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Vol. 180 ニュージーランドのロングスティ事情

VOL.180 2014年8月18日 ───────────────────────
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               発行:イーストウィンド <隔週月曜配信>
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 皆さま、こんにちは。
 
 先週末から「ザ・ラグビーチャンピオンシップ」が始まりました。

 この「ザ・ラグビーチャンピオンシップ」は、もともとニュージーランド、
 オーストラリア、南アフリカの三カ国で行っていたラグビー対抗戦
 「トライネーションズ」に、2012年からアルゼンチン代表が参加する際に
 名称変更された大会です。特に今回は来年のラグビーワールドカップに向
 けて、各国にとって大事な大会にもなります。

 先週末の第一節の結果は、シドニーで行われたオーストラリア対ニュージー
 ランドは12-12で引き分け。この試合はニュージーランドが勝てば今までの
 記録を更新する18連勝となったのですが、残念ながら連勝は伸ばせません
 でした。また2012年から4カ国になったこの大会、ニュージーランドは全勝
 で2連覇していましたが、初めて勝てなかった事になります。

 一方南アフリカのプレトリアで行われた南アフリカ対アルゼンチンは、13-6
 で南アフリカの勝ちとなりました。アルゼンチンは大会に参加してから1引
 き分け以外は全て負けているのですが、今回敵地南アフリカで接戦にまで
 持ち込めたので、今大会で初勝利がつかめるかもしれません。

 ニュージーランドの連勝が伸ばせなかったのは残念ですが、その分力が均衡
 して面白い試合が多くなりそうです。

 それでは本日のメルマガをお届けいたします。
 (た)



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 今日のメルマガラインナップ

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 1. ニュージーランドのロングスティ事情

 2. ニュージーランドよろず生活コラム(18)
   「ニュージーランドの小学校」

 3. ご案内:いま注目される、海外相続の必要性について

 4. 移住会員さま/NZコラム

   リトルフォレストB&Bさんのニュージーランドコラム
   「ニュージーランドSUSHI事情」



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 1. ニュージーランドのロングスティ事情

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 今月末に東京と大阪で開催される合同セミナーですが、お陰様で東京は満
 席となりました。

 大阪のセミナーは第2部に5席ほど未だ空きがございます。セミナーはご資
 産2億以上お持ちの方対象に投資家カテゴリの永住権申請を中心に説明して
 まいりますが、ニュージーランド観光局、移民局の各代表がニュージーラ
 ンドの魅力もご案内しますので、海外のロングスティ先としてニュージー
 ランドをご検討の近畿圏ご在住の方がこのメルマガをお読みになっていた
 ら、是非この機会に参加くださいませ。

 参加申し込みページはこちらです↓

 http://bestinvestnz.com/seminar.php

 さて、本日はニュージーランドのロングスティについてお話したいと思い
 ます。

 日本ロングスティ財団が発表した最新の「ロングスティ滞在先人気国ラン
 キング」でニュージーランドは5位となりましたが、1位はマレーシアだそ
 うです。

 マレーシアはMM2Hビザという長期滞在許可証があり、ビザ取得条件は数百
 万円を現地の銀行の定期預金に預けるなど容易で、年収が500万位のサラリー
 マンでも取得が簡単です。

 MM2Hを取得すると10年間出入国が自由に可能で、かつビザ保持期間は好き
 なだけマレーシアに住むことが出来るという魅力的なビザで、年間500人以
 上の日本人が取得しているそうです。
 ネットで調べてみると他の東南アジアでも似たようなビザを発行していま
 すね。

 例えば、フィリピンは無期限で滞在できる資格が数百万円を現地銀行に預
 けるだけで得ることが出来ます。

 一方ニュージーランドで似たようなビザといえば、リタイアメントビザが
 該当しますが、取得条件が厳しく、ニュージーランドに2年間しか滞在を許
 可しないビザなのに、日本円で7500万円を投資しなくてはなりません。

 更に年齢制限もあり66歳以上しか申請できず、600万円程の年収証明も必要
 になります。

 このリタイアメントビザは、数多くあるビザ申請の中でもっとも魅力に欠
 けたものであることは実際の取得者数をみても明らかで、

 移民局発表の統計によると、2009年7月1日〜2014年7月31日までの間に合計
 で取得者数がたった13(申請数ベース)しかありません。

 日本人はこれまでゼロ、最も多いのがイギリスが6申請、アメリカが5申請、
 中国とロシアが各1申請となっています。

 つまり、ニュージーランドにロングスティしている日本人は通常の観光ビ
 ザで滞在していることになりますが、観光ビザは滞在日数の制限が限られ
 ていて、基本最長9ヶ月で、観光ビザで最長期間滞在してしまったら、その
 後しばらくは観光ビザでNZに入国することはできなくなります。

