VOL.31 2008年7月28日 ───────────────────────
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「イーストウィンド 移住メルマガ」
■■■■ あなたにもできる! ■ ■
■ ■ ■ ■
■■■ ニュージーランド移住情報 ■ ■ ■
■ ■ ■ ■
■■■■ https://eastwind.co.nz/ ■■■■■
無料メールマガジンの登録・解除はこちらから↓
https://eastwind.co.nz/mailmagazine/index.php
発行:イーストウィンド <隔週月曜配信>
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
最近、クライストチャーチの街では「Green Cabs」という緑のタクシーを多
くみかけるようになってきました。
いくつかのタクシー会社はあるものの、今までは殆どが「Blue Star Taxi」
(※車体に青いライン)か「Gold Band Taxi」(※車体に黄色と黒のライン
)でした。車体をグリーンに塗った「Green Cabs」は結構目立ちます。
先日、停まっている「Green Cabs」を見ていたら、「Eco Car」との表示があり、
よく見ると「Green Cabs」は全車「TOYOTA Prius」でした。なるほど確かに
エコですね。そのほかにも、「Green Cabs」は、世界中に木を植えていく計画
に参加しているそうです。
「Green Cabs」を利用することによって、少しでも排気ガス減少に自分が貢献
できるとしたら、それはささやかながら嬉しい事です。CO2を排出する企業
が、CO2を減らす運動に参加するのは意義のあることですね。
(よ)
◆─────────────────────────────────◆
今日のメルマガラインナップ
◆─────────────────────────────────◆
1.News ! 〜 第33回 NZ 外貨預金、不動産購入、移住説明会 〜
2. ニュージーランドのスポーツ(Vol.02) 〜 クリケット 〜
3.ニュージーランドの医療事情(Vol.08) 〜 老人フォーム 〜
4. ニュージーランド移住体験談(Vol.03)
〜 大切なのは、移住して、ここで生活するかがポイント 〜
5.連載コラム! 周さんのNZ生活(Vol.25)
〜 ブーツ、湯たんぽ、すきま風 〜
◆─────────────────────────────────◆
1.News ! 〜 第33回 NZ 外貨預金、不動産購入、移住説明会 〜
◆─────────────────────────────────◆
いまだ景気回復の見られない日本に見切りをつけて海外に移住したい!
老後はのんびりニュージーランドで過ごしたい!
でも、
本当に住むことが出来るのか?
仕事はあるのか?
物価は?
など、多くの方が同じ不安を抱えています。
ニュージーランド現地スタッフが日本に出向き、永住権取得・不動産購入
・外貨預金・起業・長期滞在希望の方々を対象に、今回で第33回目となる
外貨預金、不動産購入、移住説明会を行います。
説明会では、新移民法やビジネスの起こし方、家の購入、教育制度、政治、
経済についても触れさせて頂く予定です。
●ニュージーランド外貨預金、不動産購入、移住説明会(東京会場)
・日時 : 2008年9月14日【日】 13:00 〜 15:00(※12名様限定)
・場所 : ウェスティンホテル東京
17階エグゼクティブラウンジルーム(ミーティングルーム)
▼第33回 ニュージーランド外貨預金、不動産購入、移住説明会の
お申し込みはこちらから
↓
https://eastwind.co.nz/ew/eij/eij_semi.html
※説明会当日にご参加できないお客様や首都圏以外の地方にお住まいの
お客様向には個別カウンセリングを開催しております。
個別カウンセリングをご希望のお客様はお気軽にお問い合わせ下さい。
→ Email:
◆─────────────────────────────────◆
2. ニュージーランドのスポーツ(Vol.02) 〜 クリケット 〜
