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Vol. 139 NZの不動産事情(物件編)

VOL.139 2012年12月17日 ────────────────────────
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               発行:イーストウィンド <隔週月曜配信>
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 皆さま、こんにちは。


 2012年、年の瀬となりました。
 こちらオークランドは、日中の気温20〜23度となり、
 昨年と比べて暖かく、過ごしやすい夏の日が続いています。

 ニュージーランドのベストシーズンですので、
 旅行やキャンプなど、お出かけ計画で忙しくなる時期でもあります。

 さて今年は、皆さまにとってどんな年だったでしょうか?
 ニュージーランド渡航(移住)へ向けて、
 準備や計画をはじめた方々が増えたように感じています。

 来年、皆さまの目標が実現されるよう、サポートしてまいります。

 2013年もどうぞよろしくお願いいたします!


 それでは今年最後のメルマガをお届けします。

 (き)



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 ●年末年始休業のお知らせ
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 イーストウィンドは、12月20日から2013年1月9日まで、
 クリスマスおよびお正月休暇となっております。
 この期間中にいただいたメールへのお返事は、
 基本的に1月10日以降となります。あしからずご了承くださいませ。
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 今日のメルマガラインナップ

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 1. ニュージーランドの不動産事情(物件編)

 2. ご案内:いま注目される、海外相続の必要性について

 3. 移住会員さま/NZコラム

  Four Paddleさんのニュージーランドコラム
  「 子ども3人が感じたニュージーランドの学校生活 」



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  1. ニュージーランドの不動産事情(物件編)

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 過去のメルマガで、不動産の売買方法をご紹介いたしました。

 ニュージーランドの不動産売買方法
 「3つの方法から選ぶ、自分に合った見つけ方」
 https://eastwind.co.nz/mailmagazine/index.php?vol=56

 今回は、ニュージーランドにある不動産の形態「一戸建て」「アパート・
 マンション」「タウンハウス」についてご案内いたします。

 ■ House(一戸建て)
 ニュージーランドの建物は、人口密度の低さから平屋が主流となっていま
 す。建物の歴史は長いものが多く、築50年以上の建物も多く存在します。
 これは、ニュージーランドの人々が建物をDIY(日曜大工)で修繕していき
 ながら生活するという習慣があります、また、湿気や自然災害が少ないた
 め、木材を食べてしまうシロアリなどがいないという環境もあります。
 土地の名義は3種類あり、Freehold / Fee simple(土地所有権あり)、
 Leasehold(土地所有権無し)、そしてCrosslease(一つの土地に複数の
 建物が建設されていて、それぞれの建物の所有者が土地を分割する)です。
 これらは、次にご紹介するアパートメントやタウンハウス、ユニットにも
 該当します。

 ■Apartment(アパート、マンションを総称して言います)
 基本的には街の中心地や郊外の一等地に建設されます。部屋に家具が付い
 ている物件が多く、Houseと比べると、賃貸の利回りが8%前後と高いこと
 が特徴です。その反面、土地の広さが狭いことから、資産価格の上昇(キャ
 ピタルゲイン)があまり見込めないということもあります。

 ■Town House(タウンハウス)/ Unit(ユニット)
 一つの土地に2つ以上の同じスタイルの住宅が並んでいる、集合住宅です。
 各住宅が独立しているものをタウンハウス、独立しておらず、隣の住宅と
 繋がっているものをユニットと呼びます。比較的安価で購入することがで
 きるため、若者を中心に人気がある物件となっています。

 以上、3つの不動産形態をご案内いたしました。

 ニュージーランドの不動産物件は、海外からの投資先としてとても人気が
 あります。その理由としては、不動産価値が上がったときのキャピタルゲ
 インに対する課税がないことが一つとして挙げられます。また、ニュージー
 ランドに居住している限りは相続税がなく、その他の税金(不動産取得税・
 印紙税など)も不動産購入時に課税されないことが大きな特徴となってい
 ます。

 近々、「不動産購入編」をご紹介いたします。どうぞお楽しみに。


 ▼EAST WIND CO.,LTD 移住部門 ─────

 ホームページ  https://eastwind.co.nz/
 お問い合わせ 
 7F The Data Centre, 220 Queen St, City, Auckland, New Zealand
 



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  2. ご案内
   〜 いま注目される、海外相続の必要性について 〜

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 2008年にいわゆるリーマンショックで端を発した世界的金融危機と続く経
 済停滞。そんな中で起こった東日本大震災の日本経済への計りがたいダメー
 ジは、今後の日本の経済復興がどれほど険しい道なのかを日本国民にいみ
 じくも知らしめることになりました。

 これからの日本政府は「震災復興」という言葉だけを利用して、あらゆる
 角度から国民に負担を課していくことは目に見えて明らかです。

 それに先立って2010年、すでに2011年度の税制改革法案の中で政府は「所
 得税増税」「相続税増税」「消費税増税」等の非常に大きな税制改正を通
 す予定であることを発表していました。

 震災後の対策に右往左往する中国会審議が延期されているものもあります
 が、近い将来必ず国民の負担がさらに増大する方向に政治が舵取りされて
 いくのは間違いありません。

 その中でもとくに相続税の基礎控除が引き下げられました。
 「5000万+相続人毎1000万」だったものが、「3000万+相続人毎600万」に
 引き下げられています。さらに死亡保険の非課税枠を縮小して相当な増税
 を予定しています。