 弊社宛のお問い合わせの中では、ニュージーランドの永住権は取得できな
 くても長期滞在を望む日本人の方は数多くいらっしゃいますので、何とか
 リタイアメントビザより条件を軽減した長期滞在ビザができればいいです
 よね。

 ということで、実は今弊社では日本人に対して特別な長期滞在ビザを新設
 してもらうよう、移民局へのアプローチを計画しております。

 長期戦が見込まれますが、これが成功するかどうか・・乞うご期待くださ
 いませ。



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 2. ニュージーランドよろず生活コラム(18)
   「ニュージーランドの小学校」

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 2009年8月に産声を上げたわが息子も、早いものでもう5歳。いよいよ今月
 から小学校です。

 日本の小学校は6歳を迎える年の4月に一斉に入学しますが、ここNZでは多
 くの子供たちが5歳の誕生日を迎えると同時に、個々に入学します。そのた
 め、日本のような全生徒を迎え入れる入学式もありません。

 学年としてはYear1から6まで、学年が変わるのは毎年2月です。入学してか
 ら2月までの間はトランジション(移行)期間として、学校生活に慣れる事
 を目的にされています。

 公立学校によっては制服が定められているところもあります。制服と言っ
 ても、日本とは大きく違い、小学校では、ポロシャツにチノパンの様なズ
 ボン、またはキュロットスカート。冬はスウェット素材のトレーナーや、
 フリースジャンパーといったものが多く、色もカラフルです。

 授業は午前8時50分から午後3時が主流ですので、両親が共働きの場合には、
 ビフォー/アフタープログラムに子供を預ける形になります。これは学校
 に隣接している場合もあれば、数校の小学校から生徒をピックアップし、
 別の施設で行なっている所もあります。

 NZでは13歳以下のお子様を一人で行動、お留守番をさせられないことが法
 律で定められていますので、このようなプログラムを利用することが主流
 です。また、3時にはお迎えの車で小学校の道がごった返すのも多く見られ
 ます。

 学年数が上がってきますと、スクールバスといって登校班での通学をする
 場合もあります。また、小学校によってはキックスクーターでの当校を許
 可しているところもありますので、登校時にはキックスクーターを蹴って
 学校へ急ぐ生徒も多く見られます。

 日本の小学校と比べますと様々な違いがありますが、子供たちが元気で健
 やかに、よい教育が受けられることを望む親の気持ちは、世界共通ですね。


 ■ ニュージーランドよろず生活コラム バックナンバー:

 「マオリの伝説」
 https://eastwind.co.nz/mailmagazine/index.php?vol=179

 「多国籍ランチ」
 https://eastwind.co.nz/mailmagazine/index.php?vol=178

 「バスでの出来事 」
 https://eastwind.co.nz/mailmagazine/index.php?vol=177



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 3. ご案内:いま注目される、海外相続の必要性について

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 2008年にいわゆるリーマンショックで端を発した世界的金融危機と続く経
 済停滞。そんな中で起こった東日本大震災の日本経済への計りがたいダメー
 ジは、今後の日本の経済復興がどれほど険しい道なのかを日本国民にいみ
 じくも知らしめることになりました。

 これからの日本政府は「震災復興」という言葉だけを利用して、あらゆる
 角度から国民に負担を課していくことは目に見えて明らかです。

 それに先立って2010年、すでに2011年度の税制改革法案の中で政府は「所
 得税増税」「相続税増税」「消費税増税」等の非常に大きな税制改正を通
 す予定であることを発表していました。

 震災後の対策に右往左往する中国会審議が延期されているものもあります
 が、近い将来必ず国民の負担がさらに増大する方向に政治が舵取りされて
 いくのは間違いありません。

 その中でもとくに相続税の基礎控除が引き下げられました。
 「5000万+相続人毎1000万」だったものが、「3000万+相続人毎600万」に
 引き下げられています。さらに死亡保険の非課税枠を縮小して相当な増税
 を予定しています。

 相続税はスイス・スウェーデン・イタリア・カナダ・シンガポール・タイ・
 マレーシア・オーストラリア・ニュージーランドなど廃止している国も多
 く、これから廃止に向けて動いている国も増える中で、「死者に鞭打つ」
 時代遅れの税金でありながら、日本では裕福な層から効率的に税金を徴収
 できるシステムとしてますます強化しようとしているのです。