◆─────────────────────────────────◆
日本では、週末に公園で子供たちが楽しんでいるスポーツは主に野球やサッ
カーです。しかし、ニュージーランドでそれに代わるのがラグビーとクリケ
ットです。「夏はクリケット冬はラグビー」と言っても過言ではありません。
ラグビーがニュージーランドでどれだけ浸透しているのかは前回お伝えした
とおりですが、今回は、日本ではあまり聞きなれない「クリケット」という
スポーツについてご紹介させていただきます。
−クリケットとは
野球の原型といわれている英国発祥のスポーツ。1700年代(日本では江戸中
期)に英国の貴族階級の間で広まり、早くからルールが決められ、フェア
プレイを重んじてきました。球技としての競技人口は、サッカーに次いで世
界第2位(世界100カ国以上でプレイされています)。随所に英国らしい紳士
・淑女の雰囲気を漂わせており、上下白のユニフォーム、芝生のグランド、
また試合途中のティータイムなど、熱狂するというよりもゆったりと流れる
時間の中で優雅に楽しむスポーツ、それがクリケットなのです。
−クリケットのルール
試合は1チーム11人、2チームでおこないます。道具は、ボールとバットとグ
ローブ。ボールは野球と同じくらいの大きさと硬さを持っています。しかし
バットは野球のバットより短く、平べったい形をしています。グローブは捕
手のみが着用可能で、両手につけることができます。
楕円形の芝のフィールドの中央に、ピッチと呼ばれる長方形のエリアがあり
ます。これは野球でいうところの、ホームベース、1塁ベース及びピッチャ
ーマウンドが一緒になったようなものです。ピッチの両端にはウィケットと
呼ばれる柱が3本1セットで向かい合うようにして立っています。
守備側は、投手(ボウラー)と捕手(ウィケットキーパー)がそれぞれのウ
ィケットの前、それ以外の野手(フィルダー)9人は周辺で守ります。攻撃
側は、打者(バッツマン)二人がそれぞれのウィケットの前で構えます。投
手と対峙する方の第1打者をストライカー、ストライカーの反対側でランナ
ーとなる第2打者をノンストライカーといいます。
投手は、相手側のウィケットを倒そうとボールを投げます。第1打者は、投
手が投げたボールによって自分達のウィケットが倒されないように、バット
でそれを防ぎます。ウィケットが倒された場合、打者はアウトになります。
打ったときは、第1打者、第2打者ともに向かいのウィケット目掛けて走り、
ボールが返る前に二人とも到達できれば得点となります。打球がフィールド
から外へゴロで出ると4点(フォーラン)、ノーバウンドなら6点(シックス
ラン)で、野球で言うホームランに該当します。野球同様、ボールが返る前
にウィケットに到達できなかったりノーバウンドで捕球されるとアウトにな
ります。
投手は6球投げて1オーバー。オーバーするとウィケットチェンジし、同じチ
ームの別の投手が投げることになります。アウトの場合は打者交代し、10ア
ウトで攻守交代。双方の攻撃が終了し1イニングとなります。基本は2イニン
グになると試合終了です。
打者は攻撃をしながらも自分達のウィケットが倒されないように守り、投手
は守備をしながらもウィケットを倒そうと攻撃しています。攻撃と守備が一
体となった面白いゲームです。ただ試合時間が長く、最短でも4時間。多く
の試合が一日がかりで、国代表によるテストマッチでは5日間かかります。
−クリケットの特徴
<投手>
・ボールに勢いをつけるために、助走をつけて投げることができます。
・手からボールを離すときは肘を曲げてはいけません。
・地面にバウンドさせてボールを投げることができます。
<打者>
・何度空振りしてもアウトになりません。
・自分を中心にして360度どの角度へも打っても大丈夫です。
・アウトにならなければ何度でも打つことができます。
・打者はふたつのウィケットの間を行ったり来たりします。
・第一打者と第二打者が、お互いに反対側のウィケットに向かいながらすれ
違って走り、二人が1回入れ替わると1ラン(1点)が入ります。
−日本でのクリケット
実は、西洋からいち早く日本に導入されたスポーツがクリケットでした。明
治維新後、英国海軍や英国商人たちが横浜に初めてクリケットクラブをつく