 相続税はスイス・スウェーデン・イタリア・カナダ・シンガポール・タイ・
 マレーシア・オーストラリア・ニュージーランドなど廃止している国も多
 く、これから廃止に向けて動いている国も増える中で、「死者に鞭打つ」
 時代遅れの税金でありながら、日本では裕福な層から効率的に税金を徴収
 できるシステムとしてますます強化しようとしているのです。

 子供たちのために必死で働き蓄えた資産、すでに所得の段階で納税してい
 る資産への再課税が一層厳しくなり、原発の健康不安は増大し、そしてな
 により国(政府)に対する信頼が喪失している今の日本。日本人として、
 1人の親として、未来を担う世代へいかに資産を残せるのかー今こそ、世
 界を視野に入れた相続対策に踏み出す時です。


 海外相続、相続対策について詳しく資料を元にご案内させていただきます。
 下記メールアドレスまでお問合せください。

 EASTWIND 移住部門
 



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 3. 移住会員さま/NZコラム

  Four Paddleさんのニュージーランドコラム
  「 子ども3人が感じたニュージーランドの学校生活 」

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 ■Four Paddleさんのニュージーランドコラムバックナンバー:
 
 「小学6年生の決意」
 https://eastwind.co.nz/mailmagazine/index.php?vol=130
 
 「スイミングが大好きな娘のニュージーランドでの楽しみ」
 https://eastwind.co.nz/mailmagazine/index.php?vol=136
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 2012年はじめに子ども三人とニュージーランドにやってきました。
 ニュージーランドの第2学期がはじめる4月から学校に通い始めた3人の子
 どもたちは、この12月で無事に一学年を修了することができました。

 英語を習った事が無いので勉強についてとても心配でした。
 しかし小学生時代にアメリカで数年過ごした友人が「子どもなら英語は
 3カ月でなんとなく慣れる、大丈夫3人なら絶対に楽しく過ごせる、いい経
 験になる!」と太鼓判を押してくれたことで前へ進むことができました。

 およそ一年を振り返ってみると、子どもたちそれぞれに毎日の暮らしと向
 き合いながら、元気に過ごしてきてくれたと思います。

 ◇

 3人の子どもたちがはじめてのニュージーランドを、そして異国の学校生
 活をどのように過ごしてきたのか、子どもたちに聞いてみましたので、こ
 れから渡航される方の参考になればと思い、ご紹介いたします。

 ○次男・8歳(Year4/小学4年生修了)
 ・だらしないところがあるのですが、お世話好きな女子生徒さんが面倒を
  見てくれていて助けられています。
 ・忘れ物常習犯なので、こちらの先生がダブルチェックしてくれています。
 ・学年は違っても、男の子、女の子のお友だちが多いです。
 ・勉強も運動も一生懸命なこと。
 ・困っていることを聞いても「ない」と言っています。

 ○長女・10歳(Year5/小学5年生修了)
 ・いつもお友だちが周りにいること。
 ・学校のダンスチームの一員に選ばれ、お友だちや先生方と練習を繰り返
  し、とても良い経験をしています。
 ・先生との相性がとてもよく、かわいがってもらっているようです。
 ・勉強も運動も一生懸命に努力しています。
 ・悩みとしては、数学の文章問題が解らないことに困っています。

 ○長男・13歳(Year8/中学2年生修了)
 ・友だち作りに関しては天才的ですぐに新しい友だちができています。
 ・高校生など、彼より年齢が上のお友だちが多いです。
 ・勉強も運動も一生懸命にやっています。
 ・気が利くタイプなので、先生に重宝がられているようです。
 ・彼の疑問は、なぜ宿題はパソコンですべて行うのか?ということです。

 こうして、子どもたちから話を聞いていると、これらのことはすべて日本
 で聞いたことがあるようなことなのです。つまり、子どもたちが日本から
 ニュージーランドへ移動したものの、学校の先生や友達との関わりは同じ
 ように感じます。

 言葉は異なりますが、周りの方々が子どもたちのことを理解してくれてい
 る、子どもたちも周りの方々を理解しようとしている、そんな関係に驚き
 ました。環境は違いますが、人との関わりは基本的に同じなのですね。

 相手は老若男女、どの国籍の方であっても、3人のふるまいは全く変わり
 ません。こちらが誠実であれば、国籍や性別、年齢は変わっても、誠実な
 相手と出会うことができると小さい頃から母に教わり、それを3人にも徹
 底的に伝えていることが影響してくれていることを願っています。

 来年は新学年です。
 (※ニュージーランドの新学年第1学期は、1月下旬〜2月上旬です。)

 子どもたちは、夏は学校で何が行われるのだろう?と楽しみにしています。

 長男はいよいよハイスクールです。見学に行った時に教科ごとに決められ
 た教室へ移動する事を知り、自分のスケジュールは自分で管理していくこ
 とに少し不安のようです。日本の学校では、決められた枠の中で勉強や生
 活をし、先生が求めていることをすれば好評価を得られていた環境とは180
 度異なるので、長男がこれから、どのように成長していくのか楽しみです。


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 <編集部より>

 育ってきた環境が日本から海外へ変わると慣れるまで時間がかかりそうに
 思いますが、子どもたちの順応性は高く、すぐにお友だちができる子ども
 も多いといろいろな方から聞きます。成長期には好奇心をもって、いろい
 ろなことにチャレンジして欲しいと願う親御さんも多いと思いますので、
 暖かく見守っていきたいですね。私自身、子どもが成長して、小学生にな
 る姿も楽しみにしています。



 次回は、新年号。2013年1月14日配信となります。

 それでは、少し早いですが、
 メリークリスマス&よいお年をお迎えください。



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【あなたにもできる! ニュージーランド移住情報 】
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