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Vol. 256 総選挙後のNZ
VOL.256 2017年10月 2日 ───────────────────────
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皆さま、こんにちは。
9月24日からサマータイム(こちらではデイライトセービングと呼ばれます)
が始まり、日本との時差が4時間になりました。
これからニュージーランドは楽しみな季節に向かっていきます。
オークランドの街中では桜が満開になっているところもあり、お花見の時期
には今がよさそうですね。
それでは本日のメルマガをお届けいたします。
(た)
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今日のメルマガラインナップ
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1. 総選挙後のNZ
2. ご案内:いま注目される、海外相続の必要性について
3. 移住会員さま/NZコラム
Four Paddleさんのニュージーランドコラム
〜 クイーンズタウンの街並み 〜
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1. 総選挙後のNZ
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NZで9月23日に行われた総選挙は、結局いずれの政党も過半数を獲得するこ
とができず、政権を維持できるかどうかは、少数政党との連立に委ねられて
おり、与党の国民党を率いるビル・イングリッシュ首相と最大野党である労
働党のジャシンダ・アーダーン党首は連立政権の樹立に向けて、移民流入に
対して反対を掲げるNZファースト党のウィンストン・ピーターズ党首の支持
獲得を目指しています。
今のところ120議席のうち58議席は国民党、45議席が労働党、NZファースト
党が9議席、労働党と協力関係にある緑の党は7議席、ACT党1議席となります
が、10月7日に発表される全体投票数の約15%(384,072票)に及ぶ特別投票
(選挙登録が遅れた人や海外からの投票)の結果により、議席数が変わる可
能性があります。
今年はこれまでに270億ドル(2兆1,700億円)相当※のNZの資産が海外投資
により購入されることが承認され、また移民のネット増加数は今年の8月ま
での1年間で72,000人を超えており、NZの経済を支えるうえで海外からの資
産や移民の流入は非常に重要な要素となります。
※NZ最大のプラスティック事業であるSistema社のアメリカ資本への売却を
含む
そんな中で、NZの土地や資産を守ることや移民流入に対して反対政策を持っ
ているNZファースト党のウィンストン・ピーターズ党首が国民党、労働党の
どちらを選択するのか、いまNZ国民の注目の的になっています。
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2. ご案内:いま注目される、海外相続の必要性について
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2008年にいわゆるリーマンショックで端を発した世界的金融危機と続く経
済停滞。そんな中で起こった東日本大震災の日本経済への計りがたいダメー
ジは、今後の日本の経済復興がどれほど険しい道なのかを日本国民にいみ
じくも知らしめることになりました。
これからの日本政府は「震災復興」という言葉だけを利用して、あらゆる
角度から国民に負担を課していくことは目に見えて明らかです。
それに先立って2010年、すでに2011年度の税制改革法案の中で政府は「所
得税増税」「相続税増税」「消費税増税」等の非常に大きな税制改正を通
す予定であることを発表していました。
震災後の対策に右往左往する中国会審議が延期されているものもあります
が、近い将来必ず国民の負担がさらに増大する方向に政治が舵取りされて
いくのは間違いありません。
その中でもとくに相続税の基礎控除が引き下げられました。
「5000万+相続人毎1000万」だったものが、「3000万+相続人毎600万」に
引き下げられています。さらに死亡保険の非課税枠を縮小して相当な増税
を予定しています。
相続税はスイス・スウェーデン・イタリア・カナダ・シンガポール・タイ・
マレーシア・オーストラリア・ニュージーランドなど廃止している国も多
く、これから廃止に向けて動いている国も増える中で、「死者に鞭打つ」
時代遅れの税金でありながら、日本では裕福な層から効率的に税金を徴収
できるシステムとしてますます強化しようとしているのです。
子供たちのために必死で働き蓄えた資産、すでに所得の段階で納税してい
る資産への再課税が一層厳しくなり、原発の健康不安は増大し、そしてな
により国(政府)に対する信頼が喪失している今の日本。日本人として、
1人の親として、未来を担う世代へいかに資産を残せるのかー今こそ、世
界を視野に入れた相続対策に踏み出す時です。
海外相続、相続対策について詳しく資料を元にご案内させていただきます。
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3. 移住会員さま/NZコラム
Four Paddleさんのニュージーランドコラム
〜 クイーンズタウンの街並み 〜
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今年のクイーンズタウン周辺のスキー場は雪がとても少なかったです、朝晩
は冷え込むものの日中はポカポカ陽気の日が続いた7,8月それに加え雪も降
らないのでスキー場はこのままでは最終日までもたないのかと噂も出ていた
のです。クイーンズタウンのもう少し上にあるマウントハットスキー場はたっ
ぷり雪が降っているので何の心配もないのですが。。
しかし9月に入ってからおよそ2週間天気の悪い日が続き、その間に何度か山
にも街にも雪が降りました。まさに恵みの雪!