り、現在の横浜スタジアムも、もともとはクリケット場でした。ただ、残念
ながら、その後、野球やサッカーの普及に押され、一時、日本ではクリケッ
トは「幻のスポーツ」になってしまいました。
近年、競技人口が再び増えてきて、男子代表/女子代表などもつくられてい
ますが、世界に追いつくのはまだまだ先です。クリケットの競技人口はサッ
カーに次いで世界第2位。世界に目をむけると、20億人以上が視聴するとい
われている4年に1度の祭典・ワールドカップ、数億円の年収を稼ぐスーパー
スターたち、10万人以上収容のスタジアムなど、日本人の想像を越えた壮大
で華やかな舞台がそこにはあります。
−ワールドカップ
2007年のクリケットワールドカップは西インド諸島でおこなわれ、スリラン
カと激闘の末、オーストラリアが優勝しました。ワールドカップ3回連続の
優勝とあって、オーストラリア黄金時代の到来です。次回ワールドカップは
インド・パキスタン・スリランカ・バングラデシュの4ヵ国共催で2011年
に開催される予定です。
−ニュージーランドでのクリケット
男子のナショナルチームは「ブラックキャップ」、女子のナショナルチーム
は「ホワイトファーンズ」と呼ばれています。クリケットは、子ども達の間
での浸透率は高いですが、国を代表するスポーツとしての人気度は、やはり
ラグビーに押され気味で、今ひとつ目立ちません。
実力としては、女子チームが世界最高レベルです。地元ニュージーランドで
開かれた2000年の女子ワールドカップでは優勝を果たしました。男子チーム
は優勝こそありませんが、こちらもなかなか健闘しています。2007年のワー
ルドカップでは3位でした。今年、男子チームは新しいクリケットのユニフ
ォームを採り入れました。クリケットは、ボールを空中で変化させるため、
試合中にボールの片側を磨くのですが、新しいパンツの一部に、効率よくボ
ールを磨くための生地が採り入れられているそうです。効果があるといいで
すね。
クリケットは、近代スポーツのうち、最も古くからルールが決められてい
たこともあり、公明正大の代名詞とされています。今でもイギリスで「それ
はクリケットではない(It's not cricket)」と言えば、「それはフェアじゃ
ない」という意味になります。
夏のシーズン中はテレビ中継をするので、ソファでくつろぎながら紅茶とお
菓子でゆったり観戦する、英国的休日の過ごし方を一度試してみてはいかが
でしょうか。
◆─────────────────────────────────◆
3.ニュージーランドの医療事情(Vol.08) 〜 老人ホーム 〜
◆─────────────────────────────────◆
定年後に住んでみたい国、老後に住みたい国などのランキングで、常に上位
にランクされる国、ニュージーランド。豊かな自然に囲まれ、ゆっくりとし
た時の中で生活ができるニュージーランドですが、年齢を重ねるにつれ、や
はり普段の日常生活の中で、色々と不便なことは必然的に出てくるものです。
ニュージーランドでは、高校を卒業すると同時に、親元を離れ、自立した生
活を送る事がごく一般的である為、日本の様に子供の成人後や結婚後も親と
子供が同居をしたり、子供が親の介護をするという習慣は、ほとんどありま
せん。
その為、高齢者の方で身の回りの世話や介護が必要になった場合、また日常
生活の中で不便を感じる様になった場合、日本でいう老人ホームに入居する
という方々がいらっしゃいます。今回はニュージーランドの老人ホーム事情
について、実際の施設のケースを見ながらお話させて頂きたいと思います。
ニュージーランド国内には、厚生省に登録されているだけでも、全国で1000
件近くの老人ホームがあります。ニュージーランドでは老人ホームというと
レストホーム+病院、またはレストホームのみのいずれかに分かれます。
レストホームとは、一戸建て、又はアパートメントの部屋をお年寄りが購入
または借りることができる住宅の事を言います。
ニュージーランドの老人ホームは、施設や運営会社によっても異なりますが
一つの街のようになっているものが多く、一つのエリア内に、いくつかの
レストホーム(アパート、一戸建ての住宅)がまとまって建っており、その
他にも、共同で使えるアメニティーや、施設も併設されています。これらの
