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Vol. 173 NZ不動産最新レポート
VOL.173 2014年5月12日 ───────────────────────
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皆さま、こんにちは。
ここ最近のオークランドでは、朝夕はめっきり冷え込み、吐く息も白くなっ
てきています。
先日近郊をドライブしてきたのですが、葉の色も、緑の中に黄色や赤といっ
た鮮やかな色も目立つようになってきました。
これから本格的な紅葉シーズンを迎え、オークランドにも徐々に冬が近づ
いてきているようです。
それでは本日のメルマガをお届けいたします。
(た)
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今日のメルマガラインナップ
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1. NZ不動産最新レポート
2. ニュージーランドよろず生活コラム(11)
「マオリ語と共に生きるニュージーランド 」
3. ファイナンス
〜動向が注目されるNZドル市況 〜
4. ご案内:いま注目される、海外相続の必要性について
5. 移住会員さま/NZコラム
Happy arrowさんのニュージーランドコラム
「ニュージーランドの小学校 ボランティア事情について(後半)」
6. ご案内:Holistic NZ 5周年記念セール
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1. NZ不動産最新レポート
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3年ごとの不動産評価額(Capital Value)の見直しがカウンシル(役所)
によって今年の7月から開始されます。新しい評価額が発表になるのは11月
の予定ですが、オークランドの3年前と現在の不動産の売買価格の伸び率は、
政府調査機関のQVによると、なんと35%も上がっているのです。NZに不動産
を保持されている方にとっては、今回の評価査定は固定資産税が上昇して
しまう要因となるかもしれません。査定の内容に関して異議などがあれば、
発表された翌月に申し立てること
が可能です。
また昨年の10月1日からNZ準備銀行(中央銀行)により施行された、
Loan to value ratio(LVR)という頭金借り入れ規制により、NZの不動産
マーケットがやや停滞しているといったニュースも時々見られますが、中
間層が購入する50万ドル〜80万ドルの不動産については動きが若干鈍くな
りましたが、依然として投資家が購入するそれ以上の価格帯の物件は、激
しく売り買いがなされているようです。
オークランドは現在北と南へ住宅の広がりを見せており、特に中心地から
車で北、高速で30分ほど行ったシルバーデールというエリアでは、ものす
ごい勢いで開発が進んでおり、1棟85万ドルほどの新築物件が次々と売却さ
れています。
現在の住宅過剰高騰がNZのバブル経済の崩壊をもたらすのではないかと一
部の経済専門家達は懸念していますが、移民の数が増え続けるなか、住宅
建築はこのまま肥大化していくものと思われ、これからのNZの住宅価格は
どこまで伸びを見せるのでしょうか。ちなみに2004年に34万ドルであった
オークランドの平均住宅価格が現在ではほぼ70万ドル、昨年からは12%増
加しています。
NZで住宅購入をしたい場合は、特に外国人だからといって規制はございま
せん。購入者は、弁護士を通じて契約書を売り手に提出し、LIM
(Land Information Memorandum:建物の建築に違法はないか)や
Property file(図面を中心とした、改築の履歴)などをカウンシルから取
り寄せ、さらにビルダー(建築士)に建物の調査をしてもらい、調査を行
うことが通例となります。その際にはCCC(Code Compliance Certificate)
などの建築対年数の基準を満たす証明書などが付随しているかどうかも、
調査のポイントとなります。上記手続きの際はNZ地元不動産業者へ希望を
伝え、物件購入の手配をしてもらうことになります。
通常NZでは、不動産の売り手(ベンダー)のみから手数料をとり、不動産
売買の仲介をします。不動産の買い手(バイヤー)から手数料は一切とら
ないため、必然的に不動産業者は売り手側の利益を考え、行動してしまう
のです。結果として、時に不動産の買い手は、不動産購入価格が政府の査
定価格より、高額だったことを知らずに購入してしまったり、不動産購入
した後、建築上不備が判明し、修繕費が購入額の半分近くかかったなどの
