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Vol. 189 オークランドの住宅取得事情
VOL.189 2015年1月19日 ───────────────────────
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皆さま、こんにちは。
遅ればせながら、新年明けましておめでとうございます。
お正月はいかがお過ごしでしたでしょうか?
こちらオークランドの年末年始は毎日晴れが続き、まさに夏真っ盛りと
いった感じでした。
12月中頃までは曇りや雨が多く、年末年始の天気を心配していましたが、
そんな心配も吹き飛ぶような晴天が続き、多くの人が日に焼けているよう
ですね。
さて、 本号が2015年最初のメルマガ配信となります。
本年もご愛読のほどよろしくお願いします。
(た)
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今日のメルマガラインナップ
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1. オークランドの住宅取得事情
2. ニュージーランドよろず生活コラム(25)
「意外とスピード狂? ニュージーランドでの運転」
3. ご案内:国外財産調書代行サービスに関するご案内
4. ファイナンス
〜 NZ経済は好調に維持 今後2年間も+3%程度の成長予想 〜
5. ご案内:いま注目される、海外相続の必要性について
6. 移住会員さま/NZコラム
リトルフォレストB&Bさんのニュージーランドコラム
「遊ぶこと、楽しむこと」
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1. オークランドの住宅取得事情
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住宅高騰がさらに進んでいるオークランドですが、昨年は年間10.4%の不
動産価格上昇となりました。そして世界でも住宅が取得しづらい大都市の
ワースト10ということが最新の調査で分かりました。ちなみにこの調査で
は香港が世界で最も住宅取得が難しい都市にランクされています。
オークランドの不動産は現在わずかにロンドンよりも安価で購入できます
が、ロサンゼルス、トロント、ニューヨーク、パース、ブリスベン、ボス
トンよりも高価であるということです。
現在のオークランドの住宅中央値は61万ドル、一般家庭の年収の中央値は
7万5千ドルですので、年間所得の8.2倍もの金額を出さないと不動産が購入
できないことになります。
ちなみにこの数字はクライストチャーチで6.1倍(ニューヨークと同じ)、
ウェリントンは5.2倍(NZ全体の平均と同じ)です。
この背景には、政策による不十分な新築住宅の供給や不適切なインフラの
資金調達、住宅を建てるのに必要な役所の承諾書(Consent)取得に時間が
かかることなどが挙げられます。
またNZ専門の中国版住宅購入サイトなどの充実により、中国人による不動
産投機が非常に進んだことが考えられます。
このようにオークランドは収入に対する住宅価格の比率が非常に高いこと
が問題視されていますが、移民や自然増加による人口増の続く一方で、今
後の政策により、一般家庭にとって購入しやすい家やアパートの建築がど
れだけ急ピッチで行われることが課題となりそうです。
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2. ニュージーランドよろず生活コラム(25)
「意外とスピード狂? ニュージーランドでの運転」
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クリスマス休暇に入り、初めての長距離ドライブに出かけました。目的地
は映画「ナルニア国物語」の撮影の舞台にもなった、コロマンデルにある
「カセドラル・コーブ」です。
オークランドから車で3時間程の距離ですが、都会のオークランドとは全く
違う「これぞニュージーランド!」という景色を楽しむことができ、とて
も楽しい旅でした。
そんな楽しいドライブ旅行ですが一つ、とても怖かったのは車のスピード。
とにかく皆さん、飛ばすこと、飛ばすこと。少しでもノロノロすると煽ら
れて焦ってしまいます。
高速道路はそれなりにスピードを出して走行するものですし、そのように
道路もできている訳ですが、高速を降りて一般道であっても、田舎の方だ
と制限速度がなんと100キロ!見た目は普通の一般道なのに、スピードは高
速道路なみに飛ばす訳ですから、余計に恐ろしいのです。
道すがら、動物もずいぶんと車に跳ねられて死んでいました。あれだけ飛
ばして運転していると、動物が飛び出してきてもよけきれないのでしょう。
可哀想で仕方ありません。
景色を楽しみながら、普通にドライブ・・・といきたいところでも、後ろ
に何台もピッタリとくっついてきて、いかにも「早く行け!」と言わんば
かりのプレッシャーを受けると、やはりこちらもスピードを上げざるおえ
ません。結局、運転中はずっと後方車を気にしつつ、飛ばしつつ・・・の
ドライブとなってしまいました。
運転に慣れない人は無理せず、後方車を先に行かせるようにするのも、大
きな事故を起こさない、起こさせない、巻き込まれない為の手段かもしれ
ません。
ニュージーランドの人のスピード狂振りに驚きつつ、それでも楽しいドラ
イブ旅行でした。最初に驚いたのは景色の異質さです。日本や北米大陸で
は見かけないようなシダ植物、珍しい木々や花、時には鳥など、なんとも
