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Vol. 7 新連載!周さんのNZ生活コラム(VOL.01)

VOL.07 2007年8月13日 ────────────────────────
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            発行者:イーストウィンド <隔週月曜12時配信>
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オークランドシティの中心部に80ミリオンもかけて建てたVECTOR ARENAは
1万2千人が収容できる巨大ドームだ。今年3月のオープン以来、世界のスーパ
ースター達がコンサートの為にわんさかやってくるようになった。

私の憧れの歌姫であるクリスティーナアギレラもコンサートをやる予定で数ヶ月前
からチケットとってウキウキ楽しみにしていたのに、当日、しかも開演数時間前に
いきなりドタキャンされたからたまらない。

メディアによると、ウイルス性の風邪が原因、只今妊娠中の彼女には無理は危険
ということでのキャンセルだったようだ。

それにしても、ファンの中には彼女のコンサートの為に航空券やホテルを予約して
オークランドへ来た人も沢山いたようだし、トレードミーというNZのオークションサイ
トでプレミアチケットを高額で買ってしまった人なんて散々。


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今日のメルマガラインナップ
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1.NZで運転免許取得
2.日本の教科書無料配布について
3.食料危機日本
4.新連載!周さんのNZ生活コラム(VOL.01)


★今回のメルマガから、
  実際にリタイア生活をニュージーランドで楽しまれている方からの
  コラムを掲載します。市井の人からの視線をお楽しみ下さいね!

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1.NZで運転免許取得
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私の父は毎年NZへドライブ旅行をする度、日本から国際運転免許証を
持参していたが、実はNZ国内において日本の運転免許証でも運転でき
る事が最近分かった。

これはLAND TRANSPORT NZとよばれる道路交通機関のウエブサ
イト上に記載されており、日本の免許書をLAND TRANSPORTが認
可する翻訳機関や大使館で英訳してもらったものを携帯していれば、
NZ入国日から最高12ヶ月まで運転する事が可能なのだ。

ちなみにオークランド領事館で免許証の翻訳を頼むと 2、3日で作成し
てくれ、料金は28ドル(2007年7月現在)。

だから、私の父のように毎年NZへ短期旅行する人は、この翻訳さえ1回
してもらえればいちいち国際免許証を取ることもなく、日本の免許証だけ
で運転が可能なのである。

ただし、NZ入国後1年経過したら、NZで運転免許を取得しなくてはなら
ない。日本で運転免許取得の経験がある人は、「大変」「お金がかかる」
というイメージがあるかもしれないが、NZの場合は「簡単で」「安く」ライセ
ンスが取得できる。

免許証の申込みはAA等のdriver licensing agentオフィスへ申込みする。

↓オフィスの場所は
http://www.landtransport.govt.nz/licensing/getting-licence/where.html

で検索可能。


先ずはオフィスへ出向いてペーパーテスト(THEORY TEST)を受ける。
このテストはとっても簡単、日本のようにひねくれた問題は出ないので、
AAやBP(ガソリンスタンド)で売っているRODE CODE STUDY BOOKという
本の問題集を購入してきちんと暗記すれば満点が取れる。

問題は35問中32問正解で合格。スクラッチ式の為、その場で合否がわか
るので合格したらその場で実地試験の予約をしよう。

ただし、この実地試験が曲者で(私の個人的な意見だが)、通常の運転
姿勢を守っていれば受かるものもそう簡単にはいかない。

例えば私の場合、事前に友達から、サイド、フロントミラーでの確認は頻繁
にするように!!と注意を受けたので、きちんと実行したが、それでも最後
には試験官に、「全然ミラーをチェックしてない!!」と注意された。

えーちゃんとチェックしてたし!と抗議したが、無視された。

目だけでは隣の試験官は気がつかないから首も動かしてアピールしないん
だよ、と後で友人に言われた。

そして私のワークメイトはこの話を忠実に受け止め、先週実地試験を受けた。
無事一発合格はしたものの、今度は「ミラーを見すぎだ」と注意された・・・(笑)

ま、こんな流れで合計でかかる費用は(ペーパー、実地試験一発合格の場合)

$154.80!!!

運転免許証はIDにもなるので、クラブやバーに行く度に持ち歩かなくてはなら
なかったパスポートが不要になる事が、一番私は嬉しかった・・。


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2.日本の教科書無料配布について
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父親の海外勤務の為にオークランドに住んでいる近所のご家族には小学生
の子供が2人いるが、この前遊びに行ったら、なんと日本の教科書で勉強し
ていた。この日本の教科書はオークランドの日本領事館から無料でもらえた
とのこと。

日本国政府では海外に長期滞在する義務教育の子供を対象に教科書を無
償配布している。これは子供が日本の学校に戻っても勉強がついていける
ように日本の財団法人が行っているサービスであるため、日本に帰る予定が
ない、つまりNZで永住する人は無料配布の対象とならない。

ただし、実際には永住権を持っている人でも日本の教科書をもらって子供に
勉強させているようだ。 特に国語は子供に勉強させたいし、無料で教科書
がもらえるというのは親にとっては嬉しいことであろう。

申込みはオークランド、ウエリントン、クライストチャーチにある領事館、大使
館窓口で申込書に記入する。 毎年注文の数のみを日本から船便で3,4月
にこちらへ到着するように手配をするため、申込みは今の時期。(今年の申
込み期限は9月14日までで、締切期限を過ぎてから申込みをする場合は日本
からの送料を自己負担することになる。)