施設は総称して、「リタイアメントビレッジ」と呼ばれています。もう一つ
のタイプにあるように、中には病院が併設されているリタイアメントビレッ
ジもあり、必要なサポートレベルによって、自分のニーズに一番合った施設
に入居することが出来ます。
例えば、リタイアメントビレッジへの入居を将来の不安から決断、しかし、
自分の身の回りの事は自分自身でできるという人は、住宅の購入だけで、そ
の他のサービスを受ける必要はありません。後々、自分の身の回りの世話が
困難になった時、健康状態が変わった時には、サービス内容を変更して必要
なサポートを受ける事が出来ます。この様なフレキシブルな受け入れ態勢、
またはサービス内容によって、長期間の滞在が可能になるのです。
リタイアメントビレッジに併設されている施設やサービスは、それぞれのビ
レッジによって多少の違いはありますが、高齢者の方々が安心で快適、便利
な生活を送る為の備えは、どのビレッジも変わりはありません。例えば、24
時間の医療体制、食事の提供、掃除、洗濯などのサポート、緊急ベルの設置
など、医療面と日常生活に不可欠な事柄は全て整っています。
また、いくつかのリタイアメントビレッジでは、高齢者の方々が住み慣れた
我が家の様にリラックスして生活が出来るようにと、これまでの住まいで使
用していた家具などをビレッジに持ち込む事ができる様になっています。こ
れは、物を大切にするニュージーランド人、また、新しい環境での生活に不
安を抱いている高齢者の方々にとっては、とても嬉しいシステムです。
小規模から大規模まで様々なリタイアメントビレッジがありますが、今回は
その中でも特に施設が充実しているNgaio Marsh Retirement Village(Web
サイト
http://www.ngaiomarsh.co.nz )について説明したいと思います。
Ngaio Marsh Retirement Villageは、Ryman Health Care Ltdという老人ホ
ーム提供会社によって運営されており、このRyman Health Care Ltdは過去
6回に渡り、ニュージーランドのベストリタイアメントビレッジ(優れた施設
に贈られる賞)を受賞しています。ニュージーランドでは、ほとんどの老人
ホームが民間によって運営されているように、Ryman Healthcare Ltdもクラ
イストチャーチに本社を置き、全国的にリタイアメントビレッジを展開して
いる民間の株式会社です。
Ngaio Marsh Retirement Villageではインデペンデント、アシステッド、レ
ストホーム、病院の4つの異なる生活形態を用意しています。 インデペン
デントでは、住人の独立性を尊重したリゾートスタイルの移住環境の提供、
アシステッドでは、ある程度の独立性を尊重しながらも、掃除、食事などの
サービスを提供、レストホームでは、一日または短期間からのサービスを
受けることができます。病院では、医師、看護士たちによるケアを受ける事
が出来ます。
施設内には、プール、スパ、ゲートボール場、テニスコート、散歩コース、
ビューティーセラピー、ショップ、ビリヤード場、パターゴルフ、ペタンク、
ボーリング場、中庭、図書室、バー、インターネットカフェ、ダイニングル
ーム、へアーサロン、ラウンジ、インドアボール場などが併設されています。
また一年を通して様々なイベント(ダンスパーティー、遠足、講演会、コン
サートなど)が行われています。その他にもダンス、体操教室、料理教室な
ど、老後を豊かで充実した時間を過ごせる様に、様々なアクティビティーや
コミュニティーがあります。
多くのリタイアメントビレッジでは、年に数回、入居希望者を対象に、体験
入居の様な催しを開催しています。それぞれのリタイアメントビレッジに
特性があるので、体験入居でその特性を見極め、自分のスタイルに一番合っ
たビレッジに入居することが出来ます。
ニュージーランドでは、今後10年間で、65歳以上の人口が100,000人増え、
566,000人に、更に2021年までには、781,000人に達するとみています。
今現在では、65歳以上のリタイアメントビレッジの入居率は5%程度にしか過
ぎませんが、これから、ビレッジの絶対数が増え、インフラ、法律などが更
