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Vol. 125 バランスが取れたNZ生活
        
        
          VOL.125 2012年6月5日 ────────────────────────
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                         発行:イーストウィンド <隔週月曜配信>
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           皆さま、こんにちは。
          
           昨日月曜日はクイーンズバースデーの休日で、土曜日から3連休。
          
           家のすぐ裏にある広い公園へ子どもと訪れると、
           サッカー、クリケットとスポーツする人でずっとにぎわっていました。
           それでも、この季節の一番人気は、やはりラグビーのようで、
           公園内の至る所で、ラグビーボールが飛び交っていました。
          
           ラグビーボールで遊んでいた家族連れと親しくなって、
           高校体育のとき以来に投げてみたのですが、難しい、、、
           どうもボールを持つ手の位置が、瞬間的に左右逆になってしまうようで、
           ほとんどが、はちゃめちゃ回転でした。
           持ち方や投げるコツを教えてもらって、少しはきれいに回転しましたが、
           当たり前のようにきれいに投げている彼らは、すごいと思いました。
          
           小さな子どもから大人たちまで、ラグビーボールで遊ぶ人が多く、
           この国がラグビーが盛んである理由を再確認しました。
          
           ちなみに、野球のボールで遊んでいるのは、僕らだけでした。
          
          
           それでは今回のメルマガをお届けします。
          
          
           (き)
          
          
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           1.バランスが取れたニュージーランド生活
          
           2.連載コラム! 周さんのNZ生活(Vol.119)
          
            「 1キロ99セント 」
          
          
          
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            1.バランスが取れたニュージーランド生活
          
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           最近ニュージーランド国内で引越しをしました。ニュージーランドでは入
           居者にルールを伝えることがありますが、今回の住まいは電気量が家賃に
           含まれていることもあり、電気を大切に使ってほしいという話がありまし
           た。知人から聞いた話では、シャワー時間を設定している住まいもあるよ
           うです。その引越しをきっかけに感じた人々の電力に対する感覚と日本と
           の違いについて、感じたことを書きたいと思います。
          
           日本での日常生活と、ニュージーランドでの日常生活では様々な面で違い
           を感じます。原発に関する話題が世間を騒がせている中、やはり、日本の
           社会がどれほど電力に依存して、膨大な電気量を日々使っているか、ニュー
           ジーランドの生活を通じて感じます。
          
           例えば日本で生活していて、電気をまめに消すことはやっていても、蛇口
           から出るお湯やシャワーは流したままだったり、テレビや音楽は使ってい
           なくてもつけたままだったりして、リビングルームからキッチン、洗面所
           に至るまで、家中電気を使わない場所はありませんでした。ちょっと街に
           出れば、24時間ずっと電気がついている店やネオンがあり、真っ暗な時間
           帯はあるのかなと思うこともあります。
          
           ここニュージーランドは日本と真逆とまでは言いませんが、良いか悪いか
           は別にして、単純に比較すると、人々はじつに質素な生活を送っています。
           私欲に走らず、資源を大切に扱っているという感じがします。
          
           現代において、社会の発展や市民の日常生活と電力の関係は切っても切れ
           ませんが、電力の問題に関わらず、結果的に行き過ぎた民主主義は得てし
           て利己主義に傾きがちのように思えます。個人的には、人間らしく生活す
           るには決して健全な社会環境ではないだろうなと感じます。しかし市民は
           その恩恵に与っているのも確かなのですが。
          
           日常生活においてどこに価値を置くかは人それぞれですが、結局は何事も
           行き過ぎはよくなく、今日本人が考え直し始めているバランスのとれた生
           活を、実はニュージーランドの人々は当たり前のように送っているのだな
           と感じました。日本の人々にとって、ニュージーランドが魅力的に映って
           いる理由のひとつに、そういうところがあるのかもしれませんね。
          
          
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            2.連載コラム! 周さんのNZ生活(Vol.119)
          
            「 1キロ99セント 」
          
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           初夏が近づくとニュージーランド産のキィウイ・フルーツが東京にどっと
           入ってくる。それまで一個120‾130円したのが一個98円と安くて形もいい
           ものがそろってくる。ニュージーランドでキィウイ最盛期には1キロ99セン
           ト(約60円)とか、破格のキロ50セントというのに比べると一個で98円と
           いうのはいかにも高いと思うがそれでも東京の我が家の近くのスーパーで
           は最安値なのである。
          
           ところで、この98円という表示だ。日本では98円のキィウイに100円を出
           せばちゃんと2円のお釣りが戻ってくるが、ニュージーランドの八百屋で
           1キロ99セントのキィウイを買っても1セントのお釣りはこない。レジで
           10ドル札を出しても9ドルのお釣りしか渡されない。つまりニュージーラン
           ドの99セントは実質1ドルなのだ。なぜってニュージーランドではとっくに
           1セント硬貨は廃止されているのだ。
          
           野菜、果物に限らず衣類や家電までいかにも安く見せようと100のところ
           を99と表示するのは商売のコツだ。でもありもしない1セント安を表示し
           て客の目を引こうというのはおかしいじゃないかと日本の家庭の主婦なら
           クレームをつけそうなものだが、ニュージーランドでそんなクレームをつ
           けているのを見たことがない。それに、キロ99セントのキィウイを10キロ
           買って10ドル紙幣を出せばちゃんと10セントお釣りが来るのだからうそを
           ついているわけではないのだ。さすがにキィウイを10キロまとめて買った
           事はないけれど。
          
           そんなニュージーランドの大雑把なところを許容できるかどうかでニュー
           ジーランドに住んで居心地がいいかどうかが決まりそうだ。ところで日本
           のキィウイ1個98円という値段。100円より安く見せるのならニュージーラ
           ンドのように99円でもいいはずだが専門家によると100円のものを99円と
           すると「いかにもちょっとだけ引いて安く見せようとしている」とかえっ
           て反発を招くことがあるらしい。99円か98円か、スーパーと主婦の心理戦
           である。
          
           こんな微妙な駆け引きはたぶんニュージーランドでは必要ないだろう。
          
           (周)
          
          
          
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          【あなたにもできる! ニュージーランド移住情報 】
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           今回もご愛読いただきまして、ありがとうございました。
           次回のニュージーランド情報もお楽しみに!
          
           これからもどうぞよろしくお願いいたします。
          
          
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