それを支える肝心の若者がいないのだ。ならばものづくり日本を移民の若
 者たちに担ってもらえばいい。

 問題はある。ことばや生活習慣の違い。人種の問題。治安。当然今よりト
 ラブルは増えるだろう。何せ日本は人種差別では世界でもトップクラスの
 国だ。アメリカの人種差別などよりその根は深い。アメリカは肌の色だけ
 だが、日本人は同じ肌、同じことばの人々さえも差別してきた。しかし移
 民が嫌ならこのまま人口減少でどんどん国力が衰え、いま高齢者が支えて
 いるものづくりの技術も失われ、あと30年もしたら世界から相手にされな
 い弱小国になるだろう。さあどっちを選ぶ?

 (周)



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  4.ホリスティックニュージーランドからのお知らせ

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 ニュージーランド原産のマオリハーブ(薬草)製品を
 取り扱っているホリスティックニュージーランドです。
 
 2月も末となりました。
 冬の終わりは嬉しいですが、
 春の訪れは、花粉症の始まりという方も多いのではないでしょうか?

 今年はホリスティックニュージーランドのアレルギーサポートで、
 辛い花粉症の症状を緩和してみませんか?
 
http://www.holisticnz.co.nz/index.php?main_page=product_info&cPath=1_11&products_id=13

 ホリスティックニュージーランド
 http://www.holisticnz.co.nz/



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【あなたにもできる! ニュージーランド移住情報 】
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 今回もご愛読いただきまして、ありがとうございました。
 次回のニュージーランド情報もお楽しみに!

 これからもどうぞよろしくお願いいたします。


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