に改善されれば、入居率も格段に上がると予想されます。
また、法律に関しては、2003年にRetirement Village Actという新しい法律
が既に施行されました。この法律は、利用者のリタイアメントビレッジで快
適な生活を送るにあたっての権利の確立、またそれによって一層、リタイア
メントビレッジ自体を繁栄させるのが狙いです。この法律の中では、例えば
提供者側の情報開示の義務、説明義務、また両者が契約するに当たって、利
用者側の弁護士に内容をチェックしてもらい、契約書にサインをしてもらう
必要があります。
リタイアメントビレッジ業界のこうした需要増加に伴い、オーストラリアな
どの外国資本のリタイアメントビレッジ提供会社も、続々とニュージーラン
ド市場に進出しています。これからニュージーランドのリタイアメント市場
は、数もクオリティーも飛躍の時を迎えそうです。
◆─────────────────────────────────◆
4. ニュージーランド移住体験談(Vol.03)
〜 大切なのは、移住して、ここで生活するかがポイント 〜
◆─────────────────────────────────◆
このコーナーでは、ニュージーランド移住へ向けて頑張っている人や
現地生活を楽しんでいる方々を「 ニュージーランド移住体験談 」
としてQ&A形式でご紹介していきます。
第3回目の今回は、オークランドでキャリアアップカウンセリングを
主軸とする留学代理店を経営しているS.N 様をご紹介いたします。
▼ Q1.ニュージーランドへ行こうと思ったきっかけは何ですか?
ニュージーランドに来る前に、カナダとオーストラリアへそれぞれ
1年間、ワーキングホリデーを利用して渡航しておりました。その
他、半年くらいかけて、ヨーロッパを旅し、旅の最後2ヶ月間、イ
ギリスにも滞在しました。
そして、ニュージーランドへ来ようと思ったのは、ワーキングホリ
デーで3カ国制覇しよう!という、なんとも単純な思いから、ニュ
ージーランドに着ました。3カ国目の長期滞在だったこともあり、
最初から働くことが目的でした。そして、運よく、渡航して2日目
には、ツアーガイドの仕事が決まり、その後、大手留学代理店に就
職しました。
ですので、移住をしよう!と思ってニュージーランドに着たわけで
はなく、最初は、ニュージーランドでワークビザを取得して働くこ
と自体、よく分からなかったです。
▼ Q2.日本ではどんなお仕事をされていましたか?
海外を旅していたこともあり、定職には就かず、ずっとフリーで働
いていました。今でいう派遣とかではなく、学生時代にイベント企
画の会社で働いていたこともあり、その会社の関連会社で、働かせ
てもらっておりました。ですので、やっていたことは、イベント企
画・営業、ラジオやイベントのMC、雑誌のライター、ツアーコン
ダクターなど、実にいろんなことをしておりました。
そして、ある日、このままでいいのか?!と思い、初めて就職した
先は、子どもに英語を教える会社でした。そこでは、1万人以上い
る生徒や300人以上いる講師の管理や教育指導、他、1年を通じ
てのイベントや海外留学の企画や運営など、とても興味深い仕事を
沢山経験しました。
▼ Q3、現在は、何ビザをお持ちですか?
また取得される際のエピソードをお聞かせください。
現在、永住権を取得しております。
私の最終学歴は、短大卒業なので、ずっと、永住権を取得するのは
難しいといわれておりました。また、日本で定職に就いていたのが
2年間だったので、職歴に対するポイント取得も期待できるもので
はありませんでした。 どちらにしても、日々の業務が充実してお
り、働くことが目的で生活していたので、永住権にはあまりこだわ
っておりませんでした。
そんな時、ワークビザを取得して、4年くらいたった頃でしょうか、
永住権取得の基準が変わり、学歴に関係なく、 現在就いてるポ
ジションが高ければ、永住権を取得できるようになりました。それ
で、イミグレーションから、「永住権を取得されたらどうですか」
とレターが来たので、それであれば取ろうかな、ということで、
申請しました。 おかげさまですぐに取得できました。
▼ Q4.ニュージーランドでは、どのような生活を送っておられますか?
