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Vol. 248 NZ住宅価格推移
VOL.248 2017年6月12日 ───────────────────────
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発行:イーストウィンド <隔週月曜配信>
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皆さま、こんにちは。
ラグビーは今月から代表戦が始まりました。日本でも先週末にルーマニア戦、
今週末は既にワールドカップでのグループリーグで対戦が決まっているアイ
ルランドとの試合に臨みます。
もちろんこちらでもオールブラックスの試合はありますが、なんとその相手
にイングランド、スコットランド、ウェールズ、アイルランドの代表選手か
ら選抜結成されるドリームチーム「ブリティッシュ&アイリッシュ・ライオ
ンズ」との試合も組まれています。このチームはニュージーランド、オース
トラリア、南アフリカを4年ごとに一か国しかツアーを行わないので、各国
12年に1度しか巡ってこないのです。
このテストマッチの前に先立ち、今月頭からマオリ・オールブラックスやスー
パーラグビーチームとの対戦も行っており、いつも以上にニュージーランド
ではこのテストマッチ月間は盛り上がっています。
それでは本日のメルマガをお届けいたします。
(た)
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今日のメルマガラインナップ
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1. NZ住宅価格推移
2. ご案内:いま注目される、海外相続の必要性について
3. 移住会員さま/NZコラム
T’s Remyさんのニュージーランドコラム
〜 ニュージランドの食材でいただく和食 〜
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1. NZ住宅価格推移
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オークランドの最大手不動産エージェントのB&T(バーフット&トンプソン)
によりますと、オークションによる住宅売却率は先月34.7%ほどで、昨年同
月に50%以上であったオークションによる売却率から減少していることが分
かりました。
実際の売却数では、昨年5月のオークランド1306軒に対して今年の5月は886
軒と、420軒(32%)減少し、2010年以来の5月で最も低い数字となりました。
NZ国内の住宅価格成長率も、停滞をみせており、過去一年では合計9.7%上昇
しましたが、直近の過去3ヶ月では0.4%のみの上昇に留まっています。
特にオークランドとクライストチャーチではこの3ヶ月、価格動向が平坦、
または減少している地域もありました。
しかしながらウェリントン、タウランガ、ロトルア、クイーンズタウンなど
の一部地域では住宅価格は引き続き上昇しており、全国平均を上回りました。
LVR規制による銀行からの厳しい貸出基準や、冬に向かう季節的な要因により、
住宅市場の需要低迷は選挙後まではしばらく続いていくものと見られていま
す。
オークランドの南部ではまだ65万ドル以下の住宅を見つけることができます
が、オークランドの住宅平均価格は現在104万4,561NZドルで、前回ピークで
あった2007年よりさらに44%も上回っています。
一方realestate.co.nzなどの不動産情報ウェブサイトでは、2016年時より1.5
倍以上の数の売り物件が掲載されているため、購入希望者にとっては選択肢
の幅が広がり、希望の住宅が見つかりやすい、ということも言えます。
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7F The Data Centre, 220 Queen St, City, Auckland, New Zealand
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2. ご案内:いま注目される、海外相続の必要性について
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2008年にいわゆるリーマンショックで端を発した世界的金融危機と続く経
済停滞。そんな中で起こった東日本大震災の日本経済への計りがたいダメー
ジは、今後の日本の経済復興がどれほど険しい道なのかを日本国民にいみ
じくも知らしめることになりました。
これからの日本政府は「震災復興」という言葉だけを利用して、あらゆる
角度から国民に負担を課していくことは目に見えて明らかです。
それに先立って2010年、すでに2011年度の税制改革法案の中で政府は「所
得税増税」「相続税増税」「消費税増税」等の非常に大きな税制改正を通
す予定であることを発表していました。
震災後の対策に右往左往する中国会審議が延期されているものもあります
が、近い将来必ず国民の負担がさらに増大する方向に政治が舵取りされて
いくのは間違いありません。
その中でもとくに相続税の基礎控除が引き下げられました。
「5000万+相続人毎1000万」だったものが、「3000万+相続人毎600万」に
引き下げられています。さらに死亡保険の非課税枠を縮小して相当な増税
を予定しています。