事例が現実にあるのです。
我々イーストウィンドは、買い手側のエージェントとして売り手のみの利
益を考える地元不動産業者と対抗し、日本から不動産購入をお考えになっ
ているお客様の利益を追求し、お客様が満足のできる不動産売買交渉、手
続き等の全ての作業をサポートしており、不動産購入後も、不動産管理、
テナント管理、売却にいたるまで、不動産に関わる全ての業務をトータル
サポートいたしております。
NZの不動産に関して購入のサポートや、何かお困りのことなどございまし
たら、お気軽にまでご連絡下さい。
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2. ニュージーランドよろず生活コラム(11)
「マオリ語と共に生きるニュージーランド 」
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ニュージーランドに暮らし始めて最初に困ったのが、「地名が覚えられな
い」ことでした。というのも、ニュージーランドではしばしば、先住民族
マオリの「マオリ語」由来の言葉や地名を使うことがあり、日本人には全
く馴染みの無い言語のせいか、覚えるのに一苦労なのです。
オタフフ、パパトートー、ワンガパラオア、カウカパカパ…ローマ字読み
すれば良いので、英語よりは日本人には発音しやすいものの、慣れない音
の連続でなかなか記憶できません。何かを郵送する際も、住所にマオリ語
の長い地名があったりすると、書き間違えないよう緊張してしまいます。
ちなみに、世界で一番長い地名(丘の名前)は、このニュージーランドに
あるそうです。
Taumatawhakatangihangakoauauotamateapokaiwhenuakitanatahu
(タウマタファカタンギハンガコアウアウオタマテアポカイフェヌアキタ
ナタフ)
ギネスブックにも世界一長い地名として登録されているそうで、「タマテ
アという、大きな膝を持ち、山々を登り、陸地を飲み込むように旅歩く男
が、愛する者のために鼻笛を吹いた頂」という意味なんだそうです。
(Wikipediaより)さて、こんな長い地名、地元の人はちゃんと記憶できて
いるのでしょうか?それじゃなくても慣れないマオリ語で、この長さ!
私は最初の「タウマタ」で既にギブアップなのですが…
と思ったら、やっぱり地元の人でも普段は「タウマタ」としか呼ばないそ
うです。
地名だけではなく、普段の生活の中でもマオリ語に触れる機会が多くある
ニュージーランドです。買物で利用するスーパーでも、「何だろう?」と
頭を傾げるマオリ語に遭遇することがあります。見ただけで分かる野菜や
果物などには「ニュージーランドではこんな名前で呼ばれているんだ!」
と驚かされ、見た目で判断できない魚の切身などは、正体は不明だけれど、
とりあえず美味しそうだから買ってみようか…という冒険心をくすぐられ
る(?)こともあり。ニュージーランド生活初心者の私には、スーパーで
のお買い物ですら、時として非常にスリリングです。
一言に「ニュージーランドはイギリス英語の国」とは言っても、本家イギ
リスの英語とも違うところが多々ありますし、アメリカ人やイギリス人の
知らないマオリ語が多用されていたりと、言語環境はとてもユニークです。
そのうち私も普通に地名がスラスラ言えるようになり、スーパーでの買い
物に冒険心がくすぐられなくなる日が来るのでしょうか。
そうなれれば、その時こそ「私はニュージーランド・エキスパート!」と
堂々と言える時なのでしょう。
■ ニュージーランドよろず生活コラム バックナンバー:
「ニュージーランド人の優しさ 」
https://eastwind.co.nz/mailmagazine/index.php?vol=172
「Jury summons(陪審召喚状)」
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「ニュージーランドDIY事情 」
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3. ファイナンス
〜NZ政府、財政健全化により財政政策は柔軟な運営へ 〜
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好調な国内景気などを背景に、他の先進国に先んじる形で、NZ準備銀行は
3月に政策金利を引き上げたのに続き、4月24日にも2ヵ月連続となる利上げ
に踏み切りました。足元の経済指標に堅調なものが目立つ中、物価上昇圧
力を抑制することが目的とみられます。NZの政策金利は 3%と、主要先進国
の中で相対的に高い水準となっているほか、同準備銀行総裁が今後も利上
げを継続する姿勢を示すなど同国の金利先高観が強まっていることから、