日本のパウダースキーとは比べものにならないけれどニュージーランドでは
これがパウダー、たっぷり降ったので数日間は新雪を楽しめました。
ですがすっかり春の陽気のクイーンズタウン、9月に降った雪、あっという
間に溶けてしまいました。ついこないだシーズンインしたと思っているのに
6月から3か月以上も過ぎてしまいワーホリや学生のスキーヤー、スノーボー
ダー達も少しずつ減り始めシーズン終わりは毎年寂しい限りです。
今年気がついた事は、カードローナーで滑る人達は必ずワナカに滞在すると
いうのが基本でしたが、今年度はクイーンズタウンに滞在するけど、滑るの
はカードローナーという人が多かったです。
一口にクイーンズタウンといっても広いので説明をするのが難しいのですが、
ワナカへ続く道、クラウンレンジという峠に近い住宅街(クイーンズタウン
空港から5分ほど)にフラットを借りてしまえばカードローナーまで車で45
分程度なのです、ワナカからカードローナーまで25分-45分かかるので
(ワナカもクイーンズタウン同様一口にワナカといっても広いのです)峠の
運転さえ嫌でなければクイーンズタウンに住むのもおすすめです。
というのもそのクラウンレンジという峠に近い住宅街の周りの開発がものす
ごいスピードでされているのです。
スーパーも3つあり野菜や肉など安いお店を探せるし、夜の12時までやって
いるウエアハウスという洋服から靴、おもちゃ食器など生活に必要なものは
ここでほぼ手に入るホームセンターのようなものもあります。
わたしは夜寝付けない時などウエアハウス内をふらっとするのが好きです。
夜の街が好きな人は気軽に街にも遊びに行けます。
周辺にはトランポリン場もありマンスリーパスなど購入すれば飛び放題、そ
の横にはスキー、スノーボードのインドアのスロープスタイル場も、ゴーカー
ト場もあります。
ワナカとは違ったスノーボード後の楽しみがクイーンズタウンにはたくさん
あるのです。しかしこの場合は車がある事が最大の条件になります、この住
宅街には市バスが通るので全く不便ではないけれど、スキー、スノーボード
をする場合は不可欠です。(クラウンレンジの峠のふもとまでの市バスがあ
りません)車の購入予定のない人でヒッチハイクで山に上がるという人は従
来どうりワナカの街に滞在するのがベストです。
今シーズンに見たこと、学んだことを次の年に最大限に活用できるように街
や人の動きをしっかり見ていようと思っています。
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れる皆様に現地の細かい情報を提供していきます。パーク情報、レイアウ
ト、大会情報や雪質、シーズン券の購入方法、オフやアフターのおすすめ
スポット、怪我や道具破損時の緊急対応、学校/仕事との上手な両立のヒン
トなどをお伝えします。
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■Four Paddleさんのニュージーランドコラムバックナンバー:
「ニュージーランドに教わった事」
https://eastwind.co.nz/mailmagazine/index.php?vol=246
「日本とニュージーランドの違い」
https://eastwind.co.nz/mailmagazine/index.php?vol=239
「スポーツ好きなニュージーランドの人々」
https://eastwind.co.nz/mailmagazine/index.php?vol=232
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<編集部より>
次回の移住メルマガは10月16日の配信となります。
どうぞお楽しみに!
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【あなたにもできる! ニュージーランド移住情報 】
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