遠方からの申込みの場合は、上記3箇所のうち、最寄の場所からの郵送料分
切手を同封する事で手配をしてくれるのだそうだ。


詳しくは最寄の領事館、大使館へお問合せください。

在ニュージーランド日本国大使館
http://www.nz.emb-japan.go.jp/about_us/index_j.htm

在オークランド日本国総領事館
http://www.nz.emb-japan.go.jp/auckland/index_j.htm

在クライストチャーチ駐在官事務所
http://www.nz.emb-japan.go.jp/consular_office/index_j.htm


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3.食料危機日本
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中国製の食料品問題が浮上してくるまで、日本の食料事情についてなんぞ
ほとんどの日本人はじっくり考えた事なんてなかったのではないだろうか。
むしろ、実際食べ物に不自由していないのだから、この中国製品の問題を
聞いても聞き流している人も多いと思う。

ただ、食料の海外依存率60%を誇る日本がそのうちの約20%を中国に依存
していると聞いたらどうであろう。 毎日の食事に中国製品が出回っている確
率が高いと思っても間違いとは言えない微妙な数値ではあるが。

そういえば、食料危機だと騒がれても、何故日本の方が外食費がずっと安い
んだろう・・とふと考えた事があったが、これってもしかして日本の外食産業が
中国産のものを使いまくっているから??

先日はロシアから活カニが輸出禁止、マグロの世界的な漁獲量制限が発表
され、これも日本にとっては大問題。カニは77%、マグロは57%を輸入に頼って
いるというのだから、マグロが近所のスーパーの店先で売られることはなくな
るかもしれない。

日本は40年前と比較して30%も食料自給率が低下し、ずっと40%のまま。
それに比べて欧米先進国では、

イギリス 46% → 74%
ドイツ 68% → 90%
アメリカ 102% → 119%
フランス 104% → 130% (いずれもカロリーベース)

と食料自給率が上昇している。自給率を上げ、自分達の国を強くし、
安定させる事に力を注いでいるのである。

NZの場合はどうか?
食料自給率(カロリーベースで)をSTATISTICS NZと呼ばれる統計の
専門部門に問い合わせてみたが分からないと言われてしまったので、
重量ベースでお知らせしよう。

野菜果物 163%(63%)
肉類 242.5%(54.4%)
魚介類 299.5%(50.2%)
(カッコ内は日本の自給率、いずれも2003年度農林水産省調べ)

何年も前のことになるが、「もう日本は崩壊するね、だから早くNZみたいに
自給自足できる国に移り住まないとまずいね。」と切実に語っていた友人の
父親の発言を思い出す。 

さらに色々と調べていたらこんな記事をみつけた。
日本の大豆の自給率がわずか4%で、海外依存の75%をアメリカに依存、
そのアメリカでは作付面積全体の86%が遺伝子組み換え(GM)大豆だと
いうのだ。計算すると60%強の割合でGM大豆を日本人は口にしていると
いう。(この遺伝子組み換えについて話すと長くなりますので、後日にします。)

こんな事言ってもみんな実感わかないんだろうなぁ、と思いながらこの記事を
書いている。私ですら散々怖い怖いといいながらも昨日の夜はチャイマで
買った冷凍餃子を食べた。


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4.新連載!周さんのNZ生活コラム(VOL.01)
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ニュージーランドにおける中国系移民の多さを反映して、オークランドには
中国系TV放送(有料)が5局ある。

8月8日、北京オリンピックまであと1年となって中国系TV局はいっせいに
この日天安門広場で行われたカウントダウンセレモニーを報じた。

その放送中こんなCMにお目にかかった。

道路で重い荷物に困っているのを見かけた若者が駆けつけて手伝う。
別のシーンでは倒れてきた積荷に危うくぶつかりそうになった女性を青年が
危機一髪、身を挺して助ける。

そして、ビルの出入り口で鉢合わせしそうになった若い男女が一瞬立ち止まり、
男性が女性に道を譲る。いずれもそのあとでお互いニッコリ。周囲の人も
それを見てにこやかにうなずくといったシーン。そして最後に「北京2008」の
文字が五輪マークとともに浮かび上がる。


オリンピックのピーアールとしてはいささか「異色のCM」である。
おそらく、このCMは世界中の中国系TV放送で流されているのだろう。

北京オリンピックの競技会場や宿泊施設の建設はIOCの報告によると「非常に
順調」だそうだ。前回2004年のアテネ大会では会場建設の遅れからロゲIOC会
長名で何度も「警告」が出されたのとは雲泥の差だ。北京オリンピックの準備は
“ハード”の面では完璧といえそうだ。

その反面、中国のリーダーたちを悩ませているのはソフト、一般市民のマナー
という点なのだろう。これより数ヶ月前にはNHKの国際放送でオリンピックを
前に北京の街角で「順番を守ろう」というキャンペーンが始まったと報じていた。

筆者もオークランドの市内でショッピングをしているとき、子連れの中国人女性に
スーッと割り込まれた経験がある。こんなとき苦笑して我慢するのが日本人だが、
このときは店員が黙っていなかった。「あなたの順番はこの人の後です」とはっき
り言ったのである。日本だとこんなとき店員は割り込んだ客に遠慮してわがままを
許してしまうところだが、さすが大英帝国の流れをくむニュージーランド。若い男の
店員だったが「お前、ちゃんと教育を受けているなあ」と頼もしく思ったものである。



環境汚染、食品の安全などでいま世界中からたたかれている感のある中国だが
このような問題も市民のマナーという面と共通するものがありそうだ。2008年の北
京には世界中から何十万という観光客が中国を訪れる。

オリンピックという華やかな舞台の裏で中国の国民は否応もなくこうした試練も
受けるわけなのである。(周)



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【あなたにもできる! ニュージーランド移住情報 】
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今回もご愛読頂き、ありがとうございました。

今後もどんどんニュージーランド情報を配信していきます。
どうぞよろしくお願いいたします。


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