金融市場では、NZドルへの注目度が高まっています。
そうした中、中国向けの乳製品輸出の拡大を主なけん引役として、NZの貿
易収支の改善が続いていることも、NZドルの追い風になっていると見られ
ます。一般に、通貨高は貿易収支を悪化させるため、通貨にとって中長期
的にはマイナス要因ですが、需要の高まる乳製品を 中心として最大の貿易
相手国である中国への輸出が拡大傾向にあることや、乳製品価格の高騰な
どにより交易条件が高水準となっていることから、2013年9月以降、貿易収
支の改善が続いています。4月29日に発表された3月の貿易収支は、
9億2,000万NZドルと、市場の予想を上回る黒字額になりました。なお、3月
からは、NZドルと人民元との直接取引が始まっており、商取引における為
替コストや為替リスクの低減による価格決定面での競争力の高まりが、中
国への輸出拡大を後押しするものと期待されています。
好調な経済や追加利上げへの期待の強まりに加え、中国向け輸出の拡大な
どによる投資家の関心の高まりが、今後のNZドルの下支えになると考えら
れます。
5月6日、基準通貨ドルに対する主要15通貨の騰落率は、NZドルが上昇率
0.68% で一位を記録しました。その後、NZ準備銀行ウィーラー総裁がNZド
ルの押し下げに向けて、介入する可能性があると警告しています。
総裁は、輸出価格のさらなる低下など、経済ファンダメンタルズ(基礎的
条件)の悪化にもかかわらず、NZドルが引き続き堅調に推移すれば、準備
銀行は為替市場に介入し、NZドルを売却する可能性があるとの見解を示し
ていることから、今後のNZドル市況動向が注目されます。
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4. ご案内:いま注目される、海外相続の必要性について
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2008年にいわゆるリーマンショックで端を発した世界的金融危機と続く経
済停滞。そんな中で起こった東日本大震災の日本経済への計りがたいダメー
ジは、今後の日本の経済復興がどれほど険しい道なのかを日本国民にいみ
じくも知らしめることになりました。
これからの日本政府は「震災復興」という言葉だけを利用して、あらゆる
角度から国民に負担を課していくことは目に見えて明らかです。
それに先立って2010年、すでに2011年度の税制改革法案の中で政府は「所
得税増税」「相続税増税」「消費税増税」等の非常に大きな税制改正を通
す予定であることを発表していました。
震災後の対策に右往左往する中国会審議が延期されているものもあります
が、近い将来必ず国民の負担がさらに増大する方向に政治が舵取りされて
いくのは間違いありません。
その中でもとくに相続税の基礎控除が引き下げられました。
「5000万+相続人毎1000万」だったものが、「3000万+相続人毎600万」に
引き下げられています。さらに死亡保険の非課税枠を縮小して相当な増税
を予定しています。
相続税はスイス・スウェーデン・イタリア・カナダ・シンガポール・タイ・
マレーシア・オーストラリア・ニュージーランドなど廃止している国も多
く、これから廃止に向けて動いている国も増える中で、「死者に鞭打つ」
時代遅れの税金でありながら、日本では裕福な層から効率的に税金を徴収
できるシステムとしてますます強化しようとしているのです。
子供たちのために必死で働き蓄えた資産、すでに所得の段階で納税してい
る資産への再課税が一層厳しくなり、原発の健康不安は増大し、そしてな
により国(政府)に対する信頼が喪失している今の日本。日本人として、
1人の親として、未来を担う世代へいかに資産を残せるのかー今こそ、世
界を視野に入れた相続対策に踏み出す時です。
海外相続、相続対策について詳しく資料を元にご案内させていただきます。
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5. 移住会員さま/NZコラム
Happy arrowさんのニュージーランドコラム
「ニュージーランドの小学校 ボランティア事情について(後半)」
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2.ボランティア事情について
NZに来て1年が経ち(英語は話せませんが…)、私たち夫婦は、今年から小
学校のボランティアを始めました。日本では、遠足、校内の行事など、保
護者はあまりタッチしない、というイメージがありましたが、NZは積極的
に保護者がボランティアをしています。
前回お話しましたWaterwiseでも、保護者がインストラクターの資格を取り、
子供たちを指導しています。私もボランティアで参加していますが、英語