言えずユニークな景色が広がっていました。
普段はオークランドで会社と家の往復生活な為、あまりニュージーランド
らしさを感じる場面に遭遇することはありませんでした。
今回のドライブ旅行で初めて、ニュージーランドの自然の美しさとユニー
クさを実感することができたように思います。
ニュージーランドの郊外はお店もほとんど「無い」に等しく、これほど有名
なカセドラル・コーブの周りにすら、それほどお店やレストラン、観光地で
は必須のお土産屋さんもありません。こんなところにも、ガツガツとお金儲
けに走ってしまわない、ニュージーランドの人々のノンビリした気質に感心
してしまいました。
あまり外出好きではない我が家ですが、今回のドライブ旅行ですっかり、
ニュージーランドの田舎に魅了されてしまいました。
オークランドのあくせくした忙しい生活を飛び出して、次はどこに行って
ノンビリしようか・・・次の休暇が楽しみです。
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3. ご案内:国外財産調書代行サービスに関するご案内
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本年も12月を迎え、国外に5,000万円以上の財産をお持ちの方が忘れてはな
らない、国外財産調書の季節がやってきます。
昨年の作成、提出状況を見ますと、国外財産の評価方法の難しさもあり、
かなり混乱が見られたようです。
具体的には、調書で報告すべき財産は、時価もしくは時価に準ずる価額を
日本円で評価しなければならないとのガイドラインが税務当局より出ており、
これに沿う形での制度への対応は国外の財産状況に不案内な日本在住の皆
様にとって簡単なものではないようです。
以上のような状況を踏まえ、当社では ニュージーランドへ投資されている
日本の居住者の方を対象に、2015年1月1日以降に提出される国外財産調書
の作成代行サービスを開始することになりました。
料金は11万円(税込み)となっております。
ニュージーランドの投資商品を熟知している当社ならではのサービスを是
非ご利用ください。
尚、代行サービスの受付は、2015年1月31日までとなっております。
ご興味のある方は、下記メールアドレスまでお問合せください。
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4. ファイナンス
〜 NZ経済は好調に維持 今後2年間も+3%程度の成長予想 〜
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昨年2014年のNZ経済は、実質GDP成長率が前期並みの成長を続け、好調に推
移しました。
産業別にみると、建設業が引き続き牽引役となったほか、農業や製造業が
プラス成長を維持しました。また、需要項目別では民間消費や住宅投資、
設備投資などが成長を押し上げました。
こうした経済の幅広い拡大を背景に、NZ準備銀行は、昨年7月までに4会合
連続で政策金利を引き上げ、3.50%としました。
NZドルも、昨年終盤に対円で中値94.02円という2007年以来の歴史的な高値
圏で推移しました。
NZの輸出の約3割が酪農製品、その主たる輸出先は中国であることから、
中国の構造改革に明るい見通しが出てくれば、NZの酪農製品の輸出拡大に
つながると見られていますが、通貨高が輸出を阻害している側面もあり、
政府は引き続き通貨高を警戒しています。
今後の政策金利見直しについては、昨年12月、準備銀行総裁が、「堅調な
建設、移民増などを背景に今後2年は+3%程度の成長が可能」とし、政策金
利は一段の引き上げが今後必要になるとの見解を示したのと同時に、「物
価上昇圧力は緩やかにとどまっている」と述べています。
追加利上げ実施の方向性が明確化されているものの、今年年内は基本的に
下方修正し、2015年の年末まで据え置いた後、来年2016年から利上げを再
開することが予想されます。
他の先進国通貨と比較して、NZドルの相対的な金利水準の高さは変わりま
せんが、利上げ再開時期の先送りや準備銀行の通貨安志向などを考慮する
と、当面のNZドル相場は上値が重い展開が続くと見られています。
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5. ご案内:いま注目される、海外相続の必要性について
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2008年にいわゆるリーマンショックで端を発した世界的金融危機と続く経
済停滞。そんな中で起こった東日本大震災の日本経済への計りがたいダメー
ジは、今後の日本の経済復興がどれほど険しい道なのかを日本国民にいみ
じくも知らしめることになりました。
これからの日本政府は「震災復興」という言葉だけを利用して、あらゆる
角度から国民に負担を課していくことは目に見えて明らかです。
それに先立って2010年、すでに2011年度の税制改革法案の中で政府は「所
得税増税」「相続税増税」「消費税増税」等の非常に大きな税制改正を通
す予定であることを発表していました。
震災後の対策に右往左往する中国会審議が延期されているものもあります
が、近い将来必ず国民の負担がさらに増大する方向に政治が舵取りされて
いくのは間違いありません。
その中でもとくに相続税の基礎控除が引き下げられました。
「5000万+相続人毎1000万」だったものが、「3000万+相続人毎600万」に