2年半前に起業し、キャリアアップカウンセリングを主軸とする
留学代理店を経営しております。
↓この続きは、弊社ホームページで見ることができます。
https://eastwind.co.nz/residence/expinfo/expinfo-08.html
ご意見・ご感想はこちら
→
◆─────────────────────────────────◆
5.連載コラム! 周さんのNZ生活(VOL.25)
〜 ブーツ、湯たんぽ、すきま風 〜
◆─────────────────────────────────◆
日用品雑貨のチェーン店「ウエアハウス」に冬になると売り出すものがある。
その中の一つがブーツだ。スエードの外側で中は起毛してありいかにも暖
かそうだ。最初見たときは外出用だと思った。それにしては雨の多いニュー
ジーランドの冬にスエードと言うのも変だ。靴底を見てみると柔らかく外で
は履けそうもない。そうか、これは室内用なのだ。
一般論だがニュージーランドの家は総じて安普請である。日本の建築法では
とても許されないような外壁、床、窓。二階のリビングから張り出したデッ
キを支える柱などは見るからに細く、いったん地震が来たらひとたまりもな
さそうだ。しかし、ここではそれでいいのである。地震も何十年か前に震度
4があったと言うが日本のような地震国ではない。冬に降る雨は時として強
風を伴うが毎年のように日本を襲う台風よりは被害が少ない。従って建築の
レベルもゆるいのであろう。
床下から襲ってくる寒気はスリッパではとても防ぎきれない。室内ブーツの
登場である。オークランドは東京の真冬より最低気温が高いがよほどしっか
りした家でないと室内の寒気は東京より厳しい。そこで就寝時に役立つのが
湯たんぽだ。小型の水枕かと思っていたが実は昔懐かしい湯たんぽなのであ
る。だが、熱湯を入れてベッドで使うものである。メーカーが気になる。よ
く見るとmade in「C」でなくて「G」(Germany)だ。安心して買う。国のブ
ランド力とは恐ろしいものだ。
それにしてもすきま風には悩まされる。特に風の強い日はドアの下から冷た
い外気が押し寄せる。初めてオークランドの冬を経験した年はたまりかねて
バスタオルや衣類をドアの下に置いて寒気の侵入を防いだ。いったいKIWIは
このすきま風をどう防いでいるのだろう。みんな我が家のようにタオルや衣
類を動員しているのだろうか。
やはりウエアハウスの売り場の一角にそれはあった。サルやライオンの顔を
した妙なぬいぐるみである。顔から直径10センチほどの胴体が横長に80セン
チついている。足はない。顔はサルだが胴体はヘビを想像したら分かりやす
いだろう。一見ぬいぐるみだがおもちゃ売り場でないところに置いてあるの
でピンときた。付いているタッグを見てみると「Door Stopper」。うそ付け
!これは「Door (すきま風)Stopper」だろう?一本8ドル99セント(約800
円)で二本買った。家に帰ってドアの下においてみると長さはぴったり。今
年の冬。我が家のすきま風はサルとライオンが防いでいる。
(周)
───────────────────────────────────
【あなたにもできる! ニュージーランド移住情報 】
───────────────────────────────────
今回もご愛読いただきまして、ありがとうございました。
次回のニュージーランド情報もお楽しみに!
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
ご意見・ご感想はこちら
→
■発行周期 隔週月曜日配信
■配信元 イーストウィンド https://eastwind.co.nz/
■お問い合わせ
■バックナンバー
https://eastwind.co.nz/mailmagazine/ijyu_backnumber.htm
■無料メールマガジンの登録・解除はこちら
https://eastwind.co.nz/mailmagazine/index.php
>> このメールマガジンの内容を転載される場合はお知らせください。<<
Copyright(C) 2008 East Wind, All Rights Reserved.
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━