が話せなくても、ライフジャケットを着用し、子供たちを見守り励ますこ
となど、自分にできることをやっています。最近では、子供たちが私の顔
と名前を覚えてくれて、手を振ってくれます。忙しくても参加して幸せだ
と思う瞬間でもあります。
遠足にも保護者がボランティアで参加します。その都度ボランティアを募
りますが、最近4日連続遠足がある週がありました。毎日違う場所にバスで
行くのですが、朝も早くて少々大変でした。この遠足には3日間参加しまし
たが、終わった後ボランティアに参加した保護者に対し、子供たちが授業
の一環としてですが、お手紙を書いてくれました。感謝する気持ちを養う
という素晴らしい教育だと思います。
他にガーデニング、図書の整理など英語が話せなくても参加できるボラン
ティアもあります。
週によっては毎日のように小学校に通うこともありますが、子供たちの様
子もわかり、知らない子供たちが声をかけてくれるようになったのが一番
嬉しいです。
まだまだ知らないこと、わからないことだらけの毎日ですが、今後も自分
にできることをやっていきたいと思います。
余談ですが、自分の子供は小学校を卒業したにもかかわらず、小学校のボ
ランティアに参加している日本人ママも2名います。その方たちの活躍を見
て勇気をいただいている日々です。
■ Happy arrowさんのニュージーランドコラム バックナンバー:
「ニュージーランドの小学校 ボランティア事情について(前半)」
https://eastwind.co.nz/mailmagazine/index.php?vol=172
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<編集部より>
日本と違い、ニュージーランドの学校では、学校ごとに一部異なった授業
が行われているようです。ある程度学校側に裁量が持たされているので、
学校の特色に応じた授業を受けられるんですね。すべてが均一化された日
本の教育、個性を尊重したNZの教育、どちらが良いかは分かりませんが、
非常に興味深いですね。
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6. ご案内:Holistic NZ 5周年記念セール
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平素からHolistic NZの製品をご愛用頂きまして、誠にありがとうございま
す。
おかげさまでHolistic NZは本年で発足から5周年を迎えることとなりまし
た。これもひとえに皆様のご支援の賜物と深く感謝しております。これか
らも、より多くのお客様にこの素晴らしいニュージーランドのハーバル製
品を知って頂くべく、更に邁進していく所存でございます。
5周年記念と日ごろの皆様のご愛用に感謝の意を表しまして、10%割引セー
ルを実施中です。期間は5月1日から5月31日までの1ヶ月間です。まとめ買
いのチャンスですので、是非この機会をお見逃しなく!
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【ペット商品 新発売!】
この度、新たにHolistic NZより、ペットレメディーを発売いたしました。
ペットの、ノミや寄生虫予防にとても優れた効果をもたらすと、ニュージー
ランドで評判になっておりますこの商品を、満を持して、今回初、日本の
皆様にご紹介させて頂きます。
大切なご家族の一員でもあるペットに、高額でしかも副作用の多い、化学
薬品を使用するよりも、この安心安全なナチュラルペットレメディーをご
使用になることを、是非お勧めいたします。
この製品は、浄化作用のあるニュージーランド産カワカワというハーブと、
寄生虫の特効薬として古くから使われてきた黒クルミのエキスから作られ
ており、化学薬品は一切使用しておりません。使用方法は、ペット用のお
水や、食べ物に毎日10〜15滴を混ぜて頂くだけです。多くのお客様がその
味を心配されますが、ペットが好む味になっておりますので、無理なく服
用が可能です。
是非この機会に、お試しになってください。
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商品についてのお問い合わせやご質問などございましたら、こちらのアド
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今後とも引き続きHolistic NZをご愛顧の程よろしくお願いいたします。
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どうぞお楽しみに!
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