引き下げられています。さらに死亡保険の非課税枠を縮小して相当な増税
を予定しています。
相続税はスイス・スウェーデン・イタリア・カナダ・シンガポール・タイ・
マレーシア・オーストラリア・ニュージーランドなど廃止している国も多
く、これから廃止に向けて動いている国も増える中で、「死者に鞭打つ」
時代遅れの税金でありながら、日本では裕福な層から効率的に税金を徴収
できるシステムとしてますます強化しようとしているのです。
子供たちのために必死で働き蓄えた資産、すでに所得の段階で納税してい
る資産への再課税が一層厳しくなり、原発の健康不安は増大し、そしてな
により国(政府)に対する信頼が喪失している今の日本。日本人として、
1人の親として、未来を担う世代へいかに資産を残せるのかー今こそ、世
界を視野に入れた相続対策に踏み出す時です。
海外相続、相続対策について詳しく資料を元にご案内させていただきます。
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6. 移住会員さま/NZコラム
リトルフォレストB&Bさんのニュージーランドコラム
「遊ぶこと、楽しむこと」
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1月末まで子供たちは夏休み。ニュージーランドは国全体がまだまだホリ
デー気分です。担当者が休みなので、事務的な手続きが進まずにやきもき
することもありますが、年々慣れてきました。大人も子供も、夏を、休暇
を、存分に楽しもうとするムードは良いものです。
今夏は12月半ばまで雨が多く寒い日もあったので、皆、「待ってました!」
とばかりに遊んでいる気がします。
個人的なことになりますが、2年前に日本でヨットを購入し、昨年個人輸入
をし、今夏初めてオークランド周辺の海を楽しみました。アベノミクス前
は不況で維持費のかかるヨットを手放したい人が多かったようで、中古艇
をかなり安く購入することができたのです。輸出入の費用を含めても、同
じ船をニュージーランドで購入する半額で手に入れることができたことは
幸運でした。
学生時代にヨット部だった私たち夫婦にとってヨットを持つことは手の届
かぬ夢であり、さらにセーリングの本場であるニュージーランドで海を楽
しむ、なんていうことは、雲の上の出来事だと思っていたので、家族で海
に出たときには目にしている風景すべてが信じられない気分で、こんな日
が来るんだなぁと感慨深い想いでした。
ニュージーランドに住む人たちにとってヨットやボートはまるで2台目の車
のような感覚で、とても身近であり、夏の海はレジャーボートで溢れてい
ます。オークランドから気軽に行ける島は、ビーチが船でいっぱいで、泊
めるスペースをみつけるのが大変なほどです。小船で上陸して森歩きを楽
しんだり、風も波も穏やかな日は、ビーチで泳いだり、ウニやムール貝を
収穫したり、ヨットの上でゆっくり料理をして食べたり、やることには事
欠きません。
ビーチで泳いでいる人の中には子供も若い人もいるのですが、かなり年配
のかたが多いことは嬉しい発見でした。リタイアされた年代の人たちが、
キャッキャ言いながら、海の中でビールを飲んで浮かんでいたり、ボール
遊びしたり、まるで学生時代の友人同士のような遊び方をしていて、こう
いう姿を見て育つ子供たちは将来に希望が持てるだろうなぁと感じました。
大人が楽しそうにしていることって、子供にとって、とても大切なことな
んじゃないかと思えます。
先日、泊まりに来られたお客様が、日本では平日は仕事のための時間。
休日はカラダを休めて次の週に備える時間。年に1回取れる有給休暇中が
唯一遊ぶ時間だと話されていました。確かに、ニュージーランドに暮らし
始めて、「遊ぶ」時間が増えたことを再認識しました。どうも長年の思い
癖で「人生は忍耐である」と考えがちなのですが、こちらに住み始めてか
ら、「人生は楽しむものである」という感覚を少しずつ自分のものにして
いけている気がします。まだまだ道の途中ですが・・。
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■リトルフォレストB&Bさんのニュージーランドコラムバックナンバー
「Secondhand ShopとUpcycle」
https://eastwind.co.nz/mailmagazine/index.php?vol=187
「Foragingが楽しい季節になってきました」
https://eastwind.co.nz/mailmagazine/index.php?vol=184
「ニュージーランドSUSHI事情」
https://eastwind.co.nz/mailmagazine/index.php?vol=180
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<編集部より>
いよいよ2015年がスタートしました!
今年もどうぞ宜しくお願いいたします。
リトルフォレストさんの仰るとおり、ニュージーランドに暮らしていると、
人生は楽しむためにあるものだと実感します。私たち日本人にとっては、
なかなか受け入れ難い感覚であると思いますが。。
それにしても、ヨットをお持ちとはうらやましい限りですね。
次回の移住メルマガは2月2日の配信となります。
どうぞお楽しみに!
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【あなたにもできる! ニュージーランド移住情報 】
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