 子供たちのために必死で働き蓄えた資産、すでに所得の段階で納税してい
 る資産への再課税が一層厳しくなり、原発の健康不安は増大し、そしてな
 により国(政府)に対する信頼が喪失している今の日本。日本人として、
 1人の親として、未来を担う世代へいかに資産を残せるのかー今こそ、世
 界を視野に入れた相続対策に踏み出す時です。

 海外相続、相続対策について詳しく資料を元にご案内させていただきます。
 下記メールアドレスまでお問合せください。



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 5. 移住会員さま/NZコラム

   リトルフォレストB&Bさんのニュージーランドコラム
   「ニュージーランドSUSHI事情」

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 SUSHIは、もはやニュージーランドではランチになくてはならない存在です。
 どんな小さな村でもSUSHIを売っている店があるのではないかと思うほどで
 す。でも売られているものは巻き寿司、めったに「にぎり寿司」に出会う
 ことはありません。最近では南オークランドにかなり日本のものに近い回
 転寿司店も出来て、にぎり寿司をリーズナブルな料金で味わえるようになっ
 たことは、かなり画期的なことですが、西オークランドに住んでいる私た
 ちには遠すぎる。それならば、自分で握れるようになればいいではないか、
 ということで、先日「にぎり寿司講座」を開催しました。講師は和食の職
 人である村田康治さんにお願いしました。

 最初は小麦粉粘土でシャリを握る練習をし、感覚がつかめてきた段階でお
 米を握りました。一個の握りのお米がだいたい何グラムだと、食べたとき
 に一口サイズになるのか、ネタを巻き込むように握ると口に入れたときの
 感覚が違うなど、いろいろなコツを伝授していただきました。

 この日のネタは、マグロ、カレイ、サーモン。仕入れは村田さんにお願い
 していました。こちらの魚店では、刺身はもちろん、生で食べられる用の
 魚としては売っていませんから、新鮮さを見極める目が必要になります。
 さすがプロの目で選ばれた魚だけあって、この日のお寿司は本当に美味し
 いお寿司でした。その他、こちらで手に入りやすい野菜で作る変わり寿司
 として、パプリカ寿司、ズッキーニやじゃがいも、牛肉、うなぎの寿司も
 作っていただきました。

 お寿司は見た目が華やかですし、ちょっとした訪問時に持参するのにピッ
 タリなお料理です。特にこちらに住んでいると、日本人ということで、寿
 司を期待されることが多いので、美味しい寿司を作れることは大切なこと
 です。
 
 実は先週10日ほど日本に帰国したのですが、一番の楽しみは「食」、特に
 「寿司」でした。行った店が悪かったのかもしれませんが、にぎり寿司講
 座で食べたときほどの感動が得られなかったのです。夏だったせいもある
 かもしれませんが・・。

 ニュージーランドで刺身やにぎりを食べるときは、自分で釣った魚であっ
 たり、購入するときは特に新鮮なものを選んで食べますから、常に新鮮な
 ものを食べていることになります。もしかしたら、その鮮度に舌が慣れて
 しまったのかもしれないと思いました。また、めったに食べられない貴重
 なもの、という意識が美味しさをさらに倍増させているのかもしれません。

 異国暮らしは、食べたい日本食がすぐに食べられないもどかしさはありま
 すが、逆にめったに食べられないからこそ、「有難い」という感謝の気持
 ちを持って食べることに繋がりますから、より幸せを感じられる瞬間の多
 い暮らし、と言えるかもしれません。


 ☆ Little Forest B&B ☆
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 http://ameblo.jp/littleforestbb/
 1034 Peak Road, Helensville, Auckland 0875, New Zealand
 Tel +64-9-411-7482
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 ■ リトルフォレストB&Bさんのニュージーランドコラムバックナンバー:

 「ニュージーランドの天然鰻はいかが?」
  https://eastwind.co.nz/mailmagazine/index.php?vol=176 
 「手間暇かけて作る喜びのあるNZライフ」  
  https://eastwind.co.nz/mailmagazine/index.php?vol=171



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 <編集部より>

 SUSHIは、ニュージーランドでもヘルシーフードの代名詞として大人気です
 が、リトルフォレストさんの仰るように、本格的な握り寿司を提供してい
 るお店はまだ少ないですね。
 理由のひとつに、新鮮な魚を調達するルートが非常に少ない点があると思
 います。かく言う私も、我が家のお寿司のネタは、もっぱら自分で釣った
 魚です。
 まあ、それがニュージーランドの醍醐味でもあるのですが(笑)。


 次回の移住メルマガは、9月1日配信となります。

 どうぞお楽しみに!



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【あなたにもできる! ニュージーランド移住情報 】
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