相続税はスイス・スウェーデン・イタリア・カナダ・シンガポール・タイ・
マレーシア・オーストラリア・ニュージーランドなど廃止している国も多
く、これから廃止に向けて動いている国も増える中で、「死者に鞭打つ」
時代遅れの税金でありながら、日本では裕福な層から効率的に税金を徴収
できるシステムとしてますます強化しようとしているのです。
子供たちのために必死で働き蓄えた資産、すでに所得の段階で納税してい
る資産への再課税が一層厳しくなり、原発の健康不安は増大し、そしてな
により国(政府)に対する信頼が喪失している今の日本。日本人として、
1人の親として、未来を担う世代へいかに資産を残せるのかー今こそ、世
界を視野に入れた相続対策に踏み出す時です。
海外相続、相続対策について詳しく資料を元にご案内させていただきます。
下記メールアドレスまでお問合せください。
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3. 移住会員さま/NZコラム
T’s Remyさんのニュージーランドコラム
〜 ニュージランドの食材でいただく和食 〜
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こちらに来て、和食にこだわることが少なくなり簡単な夕食で済ませること
もありますが、やっぱり和食は美味しく、お腹が落ち着きます。
そのひとつが、納豆。近所の中国系スーパーでも日本の納豆は手に入ります
が、そこはやっぱりNZの食材にこだわりたいところ。
イネ科の植物ならば藁の代わりになると聞いて先日、早速つくってみました。
toi toiで納豆です。
toi toiとは、日本のススキのようなもの。散歩道にあったので、茎の部分
を少し拾ってきました。
NZ産の大豆を長時間蒸して、toi toiを五分ほど煮て消毒し容器の中に敷き
詰め、湯たんぽ、タオルで包み、お風呂場のボイラーの上に置いて3日ほど。
本来納豆は24時間くらいでできるようですが、温度が低かったのかもしれま
せん。何度か湯たんぽのお湯を替えながら納豆の匂いがしてきたときには、
「やった〜!」と本当に嬉しかったですね。
toi toiという銘柄のNZ産ワインで乾杯して、はじめて完成したtoi toi納豆
を美味しくいただきました。
和食は発酵や天日干しを上手に利用しているところが、大きな魅力です。
お米のとぎ汁の乳酸菌で大根を漬けて「たくあん」?を常備したり、アジが
安く手に入ったときには開いて干して干物にしたり、先日渋柿が少し手に入っ
たので干し柿にして、日本の懐かしい味を堪能しました。
和食ではありませんが、干しぶどうから天然酵母をつくり、時々天然酵母パ
ンも焼いています。
手作りは難しく手間暇がかかる、と思われがちですが、結構単純で簡単です。
人間が一生懸命、最初から最後まで手をかける必要がないのですから。途中
からは、自然にお任せです。
小学校に入学して間もなくの頃、当時は海外にいて週に1度の日本語学校補
習校でしたが、その時の理科の実験がおもしろく印象的で、それ以来、私の
一番好きなものが「科学」になりました。
物質を組み合わせると、別の物質に生まれ変わる。手を加えて創造できるこ
とを想像するだけで、わくわくします。
だから私にとって、台所は実験室?のようなものです。
あの、toi toi納豆の菌たちの働き。発酵させて漬物をつくってくれる菌た
ち。。
「いただきます。」という言葉は、動物など動く生き物だけでなく、見えな
いものたちの生命、エネルギーをもいただくことなのだと、つくづく感じて
います。
彼らの働きなくしては、和食は成り立ちません。
見えないものを意識して追求していくと、そこに私たちが人間として存在し
ている意味やこの世界の深い部分
生命とは、健康とは、病気とは、自然とは、そして幸福とは何か、など
すべてがつながって、本質が見えてくることに気づかされます。
ミクロの世界なくして、このマクロの世界はあり得ません。
..そんな風に、ミクロの世界にも思いを馳せながら
今日も、そしてこれからも
NZというこの土地で、NZでできる食材を楽しみ、ここでの日常生活を楽しみ
たいと思っています。
** T’s Remy ******************************************************
Ozospa* 製品は、現在NZより日本へ直送しています。
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■ T’s Remyさんのニュージーランドコラムバックナンバー:
「ニュージーランドの鰻」
https://eastwind.co.nz/mailmagazine/index.php?vol=241
「自由な国で子供たちの成長を見守る」
https://eastwind.co.nz/mailmagazine/index.php?vol=234
「医療現場でも効果が確認されている「NZのナチュラル製品」」
https://eastwind.co.nz/mailmagazine/index.php?vol=228
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<編集部より>
次回の移住メルマガは6月26日の配信となります。
どうぞお楽しみに!
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【あなたにもできる! ニュージーランド移住情報 】
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